「熱田さん」と呼ばれ地元の方に親しまれている熱田神宮。
お正月には初詣、1月5日に行われる「初えびす」では商売繁盛・家内安全を祈願、新車を購入したら車祓いするなど生活に密着している場所でもあります。
名古屋市内の方や東海地方在住の方は、七五三や結婚式をここで行ったという方も多いのではないでしょうか?
私は初詣に何度か行ったことがあるのですが、それはそれはすごい人でひと酔いをするほどでした。
それもそのはず。
全国の初詣人出では7位にランキングされていて毎年3が日だけで230万人も訪れるそう。
駅からのアクセスがいいですし、商売繁盛・合格祈願・縁結びなどのご利益があるので一度は参拝したい場所ですよね。
今回は熱田神宮のパワースポット巡りと御朱印を頂きに行ってきたので、その様子をご紹介したいと思います。
熱田神宮へのアクセス方法
それでは早速アクセス方法をチェックして行きましょう。
【電車の場合】
熱田神宮の最寄駅は3つあり、どの駅からも徒歩圏内なので散歩しがてら向かってもいいですね。
・地下鉄名城線・神宮西駅より徒歩10分
・JR熱田駅より徒歩10分
・名鉄神宮前駅より徒歩3分
【車の場合】
駐車場は合計で約400台が無料で駐車可能。
ただし12月31日~1月6日・6月5日・その他の行事がある場合は利用できませんのでご注意ください。
名古屋市熱田区神宮1-1-1
■問合せ先
052-671-4151
御朱印が頂ける時間帯と値段は?
熱田神宮のCMをご存知ですか?
東海地方にお住まいの方は耳にタコができるくらい聞いていると思います。
「やさしい~杜には~神話が~生きてる~」
どなたが歌っているかと思って調べてみると、歌手の宇崎竜童さんと判明!
何十年もこのCMを聞いていたのに全く知りませんでした。
この歌詞通りで熱田神宮はたくさんの木々に囲まれていて、車通りの多い正門を一歩入ると雰囲気がガラッと変わるんですよね。
19万㎡もの広い境内には巨木が数本あり生命のパワーを感じますね。
こちらは手水舎の先にある大楠。
樹齢1000年以上で弘法大師がお手植えしたと伝えられている大楠だそうです。
境内には合計7本の大楠があるので探してみても面白いと思いますよ。
おみくじやお守りが頂ける授与所を横目に見ながら、まずは参拝に向かいます。
御朱印ブームで参拝しないで御朱印だけもらう方、もしくは参拝する前に御朱印を頂く方もいらっしゃいますがそれはNG。
まずは姿勢を正して参拝しましょう。
こちらが本宮です。
ご祭神は熱田大神で三種の神器のひとつである「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」が鎮座されていることでも知られています。
現在でも「草薙神剣」が境内に現存すると言われていることから『悪いものを断ち切るパワー』があるとされています。
前向きに進めたいことがあるのに邪魔される場合は、悪縁を切るためにお参りするとスッキリするかもしれませんね。
参拝を終えて次は御朱印をと思ったのですが「御朱印」の文字がどこを探してもありません。
その代り「御神印受付」という文字を発見。
熱田神宮では御朱印のことを「御神印」、御朱印帳のことを「御神印帳」と呼んでいます。
バスツアーの方が何名かいらっしゃいましたがすぐに順番が回ってきました。
書いて頂くページを開いて神職さんに手渡します。
熱田神宮の御神印はこちら。
かなりシンプルですね!
