新四年生は就職と並行して教職免許を取る予定の人は、教育実習の準備も少しづつ始めていかなくてはいけない時期になりましたね。
「教育実習が不安だな〜」と思っている人も「楽しみだな〜」と思っている人もいると思いますが、実習を終わった後みんなが口を揃えていうのが「大変だったけど、楽しかった」です!
立ちはだかる壁に思いっきりぶち当たって見てくださいね。
この記事では、そんな教育実習を乗り切るための服装について紹介して行きます。
大変だけど楽しい教育実習を行う上で、服装はとても大切ですのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
スーツ・教育実習の服装
早速、教育実習の服装について紹介していこうと思います。
体育や家庭科といった特殊な実習や運動をする科目を除いては、ほとんどの実習者がスーツ着用になります。
教育実習は、教育実習生という実習生の立場を忘れてはいけませんが、同時に教員であるということも忘れてはいけません。
生徒から見て教育実習生でも教員として見られますので、だらしない格好をしてはいけませんし、実習前に釘を刺されます。
生徒たちにとって教員は身近な大人のうちの一人です。
なので、だらしない格好や不適切な言葉遣いは絶対にNGです。
教育実習は暑い時期でもスーツの上着は着る?
教育実習は多くの人が5月の中旬から6月の終わりにかけてが多いので、 ジャケットを常時着ているのは暑いですよね。
教育実習中に常にジャケットを着ている必要はありませんが、ジャケットを着なくてはいけない場面に出くわすことがあります。
例えば、全校集会といった学校行事はジャケットを着ることが望ましいとされます。
他にも研究授業や登下校時にも着用が義務付けられるところもありますね。
そのためジャケットは学校へ持って行き、着る必要がある場面のみ着用すれば良いと思います。
念のため、ジャケットを脱いでいいか担当の先生に聞いて、許可が降りたら脱ぐと安心ですね。
私の実習先はジャケットを着る必要はありませんでしたが、学校によっては義務付けられるところもあります。
学校や担当の先生によっても考え方が異なるため、何か気になったことがあれば迷わず先生に聞いてみてくださいね。
教育実習に必要なスーツの枚数
次に、教育実習に必要なスーツの枚数について紹介します。
大学生の多くは、何十枚もスーツやシャツを持っている訳ではないですよね。
結論から言うとジャケットとパンツのセットは1着あれば良いです。
2着以上あれば便利だとは思いますが、 わざわざ購入する必要はないです。
教育実習のスーツは何色がいいの?
次は、スーツは何色がいいの?という疑問についてお答えして行きます。
大半の方は、大学の入学式でスーツを着ましたよね?
おそらく、黒色か紺色のスーツを購入れていると思いますので、それを着るのがベスト!
しかし中には黒や紺色ではなく、派手な色のスーツ・ちょっと洒落たセットアップしか持っていない人もいるかもしれません。
そのような方は、落ち着いたスーツを購入しましょう。
やはり教育実習中は基本に黒色・紺色のスーツで過ごさなくてはいけませんし、就活や大学院進学を考えている人も黒・紺のスーツが必要なのでこれを期に買ってもいいと思います。
女性も基本は黒色のリクルートスーツを用意してくださいね。
女性はパンツスーツかスカートか?
女性場合は、パンツスーツかスカートにするか迷うところ。
最近では就職活動でも女性はパンツスーツもスカートもどちらも見られるようになりましたが、教育実習ではどうなのでしょうか?
結論としては、どちらでも構いません。
しかし、スカートは思春期真っ只中の男子に過剰な反応をされるかも知れませんので、 できたらパンツスカートの方が好ましいかも知れませんね。
だからといって、新しいものを買う必要はないと思います。
持っているもので教育実習を挑んでくださいね。
ワイシャツ・教育実習の服装
問題なのはワイシャツです。
ワイシャツは、正直一枚で乗り切るのは難しいです。
教育実習中は1日中、壇上に立って話をしたり、掃除をしたり、部活動の指導をしたり…
とてもハードなので大量に汗を掻きます。
すぐ洗濯をして干せばいいのかも知れませんが、部活指導や授業研究などで教育実習中は家に帰る時間がどうしても遅くなってしまい、洗濯する時間を確保するのは難しいです。
最低でも2着以上は用意しておいたほうが良いですね。
ちなみに私は4着用意し、ゆとりをもって回しました。
教育実習のワイシャツは半袖でもいいの?
ワイシャツを買うのはいいけど、「夏場だから半袖でいいの?」という疑問を持つ人もいるかもしれませんが、基本的には半袖でも構いません。
他の先生も半袖で授業をされているので問題ないとは思いますが、心配な方は担当の先生に聞いてからにした方がいいかもしれませんね。
基本他の先生が着ている服装をマネしておけば問題はないですよ。
(体育の先生のようにジャージで過ごすのはまずいですが・・・)
教育実習のワイシャツは何色がいい?
