11月上旬から中旬にかけてスペインへ旅行をしてきました。
スペイン旅行をするにあたり、 11月の気候や気温、服装はどんな感じなのか気になって色々と調べてみたものの、まとまった情報がなく、あちこちのサイトを見まくって大変でした。
そこでこの記事では11月にスペイン旅行をした感想をふまえてレポートするので、
●これからスペイン旅行を計画中
●11月のスペインってどんな感じ?
という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
それではどうぞ!
目次
スペインは阪急交通のトラピクスで行ってきました
今回私は阪急交通社のトラピクスツアーでスペインに行ってきました。
ツアータイトルは「 最終日ヒルトンに泊まるスペイン8日間」。
毎年リニューアルを加えながら販売されており、トラピクスではスペインの人気コースなんだそうです。
私が参加した11月上旬出発はシーズンオフなのに早々と催行決定し、当日空港に行ってみたら全員で34名でした。
人気のツアーなのがよくわかりますよね!
HIS・JTB・クラブツーリズムなど、一通りパンフレットを集めて比較してみたところ、阪急交通のトラピックスが値段、連泊あり、ホテルのグレード、ツアー内容が良かったです。
海外旅行なんて何度も行けるものじゃないので、とりあえず旅行会社を比較するといいですよ。
11月のスペイン旅行は最高だった
11月のスペインはシーズンオフなんですが、結果を先に言うとメリットばかりでした。
今回、11月に行ってみて良かったことを3つ挙げていきたいと思います。
11月は旅行代金が安い
シーズンオフの入りである11月は旅行代金が安くなってくる時期となっています。
9月~12月のツアー代金をトラピクスで比較してみると、こんな感じです。
出発日 | ツアー代金 |
9月上旬~中旬 | 209,800円 |
9月下旬~10月上旬 | 199,800円 |
10月中旬~下旬 | 189,800円 |
11月上旬 | 179,800円 |
11月中旬~下旬 | 169,800円 |
12月上旬 | 159,800円 |
上の表を見ると一目瞭然、だいたい半月ごとに1万円ほどツアー代金が値下がりしているのが分かります。
同じ内容なのに季節によってこんなにも金額が変わってくるので、何月に行くかは非常に大切な要素となってきます。
夏休みシーズンである7月8月なんかは、20万円代後半ですからね。
比較的お休みが取りやすくて、安く行きたいならシーズンオフの11月を狙うといいかと思います。
11月のスペインは観光客が少ない
11月のスペインは比較的観光客が少ないのも嬉しいポイントです。
もちろんサグラダファミリア、アルハンブラ宮殿、プラド美術館など人気観光地には、世界中から訪れた多くの観光客が集まっていました。
が、 思ったよりも人が少なかった印象です。
プラド美術館ではエルグレコ・ゴヤ・ベラスケスの名作を間近で見られたし、アルハンブラ宮殿の見どころでもちょっと待てば写真を撮れるレベル。
一番人が多かったと感じたのは世界遺産・サグラダファミリアでした。
現地ガイドさんの努力もあるのでしょうが、スイスイと見どころを押さえることができましたよ。
11月は日の入りが早いからこそ嬉しいポイントも
スペインの夏は日の入りが遅く、7月8月は21:00を過ぎないと暗くならないんですよね。
日の入りが遅いと長く観光することができ、観光客としては嬉しいことではあります。
その反面、ライトアップを見る時間が遅くなってしまうといった影響もでてきてしまいます。
サグラダファミリアやアルハンブラ宮殿のライトアップがツアーに組み込まれている場合、夏は日が落ちた22時くらいに見に行くことに。
時差ボケを感じつつ朝から観光していると、22時からライトアップを見に行くのは結構つらいものがあるんですよね。
その点、11月のスペインの日の入りは17:30くらい。
観光と食事を済ませてライトアップを見に行くことができ、体力的にもかなり楽でした。
11月のスペインは気温差が激しい
ここまで11月にスペイン旅行をするメリットを3つ挙げてきました。
簡単にまとめるとこんな感じですね。
①旅行代金が安い
②観光客が比較的少ない
③日の入りの関係上、ライトアップが早く見られる
とは言っても、「気候や気温はどうなの?」「安い時期には何か問題があるのでは?」という疑問が湧いてきますよね。
暑すぎたり寒すぎるのはNGの方もいらっしゃるはず。
そこで11月のスペインを地方ごとにまとめて、東京と比較してみたので参考にしてみてくださいね。
都市 | 最高気温 | 最低気温 |
マドリッド | 13℃ | 6℃ |
バルセロナ | 17℃ | 8℃ |
マラガ | 20℃ | 11℃ |
東京 | 17℃ | 10℃ |