値段はというと木の箱が置いてあって「お気持ちで」と書いてあります。
まだ御朱印集めを始めたばかりの私。
パターンは初めてなので少し緊張です。
ただこれまで御朱印の相場は300円だったので同額を納めさせて頂きました。
千円札も入っていたので300円~1000円だったら失礼には当たらないと思いますよ。
文字通り「気持ち」が大切なんですが、迷ったら他の神社と同様の300円程度を納めましょう。
御神印が頂ける時間帯は午前7:00頃~日没までとなっています。
並んでいる列の中に御朱印帳(御神印帳)を頂いている方もいらっしゃいました。
値段は1000円です。
深緑色が歴史の深さを感じさせてくれますね。
熱田神宮で御朱印帳を買いました( ´艸`)
前々から欲しかったから嬉しい♪
あとは明治神宮。近いのにきちんと参拝したことがないんだよなー。 pic.twitter.com/DfdFbF9AAE— シロ (@4mickey4myself) 2016年10月17日
御朱印を頂ける場所は2か所
熱田神宮では御朱印を2か所で2種類頂くことができます。
①熱田神宮の御朱印
⇒本宮近くの授与所で頂けます
②別宮八剣宮・上知我麻神社の御朱印
⇒別宮八剣宮で頂けます
私は時間がなかったので②の御朱印は頂くことができませんでした。
別宮八剣宮・上知我麻神社の御朱印は下の写真のような感じで2つの神社の御朱印が一緒になっているので、見開きで書いて頂くことができるようです。
熱田神宮の御朱印と御朱印帳。上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)別宮八幡宮(べつぐうはちまんぐう)の御朱印も頂く。#熱田神宮 #御朱印 #御朱印帳 #上知我麻神社 #別宮八幡宮 pic.twitter.com/BSL9oz0J8E
— Yosi (@LelilasYosi) November 5, 2016
別宮八剣宮は信長・秀吉・家康などが崇拝したお社なので、天下を取りたい方やここ一番という時にはぜひ参拝してみてくださいね。
もうひとつの上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)は「知恵の文殊さま」とも呼ばれていて、学業成就のパワースポットなので受験生や資格試験の前などに訪れたい場所です。
パワースポットもおすすめ!
清水社
熱田神宮にはまだまだ見どころがあります。
神楽殿の小道を入った所にある清水社は「お清水さま」と呼ばれ特に女性に人気のパワースポット。
清水社の御祭神は目と水をつかさどる神様で少し奥に入った所には湧水があります。
中央には楊貴妃の墓石と言われている丸い苔むした石があり、その石に柄杓で3度水をかけて願うと叶うと言われているんだとか。
石まではちょっと距離があるので難しいかと思ったら、勢いよく水をかけると簡単にかけることができました。
私は水をかけるのに必死でお願いするのを忘れてしまったので、皆さんは忘れないようにしてくださいね。
この湧水で顔を洗うと美肌になると言い伝えられているそう。
絶世の美女・楊貴妃にあやかって美肌のご利益を頂きましょう!
清水社は狭い道を入った先にあるので人がほとんどおらず、神聖な場所だと感じました。
湧水で心も体も清めてみてはいかがでしょうか?
信長塀
織田信長が桶狭間の戦いの前に、熱田神宮に立ち寄って必勝祈願をしたと言われています。
そして戦いに勝利した後に再びお礼参りに訪れ、その際に全長400mもの土塀でできた「信長塀」をお礼として寄贈しました。
戦争によって一部焼失してしまったものの現在でも120mほど残っており、間近で見ることができます。
瓦が何段にも重ねられていて石灰と油が混ざった土で塗り固められているのが分かります。
西宮神社の大練塀、三十三間堂の太閤塀、とともに日本三大土塀の1つとして数えられている貴重なものなのでぜひ立ち寄ってみたいスポット。
長い歴史を感じてみてはいかがでしょうか?
熱田神宮でリフレッシュ
熱田神宮は名古屋の街中にあるにもかかわらず、一歩足を踏み入れると緑が多く空気感が違うように感じられます。
境内の中にある茶屋では名古屋名物の宮きしめんやきよめ餅を頂くこともできるので、参拝をしてぐるっと一周したらこちらで休憩するのもいいですね。
歴史的価値のある文化財やパワースポットそして6000点にも及ぶ宝物が展示されている宝物館もあるので、時間に余裕があれば半日がかりでゆったりと巡るのがおすすめ。
日頃の忙しさを忘れてくれるほどゆったりとした時の流れを楽しんでみてはいかがでしょうか?
以上、「熱田神宮の御朱印と御朱印帳が頂ける時間は?値段や場所は?」について紹介しました。
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