歴史がある街であることから、一年中多くの方が観光に訪れる鎌倉。

夏の風物詩と言えば何と言っても花火ですよね!

鎌倉では1949年から毎年鎌倉花火大会が行われて、鎌倉市内外から多くの人が集まります。

2017年の鎌倉花火大会はいつ開催されるのでしょうか?

混雑状況と穴場情報、そして屋台の出る場所も合わせてご紹介します。

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2017年鎌倉花火大会は中止から復活!

鎌倉 花火大会 2017 屋台 穴場

実は2017年鎌倉花火大会は、4月に中止と発表されていました。

結局は無事に開催が決定したのですが、こんなに歴史の長い花火大会なのにどうして中止の危機に陥ったのでしょうか。

その理由は鎌倉市観光協会が実行委員会から脱退したことにあります。

観光協会のパートの職員が雇い止めにあったという疑いから、鎌倉市議会は観光協会に対して理事会の議事録などを提出するよう求めました。

しかし観光協会側では議事録を提出しなかったため、補助金の予算案が否決され、観光協会の補助金はなくなりました。

補助金がもらえなければ観光協会は存続の危機ですし、もちろん花火大会の予算が出せませんので中止が決まったようです。

しかし中止の決定に納得がいかなかったのは市民でした!

「観光協会ができないなら自分たちで開催しよう!」と立ち上がり企業などから協賛金を集めて、鎌倉市主催で開催することが決まるまで頑張ったのです。

2017年の鎌倉の花火が見られるのは、鎌倉市の皆さんのおかげなのですね。

2017年の鎌倉花火大会

それでは鎌倉花火大会の日程や基本情報をチェックしていきましょう。

鎌倉花火大会

■日程:2017年7月19日(水)
■時間:19:20~20:10
■悪天候の場合:中止
■会場:由比ヶ浜海岸、材木座海岸
■打上げ数:約2,500発予定
■人出:約14万人

今年は主催者が異なりますし中止から一転して開催となっているため、これまでの花火大会とはちょっと違っています。

まず一番の問題は資金不足・・・

これまでと同規模の花火大会を行うためには1,000万円必要なんだとか。

そこでクラウドファンディングで大会運営に必要な1,000万円を支援してくれる協力者を求めていました。

花火大会当日には支援者が投稿したメッセージが読み上げられるとのこと。

「鎌倉の花火が見たい!」「歴史を途切れさせないで!」という思いから、多くの人の協力があって大会運営がされてるのを感じさせられますね。

鎌倉花火大会の打上げ場所

花火は下の地図上の赤い★印から打上げられます。

由比ガ浜海岸と材木座海岸のちょうど間あたりの海上ですね。

海上から打上げられる花火は、目線の先が海で真っ暗なため花火がよりキレイに見られるのがいいですよね。

しかも砂浜で足を投げ出して見る花火は最高!

浴衣で行く方は砂浜に直接座るのに抵抗があると思うので、レジャーシートを持参していくといいですよ。

電車でのアクセス方法

鎌倉花火大会の日には江ノ島電鉄がかなり混雑して電車に乗れない人も多いですから、JR鎌倉駅から15分程度歩き会場まで向かうのがおすすめ。

行きはそれほど混雑しませんが問題なのは帰りです。

帰りは花火の終わると同時に多くの人が駅に向かうため、人の渋滞が発生して前になかなか進まないことも。

表通りを歩いて駅まで帰ろうと思っても人混みで前に進めないために終電を逃してしまったら大変!

混雑をうまく乗り切るために、鎌倉花火大会の最後は諦めて早めに帰り支度をする方もいるほどです。

アクセス方法

■JR鎌倉駅より徒歩15分
■江ノ島電鉄・由比ヶ浜駅より徒歩5分
■江ノ島電鉄・和田塚駅より徒歩5分

駐車場はある?

花火大会用の臨時駐車場はありません。

鎌倉駅・由比ガ浜駅・和田塚駅周辺は例年交通規制が行われていますし、鎌倉の道路は狭いため渋滞は避けられません。

どうしても車で行きたい方は藤沢駅や大船駅の駐車場に停めて、電車で会場まで向かう方法も考えておいた方がいいと思います。

混雑状況は?

