瞬間接着剤を使用し、手に瞬間接着剤がくっついて困っていませんか？
瞬間接着剤が手についてしまったら慌てしまうもの。
でも手についた瞬間接着剤は、身近なもので簡単に落とすことができるんですよ。
そこで今回は、瞬間接着剤が手についた時の注意点や手についた瞬間接着剤の落とし方を紹介していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
瞬間接着剤が手についた時の注意点
瞬間接着剤が手についた時の注意点：無理やり剥がさない
まずは瞬間接着剤が手についた時の注意点を紹介します。
最初に紹介する瞬間接着剤が手についた時の注意点は、 無理やり剥がさないことです。
手についた瞬間接着剤を無理やり剥がそうとすると、皮膚が剥がれて出血してしまう可能性があります。
瞬間接着剤が手についたら慌ててしまうかもしれませんが、無理やり剥がさないように注意しましょう。
瞬間接着剤が手についた時の注意点：目を触らない
次に紹介する瞬間接着剤が手についた時の注意点は、 目を触らないことです。
手に比べてまぶたの皮はとても薄くできています。
その分、瞬間接着剤を剥がす時にまぶたを傷つけてしまう可能性も高くなります。
また、瞬間接着剤が目の中に入ってしまう危険性も。
もし目に瞬間接着剤が入ってしまった場合は、 絶対に目をこすらないでください。
瞬間接着剤は水分で固まります。
目をこすってしまうと、その固まった瞬間接着剤が角膜や眼球表面を傷つけてしまいます。
応急処置としては、瞬間接着剤を洗い流すために大量の水で目を洗い、それ以上のゴミなどが入らないように濡れたタオルを瞬間接着剤が入ってしまった目に当てながら眼科へ行き、速やかに医師の手当てを受けるようにしてください。
瞬間接着剤が目に入ってしまうと慌ててしまうと思いますが、実は瞬間接着剤は医療用にも使用されているくらい安全なものなので、慌てずに対処しましょう。
瞬間接着剤が手についた時の落とし方は？
瞬間接着剤が手についた時の落とし方：お湯に入れる
では、瞬間接着剤が手についた時の落とし方を紹介します。
まず最初に紹介する瞬間接着剤が手についた時の落とし方は、 お湯に入れる方法です。
やり方は40度くらいのお湯を桶に溜めて、そのお湯に瞬間接着剤がついた手を浸け、ゆっくりと揉みほぐすだけ。
とても簡単ですが、約5分くらいで手についた瞬間接着剤をキレイに剥がせます。
手についた瞬間接着剤をお湯で剥がす時は、瞬間接着剤がついてからできるだけ早くお湯に手をつけてください。
お湯に手をつけるのが早ければ早いほど、本当にあっさりと手についた瞬間接着剤が剥がれていきます。
瞬間接着剤をキレイに剥がすコツとしては、慌てずに時間をかけてゆっくり、手を揉むようにすると瞬間接着剤がキレイに剥がせます。
用意するのはお湯だけなので、誰でも簡単に試せる方法。
もし瞬間接着剤が手についてしまったらぜひこの方法を試してみてください。
瞬間接着剤が手についた時の落とし方：軽石
次に紹介する瞬間接着剤が手についた時の落とし方は、 軽石を使った方法です。
手についた瞬間接着剤をお湯で落とす方法を紹介しましたが、手についてから時間が経ってしっかりくっついてしまった瞬間接着剤や、手のひらや手の甲などのしわにまで入り込んでしまった瞬間接着剤はなかなか落とすことができません。
そんな時に軽石を使うとキレイに瞬間接着剤を落とすことができます。
手についた瞬間接着剤がお湯だけではキレイに落ちない時は、軽石を試してみてください。
瞬間接着剤が手についた時の落とし方：除光液
次に紹介する瞬間接着剤が手についた時の落とし方は、 除光液を使った方法です。
マニキュアをする人なら持ってる除光液でも瞬間接着剤を落とせます。
使い方はマニキュアを落とす時と一緒で、瞬間接着剤が付着した部分に除光液を馴染ませ、少しずつ手から剥がしていきます。
手についた瞬間接着剤を早く落としたいと思うかもしれませんが、焦らずにゆっくり剥がしていくことが大切です。
除光液の効果は高いのでかなり剥がれやすくなるのですが、除光液が浸透していない部分の瞬間接着剤は剥がれません。
慌てて一気に落とそうとすると、皮膚を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、除光液は有機溶剤なので決して皮膚に優しい成分ではありません。
皮膚の弱い人は肌荒れを引き起こす可能性があるので、そんな人には除光液はあまりオススメできません。
そうではない人も、除光液で手についた瞬間接着剤を落とした時はちゃんと手を洗うようにしましょう。
瞬間接着剤が手についた時の落とし方：専用のはがし液
