最近では節分には豆まきだけでなく恵方巻きも食べるという方が多くなってきていますよね。
私も数年前までは恵方巻きについて全く知らなかったのですが、最近では毎年恵方巻きを予約して食べています。
恵方巻きは食べながら願いを唱えると願い事が叶うと言われているのをご存知ですか?
知らずに食べたという方は是非参考にしてみてくださいね。
今回は恵方巻きの正しい食べ方や願い事の仕方について紹介したいと思います。
恵方巻きの正しい食べ方
恵方巻きは縁起を担ぐ食べ物です。
元々は関西地方で行われいた行事なので、馴染みがなくよくわからずに食べている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は私も数年前までは恵方巻きの存在を知らなかった1人です。
当時、某コンビニチェーンで働いていた私は店長から「大きな恵方巻きのハリボテを作って恵方巻きを売り込め!」と言われたのを覚えています。
「内心こんなの売れるのかしら?」と思いながら下の写真のようなハリボテを作っていました。
私の実家は関西地方ではなかったので周囲の人も「恵方巻きって何?」というレベル。
コンビニ・スーパー・寿司チェーンが大々的に売り込んだことから、2002年には50%だった全国知名度が2006年には90%に跳ね上がったそうですよ。
それでは恵方巻きの正しい食べ方をチェックして行きましょう。
●その年の恵方(方向)を向いて食べる
●恵方巻きは黙って食べる
●恵方巻きは1本丸かじりする
恵方を向いて食べる
恵方巻きを食べるのに縁起がいい方向の事を「恵方」と呼びます。
テレビでも『今年の恵方は〇〇〇』と宣伝していますよね。
恵方とは福徳の神様である歳徳神がいらっしゃる方向のこと。
その神様の方向を向いて恵方巻きを食べる訳ですね。
恵方は偉い人が決めるわけではなく、干支と陰陽五行説の十干の組み合わせから決められているので毎年異なりますし、何十年後の恵方もすでに決まっています。
ちなみに今後の恵方は以下の通りです。
●2017年 北北西
●2018年 南南東
●2019年 東北東
●2020年 西南西
●2021年 南南東
黙って食べる理由や丸かじりする意味は?
恵方巻きは節分の日に、太巻きを丸ごと一本無言で黙って食べると1年間の福を呼び込むことができると言われています。
無言で食べる理由は「口から福が逃げないようにするため」。
巻きずしを切るのは「縁を切る」や「福を切る」を連想させることから、切らずに丸ごと1本食べて縁起を担ぐようになったそうです。
一般的な恵方巻きはかなり大きいので食べきれないこともありますよね。
最近では小さめだけど具材が豪華な恵方巻きも販売されているので、女性やお子様は小さめのものを選ぶといいかもしれませんね。
以前、某有名回転寿司チェーンで働いていた時には恵方巻きの予約も多かったですが、節分の日には「細まきの鉄火巻きやかっぱ巻きを切らずに下さい」という注文もありました。
大体のお店は「細まきを4等分にせずに切らずにそのまま下さい」という注文もできるので、回転寿司チェーンで予約する場合は問合わせてみてくださいね。
100円の回転ずしなら1本108円でお得なので、太巻きが一本食べられないお子さんにはちょうどいいかと思います。
願い事を叶えるには?
その年の恵方を向いて黙って恵方巻きを丸かじりしながら、お願い事をすると叶うとも言われています。
「そんなの迷信でしょ」という方もいらっしゃいますが、願って損はありません。
効果的な願い方を紹介したいと思います。
例えば良縁に恵まれて結婚したい方の場合。
「結婚できますように」ではなく「結婚できる」と断定して願い事を唱えましょう。
会社で昇進したい場合は「昇進できる」、志望校に合格したい場合は「受験に受かって志望校に入学する」といった感じ。
そう願いながらも本心では「結婚したら自由がなくなる」とか「昇進したら責任が増えるのでは」「志望校には実力が伴わないかも」というマイナスなイメージを持っている場合もありますよね。
よくある事ですが否定的なことは考えず、すでに願いが叶っているところを想像するのが大切。
恵方巻きを丸かじりしながら具体的に願い事をして、縁起を担いでみてください。
さらに願い事をノートに書くとさらに効果的。
サッカー日本代表の本田圭佑さんも学生時代から実践されているそうですよ。
「〇〇がしたい」というように漠然とした願いではなく「来年〇〇する」というように具体的な時期や言葉を選び書くといいですね。
関連する写真や雑誌の記事を張り付けるとさらにイメージが膨らんでくるのでおすすめです。
恵方巻きから少し話がそれてしましましたが、初詣で願い事をしても結局先延ばしになってしまったとか余裕がなくてできなかったなんてこともあります。
成功者と言われている人はこれを繰り返し行っているそうなので、この機会に願い事をノートに書くことを始めてみてはいかがでしょうか?
恵方巻きは縁起がいい食べ物
縁起のいい七福神にちなんで恵方巻きの具材は一般的に7種類。
スーパーや百貨店では7種類以上の具だくさんのものも販売されているので特別ルールはないようですが、縁起のいい食材が使われていることが多いです。
●かんぴょう
●穴子
●きゅうり
●海老
●しいたけ
●でんぶ
●玉子
●いくら
●数の子
●ネギトロ
●マグロ
●こはだ
●サーモン
●ツナ
●カニカマ
●レタス
お店で買うのもいいですが、家で好きな具材を入れて巻くのも楽しそうですね。
恵方巻きの分かりやすい作り方の動画があったので、こちらも参考にしてみてください。
自分で作るとより美味しいかもしれません。
まとめ
恵方巻きの食べ方をおさらいすると、
●その年の恵方(方向)を向いて食べる
●恵方巻きは黙って食べる
●恵方巻きは1本丸かじりする
さらにお願い事はより具体的にすると叶いやすいということをお伝えしました。
1年の福を呼び込むために縁起を担ぎ、今年は恵方巻きを食べてみてはいかがでしょうか?
以上、「恵方巻きは願い事が叶う?正しい食べ方で縁起を担ぎたい方必見!」について紹介しました。
【関連情報】
⇒恵方巻きは関東でいつから行われるようになったの?