鎌倉花火大会では、他の花火大会ではあまり見ることのできない水中花火を楽しめることもあり、人気は非常に高く毎年混雑しています。

鎌倉の海岸で行われる花火大会ですから、昼間から海水浴に来てそのまま花火を待つ方も多いですよ。

海岸は広いから大丈夫だと思ってギリギリに行くと観覧場所がなくなる可能性も・・・

17時頃になると駅の周りはかなり混雑してきて、駅から会場までの道も大渋滞になります。

レジャーシートを敷いてのんびり花火見物をするためには、15:00~16:00頃に駅に到着して海岸を目指すといいですね。

屋台の出る場所は?

花火大会のもうひとつの楽しみと言えば屋台ですね!

鎌倉花火大会では毎年たくさんの屋台が出店しているため、ワイワイとしたお祭りの雰囲気も感じたい方にはおすすめです。

例年、屋台が出店しているのは、


●屋台は駅から会場の海岸までの沿道
●会場の由比ヶ浜海岸からすぐの鎌倉海浜公園
●会場の由比ヶ浜海岸や材木座海岸

広範囲にわたり屋台が出店しているため、駅から会場に向かうまでの間にお目当てのモノを買うのも良いですし、会場に着いてから購入することもできます。

屋台の定番のB級グルメは一通りありますし、金魚すくいなどを楽しめる屋台もたくさん出ていますから見て歩くだけでも楽しいですよ。

駅周辺には地元飲食店が一押しグルメを店頭販売しているため、クオリティの高い屋台グルメも食べられます。

また由比ガ浜や材木座海岸周辺には海の家も多く、開放的な雰囲気を感じながら食事をしたいからはこちらもおすすめです。

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定番の花火スポット

公式にも案内されている花火観覧場所は由比ガ浜海岸と材木座海岸です。

「由比ガ浜海岸と材木座海岸の2か所で行われるの?」と初めて行く方は勘違いされるかもしれませんが、2つの海岸は滑川を境に分けられているだけで、隣り合った海岸です。

真正面なのでドーンと身体に響く花火の音や臨場感を味わえますし、鎌倉花火大会の見どころである水中花火もバッチリ見られます。

ベストポジションで見るなら15:00~16:00頃に駅に到着して海岸に向かうくらい、気合いを入れていきましょう!

鎌倉花火大会の穴場情報?