参照元:阪急交通社
基本的には東京の11月の気温とそこまで変わりありません。
ただスペインに行ってみて分かったのは、 朝晩と昼間の温度差が激しいということ。
特にマドリッドの朝はかなり冷え込んでいて、東京の1月くらいの寒さでした。
とは言っても、昼間にはジャケットに長袖シャツで過ごせるため、寒すぎず暑すぎないちょうどいい気候。
また地中海沿岸に位置するマラガは、ヨーロッパのリゾートと言われるだけあって暖かく過ごしやすい陽気でした。
外での観光が多いスペインでは、暑すぎたり寒すぎたりするのは嫌ですよね。
11月上旬~下旬にかけては1日の中での気温差はあるものの、日中は過ごしやすい気候なので観光しやすかったですよ。
「もし1日しかスペインにいられないなら、迷わずトレドへ行け」といわれている世界遺産トレドの現地ガイドさんによると、
「スペインは夏はメチャクチャ暑いよ~」
「夏にトレドに来たら40℃超える日もあるよ~」
「夏は僕(ガイドさん)は干からびてる」
「今の時期が一番過ごしやすいし観光しやすい」
と冗談交じりに話してくれました。
現地ガイドさんがオススメするくらいですから、 11月のスペインは過ごしやすいと言えると思います。
11月のスペイン旅行におすすめの服装
朝晩と昼間との気温差が激しいスペインでは、毎日の洋服選びが大変でした。
私が今回のスペイン旅行でかなり重宝したのが、 ウルトラライトダウン。
ジャケットやパーカーもいいのですが、暑くて脱いだ時に手に持って観光するのは荷物になって動きづらいですよね。
パーカーを腰に巻いておく方法だと、写真を撮った時にカッコ悪いですし。
使わない時には専用の袋に入れてコンパクトになるため、荷物にもならず、寒い時にはサッと着られるメリットもあります。
私は使わない時は専用の袋に入れて、バスの車内で腰のクッションとして使っていました。
スペインは長距離移動が多いため、かなり重宝しましたよ。
マラガなどの地中海沿岸では湿気も少なく過ごしやすく、私が行った時は半袖や長袖Tシャツ1枚でも気持ちいい陽気でした。
11月だからさすがにTシャツはいらないと思って持っていかなかったんですが、天気によってはTシャツに薄手の羽織り物でも大丈夫な場合もあると考えておくといいですね。
ちなみにスペインではスリが多く、着飾っていると狙われる可能性もあります。
お金持っている日本人はスリの標的になりやすいですから、オシャレはほどほどにして脱ぎ着できる服装を準備していくことをおすすめします。
11月のスペインは保湿対策が必要
11月に限らず年間を通して乾燥しているスペインでは保湿対策をしていかないと、旅行中に唇がガサガサ、爪が割れる、乾燥肌で手足がかゆい・・・なんてことになりかねません。
女性の場合は日ごろから保湿ケアをしている方がほとんどなので、日ごろ使っているアイテムを持っていけば問題ないかと思います。
注意したいのは男性なんですよね。
普段何もケアしていない男性でも保湿ケアをしないと、全身ガサガサパリパリ状態になってしまいます。
乾燥対策するためスペインに持っていきたいアイテムをまとめておきますので、参考にしてみてくださいね。
●リップクリーム
●ハンドクリーム
●爪切り
●フェイス用保湿クリーム
中でもリップクリームは必須!
オリーブオイルの生産量が世界一のスペインでは、お土産屋さんのほとんどでオリーブオイル入りのリップクリームが3~4ユーロ程度で販売されていました。
現地で調達してもいいですし、日ごろ使っているモノがあれば持っていくことを強くおすすめします。
ちなみに旅行中に私が保湿対策としていたのが、上のドクターシーラボのオールインワンゲルです。
旅行中は朝の出発が早く、特にヨーロッパでは食事が遅いので夜にホテルに帰ってくる時間も遅くなりがち。
そんな理由もあってスキンケアはパパッと済ませられるオールインワンを使っています。
スキンケアの時間短縮にもなりますし、荷物も少なくなるのでかなりおすすめです。
11月のスペインのまとめ
ここまで11月のスペイン旅行についてまとめてきました。
実際に11月にスペインに行ってみて感じたのは、 暑すぎず寒すぎずちょうどいい気候だったということ。
天候が良かったことも関係しているかとは思いますが、観光地ごとの現地ガイドさんも口々に「11月は過ごしやすくていいよ~」と教えてくれました。
旅行代金が安い時期でもありますし、休みが取れるなら11月のスペイン旅行はかなりオススメできます。
スペインの持ち物についてまとめた記事もあります。
行ってみて必要だった生の声をいれつつ、持ち物リストを作ってみたのでパッキングの際の参考にしてみてくださいね。
⇒スペインの持ち物リスト!海外旅行であると便利なアイテムは?
以上、「11月のスペイン旅行はメリットしかなかった!服装・気温のまとめ」について紹介しました。