鹿児島一の繁華街である天文館を通行止めにして2日間に渡り、2万人を超える踊り手が練り踊るおはら祭り。

鹿児島県を代表する民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」を踊る姿は、街中を熱気に包んでくれます。

今回は2016年鹿児島おはら祭りの前夜祭の日程や交通規制・由来を調査したいと思います。

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鹿児島おはら祭りの由来は?

鹿児島県で行われるおはら祭りは2万人を超える踊り手が集まり、県内外からも観光客が来場する南九州最大のお祭りです。

現在では鹿児島県民には馴染み深い秋の風物詩なんですが、実は戦後たった4年後の1949年(昭和24年)に市制施行60周年を記念して始まりました。

戦時中には鹿児島市内も大きな被害を受けていて、1945年には米軍による無差別空襲で市内の93%を焼失。

民家や神社もなくなり焼野原になってしまった戦後の混乱した中で始まったのが、この「おはら祭り」なんだそうです。

時が経って今では戦争の面影もない町並みの中、たくさんの人で賑わうこの祭りにこんな歴史があったと思うと考えさせられるものがありますね。

2016年の日程

おはら祭りは毎年、文化の日の前後である11月2日・3日の2日間行われていて、今年も開催が決定しています。

2016年の日程や詳細は以下の通りです。

■日程
11月2日(水)・11月3日(木・祝)

■会場
鹿児島市東千石町ほか 鹿児島市 天文館 電車通り一帯

■有料観覧席
なし

■問合せ先
鹿児島市総合案内コールセンター 
099-808-3333

交通規制

2日間共に天文館周辺は完全通行止めになるため、その周辺で交通規制が行われます。

通行止めされる場所は鹿児島市役所前の桟橋通り~山形屋前のいづろ通~マルヤガーデンズ~タカプラ本館~高見馬場電停。

2016年の交通規制についてはまだ詳細が発表されていませんが、参考程度に2015年度の交通規制図を載せておきます。

大幅な変更はないと思われますが、参考程度にしてご覧ください。

⇒2015年11月2日交通規制

2015年11月2日は、17:00~21:30まで交通規制。

⇒2015年11月3日交通規制

2015年11月3日は、9:30~17:00まで交通規制。

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会場までのアクセス方法

広い範囲で交通規制されるので、会場周辺近くまで車で行くのは難しいと思われます。

来場者数に対して駐車場の数が少ないので、かなり早い時間に行かないと駐車できずうろうろするハメに。

駐車できたとしても、帰りに渋滞に巻き込まれてしまい天文館周辺から出られないといった具合になるので会場周辺に車で近づくのはやめておいた方がいいですね。

おすすめの方法としては、「会場周辺から少し離れた駐車場に止め歩く」もしくは「近くの電停から高見馬場電停まで市電で行く」。

車+市電を利用して渋滞に巻き込まれないようにしたいですね。

おはら祭りの見どころ

前夜祭の夜まつりが楽しい!

11月2日は前夜祭(夜まつり)、11月3日は本祭りと呼ばれています。

前夜祭といっても本祭りとほとんど同規模で見ごたえも十分なので、少しでも混雑を回避したい場合や人混みが苦手な方は前夜祭に行くのがおすすめです。

本祭りは昼間に行われるため、夜に行われる前夜祭もまた違った雰囲気が味わえるものいいですね。

前夜祭では新しいかごしま親善大使の任命式が行われ、「おごじょ太鼓」の競演そして総踊りが始まります。

「おごじょ」とは鹿児島弁で女性を意味し、「おごじょ太鼓」では約300人もの女性がしなやかで華麗な太鼓演奏を披露。

また総踊りではスポットライトを浴びながら踊るので、より一層華やかで美しい光景が見られますよ。

おはら祭りは飛び入り参加OK!

祭りの醍醐味は体験することでもあると思うので、ぜひ参加して楽しんでみてくださいね。

花電車も見られる?

おはら祭りといえば10月末頃から祭り気分を高めてくれる「花電車」が走りますよね。

電球によって華やかに装飾された市電が総踊りの曲を流しながら市内を走るため、鹿児島の方にとっては「もうすぐおはら祭りの時期かぁ」と季節感を感じさせてくれる秋の風物詩なんだとか。

やはり綺麗に見えるのは夜なので、きらびやかに飾られた花電車を見つけてみてくださいね。

以上、「鹿児島おはら祭り2016!前夜祭の日程や交通規制と由来を調査!」について紹介しました。

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