2017年の中秋の名月は10月4日。
この時期、時代劇のロケ地としても有名な京都大覚寺では観月の夕べが行われます。
空を見ても月明かり…目を落とすと水面にも月が映り込み…同時に2つの月を楽しむことができるんですよ。
今回は2017年の大覚寺・観月の夕べの日程、雨天の場合やお茶席の値段について紹介していきます。
大覚寺・観月の夕べとは?
観月の夕べの起源は9世紀初めの平安時代にさかのぼります。
嵯峨天皇が大沢池に船を浮かべて文化人や貴族と遊ばれていたのが始まりと言い伝えられています。
現在、中秋の名月の日に行われるのが満月法会(まんげつほうえ)。
祭壇がにはお団子、芋、豆、野菜、お茶などが備えられて、五穀豊穣と人々の幸せが祈願されます。
期間中には船の上で満月を眺めることもでき、平安時代にタイムスリップしたかのような体験ができますよ。
2017年・大覚寺の観月の夕べ
毎年、中秋の名月の時期に行われる観月の夕べ。
今年は10月4日~6日の3日間行われる予定ですが、大きな行事が入ると変更の場合もありますので大覚寺ホームページで日程をご確認くださいね。
■日程
10月4日(水)5日(木)6日(金)
17:00~21:00頃まで
■問合せ先:大覚寺
075-871-0071
アクセス
■住所
京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
【電車の場合】
最寄駅は嵯峨嵐山駅と嵐山駅の2つあります。
歩けない距離ではありませんが、少し離れているので歩きやすい靴は必須ですね。
嵯峨嵐山駅から徒歩約17分
嵐山駅から徒歩約23分
【バスの場合】
市バス28・91、京都バス71・81「大覚寺」より徒歩約2分
【車の場合】
駐車場が30台(2時間500円)ありますが、期間中は混雑するため大覚寺側は公共交通機関の利用をオススメしています。
雨天の場合は?
観月の夕べは外で行われるので、天候が心配ですよね。
小雨程度なら行われますが、荒天の場合は中止することもあるようです。
当日天候が怪しい時には、大覚寺の公式ホームページで開催をチェックしてから出かけましょう。
ちなみに過去3年間、京都の中秋の名月の天気はというと…
2013年:晴れ
2014年:晴れ
2015年:晴れ
2016年:くもり
過去4年間とも雨には降られていないので、今年も晴れて真ん丸のお月様が見られるのを願いたいですね。
昨年は時折雲がかかりましたが、月を眺めることができたみたいですよ。
中秋、揺らめく水月 大覚寺で「観月の夕べ」 : 京都新聞 https://t.co/Y6LUDjwSag pic.twitter.com/Qlnxs2lHXr
— suizou (@suizou) 2016年9月15日
観月の夕べの楽しみ方
龍頭鷁首舟に乗ろう!
観月の夕べでは平安時代と同じように船の上から中秋の名月を楽しむことができます。
龍頭鷁首舟に乗船するには舟券が必要となります。
舟券は1枚1000円で販売されていて、17時台、18時台、19時台、20時台から時間選択が可能。
事前予約は行っていないので、15時頃から販売される当日現地で券を購入する方法しかありません。
場合によっては、販売開始前に整理券が配られることもあるんだとか。
その日の販売分がなくなり次第終了となっていますので、早めに行くことをオススメします。
お茶席の値段は?
観月の夕べではお茶を楽しむこともできますよ。
値段はお抹茶+お菓子付きで1枚800円。
こちらも当日券のみで17時から販売が開始されます。
1席15分の時間制となっていますが、特等席で贅沢な時間を過ごすことができますよ。
さてさてー、大覚寺観月の夕べのお茶席、特等席で御抹茶いただいてきたさかい、そろそろ帰ろかなー!#大覚寺 #観月の夕べ pic.twitter.com/Bd1HV1Z9Nz
— 嵐山(観光地擬人化BOT) (@arasiyamabot) 2014年9月8日
大覚寺の観月の夕べに来てます。
雅なものですね。 pic.twitter.com/DM18u6Gyvk— KENTO (@KENT30398) 2014年9月8日
毎年、大覚寺の観月の夕べは人気が高く、船やお茶席のチケットは早い段階でチケットが完売しています。
時間に余裕を持って行きたいところですね。
以上、「大覚寺・観月の夕べ2017の日程!雨天の場合やお茶席の値段は?」についてまとめました。