私達日本人は、花好きですよね。
春には桜、夏には向日葵など、その季節を大代表する花が私達を魅了してくれます。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが今回ご紹介する藤。
藤の花と聞くとピンと来ないかもしれませんが、実は知る人ぞ知る豪華絢爛な花模様を見せてくれます。
この藤は季節でいうと春の終わりに咲く花なので、桜が見終わったタイミングで見られるのも乙な感じがしますよね。
今回紹介する東京都江東区で行われる亀戸藤祭りは、その藤の花を一層身近に楽しませてくれるお祭りとして毎年多くの方に愛されてきました。
実際にどんなお祭りなのか、亀戸藤祭りの開花状況や見頃についてもご紹介していきたいと思います。
亀戸藤祭りとは?
東京都江東区にある亀戸神社は、別名・亀戸天満宮と呼ばれています。
天満宮というとあの太宰府天満宮を思い出しますが、亀戸天満宮は太宰府天満宮とは兄弟的な存在とも言われています。
そのため毎年1月、2月の受験シーズンになると、都心含め近郊から受験生が集い合格祈願に多く訪れる事でも有名なスポット。
そんな合格祈願でも知られる亀戸天神の藤祭りも知られていて、特にゴールデンウイークには多くの見物客の方で賑わいます。
ゴールデン期間中は100以上の屋台が境内所狭しと軒を連ねるので、花より団子の方にもおすすめですよ。
また日替わりで開催されるイベントも亀戸藤祭りを盛り上げてくれます。
2016年の藤祭りでは、相撲甚句、猿回し、津軽三味線演奏会、茶会、いけばな展、子供太鼓など様々な日本的な行事が開催されました。
亀戸藤祭りのアクセス方法
■2015年 亀戸天神 藤祭り
藤の時期であっても亀戸天神には無料で入場することができます。
陽気もよくお出掛けする時期にはピッタリのスポットですね。
■住所:東京都江東区亀戸3丁目6番1号
■入場料:無料
■時間:随時(ライトアップ時間帯は日没から24時まで)
■問合せ先:03-3681-0010
■アクセス:都バス亀戸天神前下車すぐ
JR総武線 亀戸駅 徒歩15分
JR総武線 錦糸町駅 徒歩15分
境内若干駐車場あり
亀戸天神藤祭り2019年の見ごろや開花状況
亀戸天神藤祭りは毎年4月中旬から5月上旬まで行われており、2019年4月13日~2018年5月6日まで開催されています。
お祭りと呼ばれるにしては比較的長い期間開催されているのは、藤の開花状況が関係しているから。
藤の花の種類は通常早咲き、遅咲きがあり、早咲きの藤が満開になるのがおおよそ4月25日辺り、そして遅咲きの藤が咲き始め満開になるのが4月29日頃となり、この時期に合わせて開催されるからです。
境内には15の藤棚が設置されており、50株以上の藤がこの時期に合わせ私達を楽しませてくれます。
4月下旬ごろがやはり一番の見ごろなので、ゴールデンウイークのスタートと共に多くの方が訪れますよ。
この時期は混雑が予想されるので、車より公共交通機関の利用をおすすすめします。
また藤の数もさることながら、藤の色の種類が豊富なのも亀戸藤祭りの魅力の一つ。
毎年、藤色だけでなく、ほんのりうすい藤色、白い藤、黄色い藤も楽しめるので、カメラ片手にお出掛け下さいね。
ライトアップも魅力的!
もう一つ亀戸藤祭りで忘れてはならないのが、ライトアップです。
開催期間中、日没から24時まで境内に咲く藤がライトアップされ幻想的な雰囲気に。
「本当にここが東京都内なの?」と疑いたくなるほどなので、昼ではなく夜に訪れるのもおすすめです。
しかもこの時間帯も入場無料で出入り自由なのは嬉しいですよね。
このライトアップで是非見てほしいのが東京スカイツリーとのコラボ。
藤越しにスカイツリーが見られるとは、なんとも贅沢な気分になること間違いなしです。
藤祭りは昼も夜もおすすめ
亀戸天神社は江東区にある東京都内の神社でありながら、境内には池や太鼓橋と言った風情豊かな様子で日頃から地元の方に親しまれている神社です。
昼間はすぐ後ろを振りむけば東京のビル群が見えてきますが、夜のライトアップの幻想的な雰囲気も味わってみてはいかがでしょうか。
実は、藤祭りの一番の狙い目は早朝。
随時入場出来る神社ならではの利点と言うか、人数も比較的少なく藤の花そのものをゆっくり鑑賞されたい方にはおすすめだとか。
あと、忘れてはならないお土産が。
境内近くにある船橋屋さんの「くずもち」です。
あの文豪・芥川龍之介もうならせた絶品だそうです。
藤祭りの帰りにこちらにもぜひ立ち寄りたいですね。
以上、「亀戸天神の藤祭り、開花状況や見ごろは?ライトアップも楽しめる!」について紹介しました。
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