不忍池の蓮！2019年の上野公園の見ごろや開花時期・キレイに見える時間帯は？

うだるように暑い夏。

外へ出るのも億劫になってしまいますが、夏だからこそ出かけたい場所があります。

この時期、上野公園の不忍池では蓮（はす）の花が咲き、幻想的な雰囲気を楽しむことができるんですよ。

不忍池の弁天堂付近では、蓮の花が咲き誇り日本の夏に「涼」を届けてくれます。

今回は不忍池の蓮の見頃や開花時期、そして見どころについてまとめました。

不忍池の蓮の歴史

不忍池は上野公園内にある池です。

江戸時代には浮世絵に描かれており、昔から蓮の名所として親しまれてきた場所なんです。

戦争中には池を埋め立てて水田として活用していたこともありますが、昭和30年頃から再び池になりました。

大都会東京の移り変わりや歴史と共に歩んできた池ともいえますね。

不忍池の蓮の開花時期と見ごろは？

上野公園にある不忍池の蓮は、例年7月初旬〜8月中旬が開花時期です。

中でも見ごろは7月下旬～8月上旬が一番のピーク。

不忍池の蓮の品種は地蓮、明鏡蓮、大賀蓮などがあるので、早咲きの蓮は6月中旬ごろから開花しています。

ピンクの大輪が咲き始めるのは、例年通りの気候ですと7月上旬から開花となりそうですね。

不忍池の蓮の見ごろは？

■上野不忍池、蓮

蓮は天候によって、開花時期や花の数が左右します。

ちなみに2015年は咲始めは花の数が少なかったのですが、8月下旬まで見ごろが続いていました。

2016年は例年以上に蓮の量が多く当たり年だったそうですよ。

過去の開花情報をまとめたので参考にしてみてくださいね。

不忍池の蓮、時間帯や見どころは？

蓮は「三日花」と言われているそうです。

その名の通り早朝に花を咲かせ昼頃には花びらをを閉じ、それを3日間繰り返す花。

3日後には花びらが散ってしまう儚い植物なんです。

こういった性質を持っているので、蓮を見るには早朝～午前中に行かなくてはいけません。

この時期は日中は暑いのでできれば早朝がオススメ。

見ごろの時期には三脚や望遠レンズを持ったカメラマンが訪れるそうですよ。

蓮観察ゾーンが絶景スポット！

2014年には不忍池に「蓮観察ゾーン」が完成しました。

池の内部に入り込むように歩道ができていて、池の上を歩くことができるのです。

大賀蓮(古代ハス）・不忍池斑蓮・明鏡蓮・浄台蓮・蜀紅蓮の5種類の品種を近くで見ることができます。

池越しには弁天堂を見ることができるので、カメラマンにも人気のスポット。

不忍池は『ボート池・鵜の池・蓮池』と3つの池に分かれていますが、ボート池では蓮を見ることができませんのご注意くださいね。

弁天堂はパワースポット！

池の中心にある不忍池弁天堂はパワースポットとしても知られています。

不忍池弁天堂のご本尊は弁財天。

弁財天は七福神の1つで商売繁盛・財福はもちろんのこと、音楽・知恵のご利益があると言われています。

そのため、金運アップのパワースポットとしても注目されている場所。

是非、不忍池弁天堂も足を運んでみてくださいね。

弁財堂の周りには沢山の石碑があり、楽しむことができます。

めがねの碑
フグ供養の碑
スッポン感謝の塔
包丁塚
鳥塚

ユニークな石碑があるので、見ているだけでも楽しめますね。

不忍池へのアクセスは？

上野公園には上野恩賜公園 第一駐車場があります。

駐車台数は100台。料金は１時間まで400円（以後30分毎に200円）です。

営業時間は9：00～なので、早朝に行く場合は近隣のコインパーキングに止めた方がよさそうです。

上野恩賜公園 第2駐車場はバス専用の為、一般の車を駐車することは出来ませんのでお間違えなく。

電車で行く場合

JR/銀座/日比谷線『上野駅』より、徒歩16分
『京成上野駅』より、徒歩11分
千代田線『湯島駅』より、徒歩9分
JR『御徒町駅』より、徒歩12分
銀座線『上野広小路駅』より、徒歩12分
大江戸線『上野御徒町駅』より、徒歩13分

上野公園の総面積は53万㎡と広大な敷地ですので、歩きやすい靴は必須ですね。

上野公園不忍池・基本情報

上野公園内は時間外は立ち入り禁止なので、確認してお出かけくださいね。

不忍池のハスのまとめ

昔から夏の風物詩として親しまれてきた、不忍池の蓮。

年々暑くなってきている都会の夏を涼しくしてくれますね。

ピンクの大輪を眺めていると、時間もゆったりと流れていくように感じます。

池の脇にはベンチがあるので、日ごろの慌ただしさを忘れさせてくれるかもしれません。

午前中でも真夏は暑くなるので、熱中症対策を忘れずにお出かけくださいね。

以上、「不忍池の蓮！上野公園の見ごろや開花時期・キレイに見える時間帯は？」についてまとめました。