2019年、皇居乾通りの桜の一般公開につきましては、下の記事にも詳しくまとめてあります。
混雑状況や入り口に一番近いアクセス方法についても紹介してありますので、参考にしてみてくださいね。
→皇居の桜の一般公開!乾通りの見頃や期間・乾通りの混雑状況も
天皇陛下の傘寿をきっかけに一般公開されるようになった皇居の乾通り。
春は桜、秋は紅葉を楽しめるスポットとして人気となっています。
2019年は平成最後の年ということで、例年以上に皇居でお花見する観光客が増えて混雑が予想されそうですね。
そこで今回は皇居乾通りの桜について、そして皇居周辺のお花見の穴場スポットをご紹介します。
皇居の桜・乾通り2019年一般公開の日程
皇居乾通りは、桜の開花に合わせて一般公開が行われていて、桜の通り抜けを楽しむことができます。
普段は閉ざされていて入ることができない皇居乾通り。
一般公開の時期は、皇居坂下門から入って750m歩いて乾門から出るコースと、東御苑に抜けるコースを散策してお花見することができますよ。
2019年、皇居乾通りの桜の一般公開の日程が発表されました。
日程:2019年3月30日(土)〜4月7日(日)
入門時間:9:00~15:30
事前申込み:不要
入門は午前10時から午後3時30分まで受け付けておりますが、乾門から出る場合は午後4時、東御苑から出る方は午後4時30分までです。
皇居の桜を見ながら通り抜けるのに必要な時間は約20分程度。
ただし、混雑していて入門するのに時間がかかる場合もあるので、余裕を持って出掛けるといいですね。
2019年皇居の桜・一般公開の混雑状況
東京で花見をしようとすると、どこも混雑しているので混み具合をあらかじめ知っておきたいですよね。
宮内庁のホームページには過去の入場者数が発表されていたので、チェックしてみましょう。
■2014年 合計:385,060人
4月4日(金) 54,140人
4月5日(土) 90,990人
4月6日(日) 81,820人
4月7日(月) 89,280人
4月8日(火) 68,830人■2016年 合計:508,010人
3月25日(金) 17,140人
3月26日(土) 41,830人
3月27日(日) 46,980人
3月28日(月) 24,540人
3月29日(火) 59,840人
3月30日(水) 82,710人
3月31日(木) 66,950人
4月1日(金) 34,060人
4月2日(土) 56,610人
4月3日(日) 77,350人参照元:宮内庁ホームページ
■2016年 合計:398,550人
3月24日(土) 38,490人
3月25日(日) 69,340人
3月26日(月) 46,950人
3月27日(火) 49,030人
3月28日(水) 45,120人
3月29日(木) 41,230人
3月30日(金) 30,990人
3月31日(土) 41,690人
4月1日(日) 35,710人
過去の来場者数を見ると、やはり土日が混雑しているのがわかりますね。
また見頃の時期になると、平日であっても土日に匹敵するほどの人が訪れるのがわかります。
一番、空いている狙い目の日としては、皇居の乾通りが一般公開される初日。
桜は見頃ではない可能性もありますが、咲き始めの桜を眺めながらゆったりと皇居の乾通りを散歩するにはベストですね。
また花見は天候によっても人手が左右されるので、足元が悪い雨の日は桜が見頃の時期であっても空いている可能性は高いですね。
とはいえ、やっぱり桜は青空が似合う季節の花。
混雑を覚悟しつつ、見頃の時期に行くのがおすすめです。
皇居の桜を見に行く時の注意点
以前、紅葉の時期に皇居の一般公開がされた際、私は実際に行ってきたので、経験談を踏まえて注意点をお伝えしたいと思います。
お出かけの参考にしてみて下さいね。
入り口と出口が決まっている・皇居の桜
皇居の桜の一般公開を見るには、「坂下門」へ向かいましょう。
皇居には複数の入り口がありますが、「坂下門」からしか入場することができまでせんのでご注意ください。
また、花見の来場者用の駐車場は用意されていないため、公共交通機関を利用してくださいね。