ワイシャツの色は何色がいいのかと言うともちろん無難なのは真っ白なワイシャツです。
しかし、真っ白なシャツしかいけないというわけではありません。
真っ白が望ましいですが、派手目じゃない色なら問題ないです。
心配であれば、これも担当の先生に聞いてみてくださいね。
もちろん無難で問題のない色は、真っ白のワイシャツです。
ネクタイの色や柄・教育実習の服装
スーツにはクールビズでもない限りネクタイをつけるのが常識ですよね?
ではどんなネクタイが望ましいのかを紹介しておきます。
落ち着いたネクタイが望ましいということは当たり前だと思うんですが、具体的には青色・赤色・灰色ベースのネクタイが望ましいですね。
柄はストライプや線が入っているものは構いませんが、キャラクターの絵が入っていたり・ブランドのエンブレムの入ったものは望ましくありません。
教育実習はオシャレをしに行く場所ではありませんので、その辺のことを考慮すると身につけるネクタイも自ずと定まってくるでしょう。
靴と靴下・教育実習の服装
次は、教育実習での望ましい靴と靴下について紹介していきます。
基本的には靴は黒色の革靴を履くのが常識となっています。
黒の革靴ならなんでもいいかというと、そうでもないんです。
黒は黒でもドクターマーチンのように黄色のステッチが入ったものは、おすすめできません。
私の大学では、茶色の革靴といった黒以外の靴もあまり望ましくないと指導されました。
また「靴下なんてなんでも良いのでは?」と思うかも知れませんが、靴下は意外に見えるので無難な黒や紺色にするのが常識。
靴下は、靴とスーツの裾から見えるので注意が必要です。
時計・教育実習の服装
「教育実習は時計をつける必要があるのか?」という疑問が出てくるのですが、時計はつけてもつけなくてもどちらでも構いません。
教室にも時計はあるので、教員の方もつけている人もいればつけていない人もいるので自由ですね。
しかし、あまり派手なものやガチャガチャしたものは生徒の目線も時計にいってしまうかもしれないので落ち着いたものを身に付けるようにしましょう。
どんな時でも生徒に見られているという自覚が大切になってきます。
上履き・教育実習の服装
教育実習時の靴について紹介していきます。
大まかに二種類の靴を使うことになります。
一つ目は先ほど挙げた革靴です。
登下校時はスーツの着用が必須になってくるので、革靴は必須のアイテムになってきます。
もう一つは、校内で授業時や廊下を移動するときに履く靴です。
つまり学校内で使うシューズが必要になってきます。
学校内で使用するシューズは、あまり派手なものではなく・動きやすいシューズであればなんでも構わないと思います。
私は教育実習先が母校だったので、その時に使っていたシューズを用いていました。
必須のシューズは以上の2つになりますが、学年集会や体育に参加させていただくことになった時のための体育館シューズのようなものを用意しておくといいかもしれません。
学年集会は結構な頻度で行われ必要になってくる場面もあるので、あると困らないですね。
アクセサリー・教育実習の服装
教育実習時にアクセサリーの使用は認められるのかどうかですが、基本的には認められていません。
今までお世話になった先生が、派手なピアスをつけている先生がいたりしたことありますか?
恐らくいないですよね。
基本的には禁止なのですが、目に見えないシャツの内側だったりすれば身につけていても構わないと思います。
ただし、ちょっとでも見えると先生や生徒さんに指摘される可能性もあるので、教育実習時だけは取って実習に挑んでくださいね。
体育の授業・教育実習の服装
体育の授業は当てはまる人とそうでない人がいると思いますが、念のため紹介しておきます。
体育は動きやすい服装、つまりは上下ジャージが好ましいです。
しかし、派手めなものだと過剰に生徒に反応されてしまうこともあるかもしれませんので、避けた方がいいかもしれませんね。
体育に参加する以外にも、教育実習生の歓迎会やお別れ会といった形でレクレーションをやってくれることも!
そんな時にも、上下ジャージのような動きやすい服装は必要になってきます。
教育実習では身だしなみを整えよう
教育実習は実習の場です。
実習中は生徒でもなく正規の教員でもないので立場に困惑したり、服装・立ち振る舞いに困る場合がありますが、心配は要りません。
大学生として・実習生として、正しいと思ったことを胸を張ってやりましょう。
身だしなみがだらしないと、身だしなみのみならず全てのことに関してだらしなく見えてしまうもの。
実習中の評価にも関わってきますので、身だしなみは必ず整えるようにしましょうね。
教育実習の服装のまとめ
ここまで、教育実習中の服装について紹介しました。
基本はどんなアイテムでも、黒や紺色を身につけるのが無難だということが分かっていただけたかと思います。
教育実習は大変だと思いますが、人生に何回もやれる経験ではありません。
ぜひ、楽しんでぶつかってほしいな〜と思います。
以上、「教育実習の服装!スーツの色・シャツ・靴の注意点」について紹介しました。