前厄・本厄・後厄と3年続く厄年で気になるのが、厄払いをした方がいいのかということですよね。
前厄の年齢になり、実は私も「これから3年間、厄年が続くのか~」とちょっと憂鬱になっています。
ここで疑問なんですが、本厄だけでなく、前厄でも厄払いをするべきなのでしょうか?
人生に数回しか訪れない厄年なので、私も含めよくわからない方も多いはず。
そこで今回は 前厄でも厄払いが必要かを中心に、行く時期・服装・金額について独自で調査し、まとめました。
目次
女性の前厄の年齢
女性の厄年は4回あり、以下の表のとおり 本厄の前年が前厄の年になります。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
1度目 | 18歳 | 19歳 | 20歳 |
2度目(大厄) | 32歳 | 33歳 | 34歳 |
3度目 | 36歳 | 37歳 | 38歳 |
4度目 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
女性の前厄は、18歳、32歳、36歳、60歳で、30代の間に2回もあり、結婚や出産のタイミングと重なる方も多くなっています。
女性の 2度目の厄年は、大厄といわれる特に注意が必要な厄年。
ただ厄年の出産は縁起が悪いという訳ではなく、むしろ 縁起がいいと言われています。
地域によっては出産することで「厄落とし」になると言われていているほどなので、不安を感じることはありませんよ。
男性の前厄の年齢
男性の厄年は女性より1回少ない3回で、前厄の年齢は以下のとおりです。
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
1度目 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
2度目(大厄) | 41歳 | 42歳 | 43歳 |
3度目 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
24歳、41歳、60歳がそれぞれ前厄の年齢に相当するので、覚えておいてください。
男性の大厄も、女性と同じく2回目に回ってくる厄年で、本厄が42歳、大厄の前厄が前年の41歳になります。
①厄年は男女ともに数え年で換算
数え年とは母親のお腹の中にいる期間も年齢を数えており生まれた時点は0歳ではなく1歳とし、お正月の1月1日を迎えるたびに1歳ずつ年をとるという考え方です。
一般的には厄年は数え年ですが地域や宗派によって考え方が違う場合がありますので、神社やお寺の厄年表を参考にすると確実ですね。
②2度目の厄年は男女とも大厄(たいやく)
女性の33歳、男性の42歳が本厄にあたる人生で二度目に回ってくる厄年は大厄といわれています。
大厄は厄年の中でも最も災いが起こりやすいと昔からいわれているので特に注意が必要な年齢になります。
前厄でも厄払いが必要?巷の意見は?
前厄は厄払いをした方がいいか決める際、 皆どうしているのかはかなり気になる部分ですよね。
という事で、ネット掲示板の『厄払いをするか』という質問に対する様々な人の回答を一部抜粋してご紹介していきましょう。
前厄・本厄・後厄全てしています。
なぜならば気にする方だから・・・。
気になるようでしたらしておくにこした事はないと思います。
参照元:『発言小町』
確かに、気にするしないは厄払いでは大きなポイントになりますね。
厄払いしてません。
理由は自分の身に起きたことを人やなにかのせいにしたくないからです。
参照元:『グーネット』
全く気にしないと言い切れる方なら、前厄は勿論、本厄の年も厄払いしない選択肢もありでしょう。
今年前厄、来年本厄です。
特に厄払いをしませんでしたが
お守りは「厄除け」にしました・・
来年は近所に厄除けに行こうと思ってます。
参照元:『Ozmall』
厄払いまでするのは大げさかも?と思われるなら、 厄除けのお守も手軽でいいアイデアですね。
25歳既婚女性です。19,20,21と厄年を過ごしましたが、厄払いはしていません。
しなくても平気でした。これといった大病もせず、学業、就職ともども順風満帆に進みましたよ。
参照元:『発言小町』
厄払いをすれば大丈夫、しないと災難が降りかかるとは言い切れないのも事実です。
来年31歳になり、前厄に入ります。
私は、占いとかの仕事もしているので、日常の節目でも祈祷を受けたりしていますが、年明けには自分と相性が良いお寺さんで受けることにしています。
参照元:『発言小町』
厄年に関係なく、節目節目に積極的に受ける方もいらっしゃるのは、興味深いですね。
ほんの一部を抜粋しましたが、全体的にみてもやはり 個人個人のとらえ方次第で、する人、しない人、様々な意見がみられました。
前厄の厄払いの必要性の検証結果を総合すると?