私は東京駅から徒歩で皇居まで行ったのですが、思ったよりも遠く約20分程度かかりました。
「坂下門」に近い最寄駅については、下の記事にまとめてあります。
→皇居の桜の一般公開!乾通りの見頃や期間・乾通りの混雑状況も
開門が早まる可能性もあり・皇居の桜
過去の情報をチェックしていると、混雑している場合は入門時間よりも前に開門することが多いとのことでした。
今年はどうなるかわかりませんが、早めに行って並んでおくのも混雑回避の方法かもしれませんね。
ちなみに、紅葉の一般公開では12:30頃行ったのですが、全く並んでおらず結構空いていました。
初日に行ったため、そこまで混雑していなかったようです。
セキュリティーチェックと持ち物検査・皇居の桜
皇居の坂下門に入門する際には、セキュリティーチェックと持ち物検査があります。
金属探知機を使ってセキュリティーチェックが行われ、カバンの中身を見せて危険物などを持ち込んでいないかを目視で確認されます。
不特定多数の方が集まる場所なので、これくらいしてもらった方が安心ですよね。
皇居の坂下門付近には、コインロッカーなど荷物を預ける場所はないため、大きめの荷物を持っている方は駅などのコインロッカーを利用するといいかと思います。
乾門から出るのがおすすめ・皇居の桜
入り口は「坂下門」に限定されているのですが、出口は「西桔橋」「乾門」の2箇所から出ることができます。
個人的におすすめなのが、「坂下門」まで通り抜けて、「北桔橋門」から皇居東御苑へ入場するルートです。
普段は一般の人は立ち入ることができない乾通りを通り抜けるのは、貴重な体験ですからね。
上のルートなら皇居・乾通りを全て見ることができますし、皇居東御苑へも寄ることができますよ。
砂利道が多い・皇居の桜
皇居の乾通りは舗装されていていますし、平坦な道が続くので歩きやすいのですが、「坂下門」付近は砂利道となっています。
また西桔橋から皇居東御苑へは坂道となっています。
ヒールやパンプス・下駄などは歩きづらく、砂利で靴が痛む可能性もあるため、足元は歩きやすいスニーカーなどがおすすめ。
皇居・乾通りの桜並木を通り抜けるのに約20分程度歩きますし、駅と皇居までの徒歩移動も結構歩きます。
快適に皇居の花見を楽しむためにも、動きやすく歩きやすい服装やシューズで出掛けるといいですね。
下の記事は、紅葉の時期に皇居の一般公開へ行った時のものです。
写真付きで雰囲気がわかりやすいかと思いますので、参考にどうぞ!
皇居東御苑は桜の穴場スポット
皇居周辺には桜が美しいスポットがたくさんあるので、乾通りの通り抜け以外にも足を運んでみてはいかがでしょうか?
実は、乾通りのすぐ近くにある皇居東御苑は桜が美しく、しかもそれほど混雑がありませんので、桜の穴場スポットなんですよ。
広い空間の中でのんびりとお花見を楽しむことができます。
皇居東御苑にはソメイヨシノだけでなくサトザクラや江戸ヒガン、山桜といういろいろな種類の桜、約280本が見られます。
スポーツが禁止、そして飲酒禁止の場所のため、シートを敷いてみんなで飲み会を楽しむということはできないのですが、お酒は飲まなくてもお花見を楽しみたいという方にはおすすめ。
小さな子供を連れていると、いくら桜がきれいな場所でも行くことが難しいですよね。
けれど、皇居東御苑ならば、お酒が禁止ですから酔っ払って騒ぐ人もいませんし、混雑もしていませんから子どもたちも大喜びです。
しかも入園は無料。
お子さん連れで、そしてお友達どうしやカップルで、騒がしくない場所でまったりお花見を楽しみたい方は、皇居東御苑はおすすめです。
皇居の桜・一般公開のまとめ
皇居の乾通りは、樹木の植替え工事で「カンヒザクラ」「ヨウコウ」「ミドリザクラ」「コシノヒガン」「ジンダイアケボノ」など桜の品種が増えました。
13種類から31種類の品種を見ることができますし、桜の本数もこれまでの82本から106本に増えたそうです。
お酒を飲みながらのお花見も楽しいですが、お酒無しでのんびり桜を見ながら時を過ごすのも、また雰囲気が違って良いものですよ。
以上、「皇居乾通りの桜、一般公開はある?穴場スポットはココ!」について紹介しました。