次に紹介する瞬間接着剤が手についた時の落とし方は、 専用のはがし液を使った方法です。
この方法は、瞬間接着剤をよく使う人には特にオススメで、他の方法に比べて安全かつすぐに手についた瞬間接着剤を剥がすことができます。
専用のはがし液はホームセンターなどで1000円くらいの値段で売られているので、頻繁に瞬間接着剤を使う人は購入してみてはいかがでしょうか？
瞬間接着剤で指と指がくっついた時の取り方は？
瞬間接着剤が手についた時に、焦って指と指がくっついてしまうこともあるかもしれません。
もしそうなったら、余計に焦ってしまいますよね。
でも、瞬間接着剤で指と指がくっついても取る方法はちゃんとあります。
やり方は、さっき紹介した時と同じように お湯を使います。
40度くらいのお湯に指を浸し、ゆっくりとくっついた指をモミモミすることで簡単に瞬間接着剤は取れます。
ですが、瞬間接着剤の白い固まりはなかなか簡単には取れないので、その時は除光液や専用のはがし液を使うと早く瞬間接着剤を落とすことができますよ。
手や指の瞬間接着剤を落としきれず放置しても大丈夫？
手についたり指についたりした瞬間接着剤を軽く剥がすことができても、完全に落としきれない人は多いと思います。
何日も瞬間接着剤が手についていたら大丈夫なのかちょっと不安になりますよね。
ですが、瞬間接着剤は医療用にも使用されているくらい安全なものなので、落としきれずに手や指についたままでも大丈夫です。
瞬間接着剤が手についたまま放っておいても、人間の皮膚は新陳代謝や汗をかきますのでそのうち自然に剥がれてきます。
また、お風呂に2～3回も入って皮膚をふやかすだけで、手についた瞬間接着剤はかなり剥がれます。
ですので、もし手についた瞬間接着剤がキレイに取れなくても、徐々に剥がれていくので安心してくださいね。
瞬間接着剤が手につかないようにする方法は？
手にハンドクリームを塗る
瞬間接着剤を使う前に手に ハンドクリームを塗っていると、瞬間接着剤が剥がれやすくなり、指と指がくっついてしまうという事態を防ぐことができます。
なぜハンドクリームを塗ると瞬間接着剤が剥がれやすくなるのでしょうか？
その理由は、ハンドクリームの油分が指の表面に油の膜を作ってくれるため、接着力が弱まるからだそうです。
ただし、瞬間接着剤が手についた後では意味がないので、必ず 瞬間接着剤を使う前にハンドクリームを手に塗るようにしましょう。
軍手するとやけどの危険があるので注意
手に瞬間接着剤がつくのが嫌だから、 軍手をはめて使えば手につかないと考える人もいるかもしれません。
ですが、実際に軍手をはめて瞬間接着剤を使用した人が、「軍手に瞬間接着剤がついた瞬間に超高熱を感じて火傷しそうになった」と過去にツイッターでツイートし話題になりました。
瞬間接着剤は、布や紙などの染み込みやすい素材に付着すると、化学反応が急激に促進され火傷するほどの高熱を発するのだそうです。
素材によっては100度近い高温を発してしまう可能性があるので、瞬間接着剤を使用する時は軍手を使用しないのはもちろんですが、衣類に付着しないように注意しましょう。
もし衣類に瞬間接着剤が付着してしまった場合は、無理に取ろうとせず専門のクリーニング店に除去を依頼してください。
また、ストッキングが伝線した時に応急処置で瞬間接着剤を使用する人がいるみたいですが、実際に火傷の事例があるので、ストッキングだけでなく衣類の修繕に瞬間接着剤を使用することは絶対にやめてください。
ポリエチレン製の手袋がおすすめ
瞬間接着剤を使用する時に軍手を使うのは危険だと紹介しましたが、それでも手に瞬間接着剤がつかないように対策したいですよね。
そんな人には ポリエチレン製の手袋がオススメです。
軍手が危険なのは、瞬間接着剤が染み込んでしまい急激に化学反応が起きることで発熱するのが原因でした。
ポリエチレン製の手袋なら、瞬間接着剤が染み込まないので発熱する心配がありません。
もし、瞬間接着剤が手につくのが嫌だと思っている人は、ポリエチレン製の手袋をはめてから瞬間接着剤を使うと良いですよ。
瞬間接着剤が手についても慌てずに対処を
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瞬間接着剤が手についた時の対処について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
瞬間接着剤が手についたとしても、特に危険ではないので慌てずに対処するようにしましょう。
以上、「瞬間接着剤が手についた時の落とし方！指と指がくっついた場合の取り方は？」を紹介しました。
