3年間の長い厄年を迎えて厄払いをする方は多いのですが、その後にお礼をするために改めて神社やお寺に出向く方は少ないのではないでしょうか?

神様や仏様が相手にもかかわらず、お願いはするのにお礼はしない方が多いんですよね。

今回は厄払いのお礼参りの方法や時期、初穂料の金額や服装について紹介します。

スポンサードリンク

お礼参りとは

人間でも何かやってもらったりプレゼントをもらった場合にはお礼をしますよね。

それと同じく神様や仏様にお願いをして叶えてもらった時に、感謝の気持ちを込めて再びお参りすることを「お礼参り」といいます。

「お礼参り」は厄除け・安産祈願・合格祈願などの場合も同様で、願いが叶う叶わないにかかわらず改めて出向くといいと言われています。

中には厄除けをしたにも関わらず、身内の不幸があったり病気になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

そんな場合でも厄年を終えたことを報告する意味でもお礼参りをしするといいですね。

厄除けのお礼参りに行く時期

厄年は前厄・本厄・後厄と3年間続くため毎年厄除けをする方もいらっしゃいますし、本厄だけ厄除けする方もいらっしゃいます。

人によって厄払いの回数や時期は異なるのものの、後厄が終わってから厄除けをしてもらったお寺や神社でお礼参りを行うのが一般的とされています。

お礼参りに行く時期については何か月以内に行かなくてはいけないという期限やマナーはありませんし、必ず厄除けをした神社仏閣でお礼参りをしなくてはいけないというルールもありません。

厄年の間に引越しをした場合などは、近くにある同じ祭神の神社に参拝してもいいです。

気持ちが大切なんですね。

スポンサードリンク

お礼参りのおやり方や方法は?

お礼参りには厄払いの時に頂いたお札やお守りを持参します。

古いお札やお守りを持っているのは良くないことなので、厄年が無事に終わったことを報告するとともに返納しましょう。

またお礼の言葉を書いた絵馬やお酒を奉納する方もいらっしゃいます。

お酒を神社に奉納する場合には、包装紙で包んでもらい「奉納」や「御供」というのし紙に自分の名前を書いてお酒に貼ります。

巫女さんや社務所で手渡し、その際に「御神前(または神様)に、お供えください」と伝えるといいですね。

お供え物なので「お召し上がりください」とか「飲んでください」と間違って言わないようにしましょう。

お酒や絵馬の奉納は必ずしなくてはいけないものではなく、個人の自由となっているのでご自身で判断されればいいと思いますよ。

実は恥ずかしながら私はお礼参りをする習慣を知らなかったので、お札やお守りが家で眠っている状態になっていました。

思い立った時に近くの神社へ持って行ってお焚き上げをしてもらったのですが、お礼参りをしていればこんな事にはならなかったなぁと反省しています。

スポンサードリンク

厄払いのお礼参り、金額の相場はいくら?

人によっては厄払いのお礼参りを昇殿参拝する方もいらっしゃいますよね。

その際の初穂料は一般的には3000円~1万で、5000円が一番多いと言われています。

神社やお寺によっても異なるので、不安な場合は直接聞くことをオススメします。

また略式でお参りする場合は、お賽銭として気持ちを奉納しましょう。

お礼参りの初穂料が少ないからといって、神様からバツがあったりすることはありませんので自分のできる範囲の気持ちで行うのが良いかと思います。

お礼参り・服装に注意しよう

●厄年の疑問!こちらもどうぞ!

略式の場合は普段着で構いませんが、昇殿参拝の場合は男性は黒か紺のスーツに白のワイシャツが望ましいです。

派手なネクタイは避けましょう。

女性はの場合はワンピース・フォーマルスーツ・襟付きの洋服で色は黒や紺などを着用します。

スカートの場合は肌の露出は避けてなるべく丈の長いものを選び、靴はローヒールで。

特に決まりはないので神経質にならなくてもいいですが、神様に失礼のないように華美や露出が多いスタイルは避けるのが一般的です。

また厄払いをする際には靴を脱ぎ会場に入るので、特に靴下が汚れていたり穴が開いていたりすると目立ち恥ずかしい思いをしてしまうので出掛ける前にチェックしてみてくださいね。

以上、「お礼参りの方法や時期が知りたい!厄払いの場合の金額や服装は?」について紹介しました。

スポンサードリンク