日本全国津々浦々、開催される藤祭り。
ある意味日本の名物といえるでしょう。
今回紹介する和気藤祭りもその一つと言えるのではないでしょうか。
一般的に藤が咲くのは桜が終わった後。
藤は桜が散った後の、なんとも寂しい気持ちを埋めてくれる貴重な存在です。
今回はそんな藤を楽しめる、岡山県和気藤祭りの見頃やアクセス方法などを紹介していきます。
岡山県・和気藤祭りとは
■和気公園藤まつり 2016
岡山県は中国地方の中部にある県ですが、岡山と聞いて思い浮かぶのは童話桃太郎。
きびだんごなどの桃太郎関連グッズが多々あり、実際に桃の産地としても全国に知られている県です。
そんな岡山県の和気郡で毎年開催されるのが和気藤祭り。
和気の藤公園には約7000平方メートルの敷地に幅約7メートル、全長500メートルの藤棚が設置されています。
東京ドームの広さが約4万6755平方メートルですので、その約6分の1の広さと考えるといかに広大な敷地かがお分かり頂けるかと思います。
そして藤の花が満開の時期になると、まるで紫の雲海のように見えることでも有名。
藤の種類は100以上で、日本全国北海道から鹿児島の藤を見ることができます。
全国の藤祭りの中でも日本一多くの品種を見られるそうですよ。
岡山和気藤祭り・会場へのアクセス方法
最寄駅から会場である藤公園までは離れているので、車が主なアクセス方法です。
無料駐車場が準備されているので、そちらをご利用ください。
■会場:藤公園
■住所:岡山県和気郡和気町藤野1893
■入場料:大人300円 小人150円 期間中フリーパス500円
■アクセス:
【車の場合】
山陽道和気インターチェンジから約8キロ
中国自動車道 美作インターチェンジから約50分
【タクシーの場合】
JR和気駅⇒藤公園 片道約1200円
【レンタサイクルの場合】
JR和気駅⇒藤公園 約25分 300円
■問合せ先:和気町役場産業振興課 0869-93-1126
和気町役場本庁舎産業振興課 0869-93-1121
岡山和気藤祭りの見頃や開花状況
藤の開花時期は毎4年月下旬から5月上旬頃となっていて、開花状況によって毎年開催時期が前後しています。
和気藤祭りの日程、藤の見頃や開花状況につきましては、和気町ホームページに写真付きでアップされているのでチェックしてみてくださいね。
例年、藤の見頃はちょうどゴールデンウイークの時期となっているので多くの観光客で賑わいます。
車で来場する方が多く、特に見頃の時期やゴールデンウィーク中には渋滞することも。
無料駐車場は準備されていますが、車の場合は渋滞すると思っていた方がいいかもしれません。
念のため、トイレを済ませたり飲み物を準備してお出掛け下さいね。
駅から会場は離れていますが、JR和気駅からはレンタサイクルを借りることができます。
和気駅から藤公園までは約25分程度ですので、体力に自信がある方はちょっとしたサイクリング気分も味わいながら会場へ向かわれるのもいいかもしれませんよ。
そして混雑を避けるなら人出がまだ比較的少ない早朝時間帯が狙い目。
開園時間は8:00~21:00頃までとなっているので、朝一番の8:00頃を目指して行くと渋滞や混雑にも巻き込まれる可能性は低いです。
ちなみに10:00頃からは混雑しだすとの過去の情報がありましたので、参考にしてみてくださいね。
会場内には休憩所にお茶やお団子(きび団子が出るかは分かりませんが)を食べたり、B級グルメを楽しむことができます。
「花より団子」という方でも満足できるので、世代を問わず楽しめますよ。
また会場内を散策しているとある人の像が!
その人物こそ、この地を開拓した和気清麻呂。
治水工事によりこの地を人が住みやすいようにしたのがこのお方です。
和気清麻呂が活躍したのは、平安京を遷都した桓武天皇の時代。
そんな背景を知っておくだけでも会場に訪れた際にちょっと楽しめるかもしれませんね。
また会場内では祭り期間中、備前焼も見られるのでこちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
岡山地方で起こされた備前焼の特徴は色。
茶色がかった独特の色合いが全国各地にファンが多く、これをお目当てに訪れる方も多いそうですよ。
岡山和気藤祭りではライトアップも楽しめる
→亀戸天神の藤祭り、開花状況や見ごろは?ライトアップも楽しめる!
→ゴールデンウィークの最終日の過ごし方!GWの連休最後の日にしたい事
和気町の藤祭りではライトアップも行われています。
昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむために、あえて夜に行くのもおすすめ。
桜とはまた違った雰囲気で藤の美しさを堪能することができると思います。
ちょっと山間で行われる和気町藤祭りですが、今年のゴールデンウイークの旅行プランに組み込んでみてはいかがでしょうか?
以上、「岡山和気藤祭りの開花状況や見頃は?ライトアップも楽しもう」について紹介しました。