「混雑に巻き込まれたくないし、そんなに長い間待てない」こんな方もいらっしゃいますよね。

今回はできるだけ混雑を回避できる穴場スポットを5つ紹介しますので、参考にしてみてください。

材木座海水浴場

穴場スポット・材木座海水浴場

■アクセス:JR鎌倉駅より徒歩15分
江ノ電和田塚駅・由比ガ浜駅より徒歩5分
■花火打上げ場所からの距離:約500m

材木座海岸もメイン会場なのですが、由比ヶ浜海岸で見ようというかたが多いため、2つの海岸を比較すると材木座海水浴場の方が空いています。

海の家は材木座海岸にもありますから、昼間から出かけて海で遊んで花火の開催時間までのんびり待つのもいいですね。

こちらから水中花火も見られるので、メイン会場で見る予定なら由比ガ浜ではなく材木座へ迷わず向かいましょう。

由比ヶ浜海岸の長谷駅側

穴場スポット・由比ヶ浜海岸の長谷駅側

■アクセス:長谷寺駅より徒歩6分
■花火打上げ場所からの距離:約800m

由比ガ浜海岸はメイン会場なので早い時間から場所取りが始まる人気スポットです。

しかし由比ガ浜の西側の長谷寺駅に近い海岸は、意外と空いている可能性が高いです。

由比ガ浜の中央付近が混雑していたら長谷寺側の海岸沿いを歩き、空いている場所を見つけてみてください。

また長谷寺駅から歩いても5~6分程度なので電車でのアクセスも抜群。

若干打上げ場所からは距離は離れてしまいますが、十分に花火が楽しめますし水中花火も見ることができますよ。

披露山公園

穴場スポット・披露山公園

■住所:神奈川県逗子市新宿5丁目4-1
■花火打上げ場所からの距離:約2.2km

混雑を避けて車で行きたい方にオススメなのが逗子の披露山山頂にある披露山公園。

会場と離れている分だけ花火は小さいものの静けさもありますから、ロマンチックな花火デートを考えている方にはおすすめの穴場スポットです。

見上げる花火も良いですが、高台に位置する披露山公園から逗子マリーナや江ノ島の夜景も見ながら花火観賞もおすすめ。

ただし駐車場は16:30で閉鎖してしまうため、逗子海岸ロードオアシスに駐車してから歩いて披露山公園へ向かわなくてはなりません。

駐車料金は30分ごとに200円で敷地内にある売店で500円以上購入すると1時間無料。

駐車場から披露山公園へはハイキングコースを20分程度歩いて到着します。

ちょっとした運動になりますね・・・

虫刺され防止のスプレーや懐中電灯があると便利ですよ。

リビエラ逗子マリーナ

穴場スポット・リビエラ逗子マリーナ

■アクセス:神奈川県逗子市小坪5-23-9
■花火打上げ場所からの距離:約1.5km

花火会場から離れているため車で行きたい方にオススメなのがリビエラ逗子マリーナ。

これだけ離れていれば渋滞とは関係ありませんし、駐車場も150台と広めなので便利。

オーシャンビューのレストランもあるため、食事をしてから花火観賞もいいですね!

ただし花火会場からは離れているため花火も小さめで臨場感を味わうことは出来ません。

食事をしながら!シードレスバー

穴場スポット・シードレスバー

■アクセス:由比ガ浜駅より徒歩5分
■花火打上げ場所からの距離:約500m

室内でゆっくりと花火を見たいなら由比ガ浜にあるカリフォルニアレストラン・シードレスバーがおすすめ。

ボリューム満点のAmericanな料理やビールやカクテルなどのお酒類もあるので、涼しい場所でゆったりと食事をしながら花火を見ることができます。

24時まで営業しているためココから花火を見てもいいですし、花火が終わった後に食事をして混雑を回避するのもアリ。

1階がサーフショップで2階にお店があるため、ちょっとだけ高い位置から花火が見られるのもいいですね。

市民の力で開催!鎌倉花火大会に行こう!

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2017年はもう少しで中止になるところだった鎌倉花火大会。

でも鎌倉市民の力で、これまでと同様の花火大会を行うことができるようになりました。

日本全国では海に打ち上げられる花火が少ないですが、海に投げ込まれて開く水中花火とスターマインの競演はすごいですよ。

それでは鎌倉花火大会の情報をおさらいしておきましょう。

鎌倉花火大会のポイント

●市民の願いで復活の花火大会
●打上げ場所は由比ガ浜海岸の海上
●臨時駐車場は無
●メイン会場で見るなら16:00には会場入り
●屋台は多数出店
●海の家や近隣の飲食店も出店
【穴場スポット5選】
●材木座海水浴場
●由比ヶ浜海岸の長谷駅側
●披露山公園
●リビエラ逗子マリーナ
●シードレスバー

電車で行くならまずは材木座海水浴場へ向かい、遅い時間にしか到着できない様であれば長谷寺駅で降りて長谷寺寄りの由比ガ浜で場所を探しましょう。

数名程度であれば広い海岸沿いなのでちょっとした場所は確保できるはずです。

車で行くなら披露山公園へ向かいましょう。

ただし20分程度のハイキングももれなく付いてくるため、食べ物や飲み物を買って向かうといいですよ。

市民の強い思いから開催されることになった歴史ある鎌倉花火大会へ、応援の気持ちも込めてぜひ訪れたいですね。

神奈川県内では夏の時期に20カ所以上で花火大会が行われています。

一覧にしてまとめましたので、下の記事も参考にしてみてくださいね。

以上、「鎌倉花火大会2017は中止から復活!屋台や穴場情報をチェック!」について紹介しました。

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