私も同級生の友達や同僚と話をしていると、「厄払いをしてきた」とか「厄年に病気になった」なんて話をよく耳にします。
ですが、前厄と後厄を含めると3年間ある厄年は、本厄は厄払いを行うにしても前厄はどうしようと思う方も多いはず。
ネット掲示板や私の周りの意見を総合的にみると、 前厄・本厄・後厄の3年連続で厄払いを行う方もいらっしゃいますし、本厄だけ厄払いを行う方もいらっしゃいました。
これは 個人や家庭、地方などの考え方によって大きく違ってくるようです。
神社の方に直接聞いてみると
3年間毎年厄除けをした方がいいに越したことはありませんが、ご本人の気持ち次第で本厄だけでもいいですよ。
と回答いただくことができました。
「神職の方に丁寧にご祈祷を受けるとより厄年であることを自覚でき気持ちを引きしめて過ごすことができる」と言う知人もいます。
本厄だけ厄払いをする方が一番多いそうですが厄払い自体を受けたことがないと言う人もいたので、前厄に限らず厄払いを受ける受けないは個人の考え方によると言えそうです。
また災難が起こるとされている厄年は「神様から『役』を授かる年」とも考えられています。
体調の変わり目であったり人生の中でも節目となる年にあたるので、前厄であっても気を引き締めて生活する必要がありますね。
前厄の厄払いの時期はいつが最適?初詣以外でも大丈夫?
初詣に行くと、大きく厄年表が掲げられていますよね。
それを見ると、私のように いつ厄払いに行くのがベストなのか、気になってしまう方も多いのではないでしょうか?
厄除けのタイミングは初詣と一緒に行うのがベストですが、特に決まりはなくいつ行ってもいいとされています。
年の初めから厄年が始まるため、一般的には、 初詣と一緒に行う方がやはり多いようですよ。
ただ初詣は人が多く厄払いのお祓いを受けるまで時間がかかるのが難点。
比較的規模の大きい神社やお寺の場合、予約は必要なく随時受付されていますので都合のいい日に改めて出向いた方がいいかもしれません。
前厄の厄払いの金額の目安はいくら?
厄除けの金額はいくらくらいなのでしょうか?
人生の中でも数回しかないことなので相場が分からない方も多いかと思います。
厄除けの初穂料は 一般的に5,000~10,000円とされていて、大きな神社やお寺では設定金額が設けられています。
「初穂料が高い方がほどいいの?」と思われがちですがこれは気持ちの問題。
頂くお札の大きさが値段によって変わるだけでご祈祷の内容は同じなので、お札をお祀りするスペースがあるかどうかで考えてもいいですね。
前厄の厄払いでは服装に注意しよう!
厄払いに行く際には私服でもフォーマルな服装でもどちらでもいいですが、失礼のないように華美な服装や露出が多いスタイルは避けるのが一般的です。
以前私がお正月に厄払いした際は、 私服が8割でフォーマルな服装の方が2割程度と意外と私服の方が多かったですよ。
服装の例を挙げてみます。
【男性の場合】
・黒か紺のスーツ
・白いワイシャツ
・地味なネクタイ
・華美ではない私服
【女性の場合】
・黒や紺のフォーマルスーツ
・ワンピース
・襟付きの洋服
拝殿の中に上がり畳の上で座るところもありますので、スカートの場合はなるべく丈の長いものを選びましょう。
また靴を脱ぐためブーツは避けて ローヒールがベストです。
意外と見落としがちで、気を付けたいのが靴下!
靴を脱ぎ会場に入る際に靴下が汚れていたり穴が開いていると恥ずかしい思いをするので、出掛ける前にチェックするのをおすすめします。
前厄の年におすすめの厄除けアイテムをご紹介!
前厄の年におすすめの厄除けアイテム1
前厄から始まる厄年の3年間は気持ちの持ち方でも物事のとらえ方が大きく変わってくるので、身に着けられる厄除けアイテムは心強い味方です。
上記のモリオンのブレスレットは3サイズ展開で男性女性を問わずおすすめの厄除けアイテム。
最強の厄除けの石とされるモリオンは黒水晶とも呼ばれ、嫉妬や悪意といったマイナスのパワーを払いのける力があると古来より信じられてきました。
邪気を払い安心をもたらしてくれる神秘的な黒いパワーストーンは、前厄を不安に思っている方にはピッタリですよ。
前厄の年におすすめの厄除けアイテム2
前厄の厄除けアイテムとしては、いつも身近に携帯している財布もおすすめのチョイスです。
上記の七福財布は、厄除けのご利益があると信じられる七色の帯が財布の内ポケットにあしらわれた逸品。
外側から見るとシンプルで高級感のある黒色の革財布なので、年齢性別を問わずお持ちになることができますよ。
厄年の始まりは新年で、丁度、縁起の良い 春財布の使い始めにも最適の時期になります。
前厄を迎える方は厄払いのつもりでお財布を新調してはいかがでしょう。
前厄に厄払いをした方がいいかは気持ち次第!
●厄年の疑問!こちらもどうぞ!
前厄に関わらず厄年に厄払いをするのかは、個人の自由や気持ち次第によることが分かりました。
厄払いを受ける方も略式でお参りするだけの方も、なにかを祈るのではなく「謹んで生活しますので見守っていてください」と誓うことが大切とされています。
体力的にも精神的にも変化が起こる次期なので、謹んで生活するといいですね。