日本の大部分が梅雨となる6月は、祝日のない単調な日々が続いて、それが憂鬱さに拍車をかけていますよね。
1年の内で唯一、祭日が1日もない月である6月は、丁度GWとお盆休みの中間という事もあり、中休みが欲しいと思っている方も少なくないのでは?
そこで今回は6月に祝日がない理由や今後の祭日が作られる見込み等を海外の事情とも比較しつつ、ご案内していきたいと思います。
目次
6月に祝日がない理由は?
では先ず、なぜ6月に祝日がないのかという理由にフォーカスして
その原因となっているもろもろの事情などからご紹介して参りましょう。
6月は祝日の理由になる特別な日がない!
さて6月にはなぜ祝日がないのかという事ですが、6月には祝日とするべき特別な日がないのが最大の理由のようです。
そもそも国民の祝日は祝日法という法律で定められた祭日で、それぞれ特定の日を休みにする特別な理由があります。
尚、祝日の理由としては、皇室関連の伝統行事や何かを尊んだり感謝したりする日等が由来となっている事が多いですね。
例えば、元日、建国記念日、春分の日、天皇誕生日、秋分の日、文化の日などが皇室行事に由来する祝日で、伝統的な祭日になります。
また、成人の日や勤労感謝の日、敬老の日、海の日、山の日などは何かを尊び感謝する性格の祝日といえますよね。
ですが6月にはそんな重要視するべき日が元々ないため、結果として祝日がない月になっている訳です。
6月に祝日がないのは学校教育が関係!
という事で特別な日がないため残念ながら祝日がない6月ですが、実は6月に祝日ができる可能性も一時期存在していました。
というのも、2016年から施工された山の日は結局8月11日で落ち着きましたが、当初は6月も有力な候補だったと言われています。
ですが、ゆとり教育や学校の週休2日制で子供達の学力低下が懸念されていたため、結局、夏休み中で学習時間に影響を与えない8月に落ち着いた経緯があるのだとか。
そんな訳で残念ながら、6月の祝日は未だ0のままとなっているんですね。
6月に祝日が今後作られる見込みや候補はある?
さて祝日にすべき日がないという、ある意味単純明快な理由で祝日がない6月ですが、今後、6月に祝日ができる見込みはあるのでしょうか。
という事で続いては、将来的に6月に祝日が作られる可能性について考察してみましょう。
6月の祝日の候補は時の記念日や天皇誕生日!
今後、6月に祝日が作られる可能性ですが、まず将来的に皇位を継承する方が6月生まれなら天皇誕生日が6月になるのが確実ですよね。
ですが現在、皇位継承権を持つ皇族に6月生まれの方はおらず、近い将来、6月に天皇誕生日が設けられる可能性は残念ながらありません。
が、しかし、6月にはもう一つ、時の記念日という祭日であっても不思議でない日が存在しています。
時の記念日は大正時代に国立天文台と生活改善同盟会という団体により制定された記念日で、天智天皇が日本初の水時計を作った事に由来しています。
時間の大切さを意識する日として設けられた時の記念日は、意義、由来共に祝日として制定されてもおかしくない日ですよね。
しかし祝日化は困難なのが実情!
という事で、今後、6月に祝日ができるとしたら最有力なのが時の記念日ですが、残念ながら具体的な制定に向けての動きは皆無なのが現状です。
因みに、2006年に時計メーカーの大手シチズンが行った世論調査によると、時の記念日の祝日化を支持する方は約6割程度との事。
昔からある記念日とは言え、時の記念日はイマイチ影が薄い印象なのもマイナス要因で、多くの人が切実に祝日を望んでいる状況ではない模様です。
判断材料としては結構微妙な6割という数字ですが、個人的には意外と祝日支持者が少ないなという印象を抱きました。
いずれにせよ、学習時間の減少を助長したくない国の方針もある訳なので、6月に祝日が作られる見込みは今の時点では余り高くないと思われます。
とはいえ、世論に後押しされれば風向きも変わる可能性は十分あるので、6月に新たな祝日ができる可能性も勿論0%ではありませんよ。
海外の祝日の日数や日本と休暇の違いとは?
という事で、差し当たって祝日がない月のままの状態が続きそうな6月ですが、世界の祝日の事情についても併せてご紹介しておきたいと思います。
世界各国の6月の祭日と年間の祝日数を比較!
世界に目を向けてみると、6月に祝日がある国には、中国(端午節)、韓国(顕忠節)、オーストラリア(女王誕生日)、ロシア(ロシアの日)などがあります。
ですが、勿論、日本と同様に6月に一日も祝日がない国も多数あるのが実情です。
ところで、よく働き過ぎといわれる日本人ですが、2016年から山の日が祝日となり現在、日本の一年間の祝日の数は16日となっています。
この祝日数を以下の世界各国と比較すると、なんと世界第2位の多さ!
日本よりも休日が多い国はインド、コロンビアの2ヵ国だけで、日本は世界的に見ても休日が多い国というのが紛れもない事実なんです。
ですが、日本人は世界的にも祝日が多く休暇を満喫しているのかというと、一概にそうとは言い切れない海外との休暇事情の違いが存在しています。
18日 インド、コロンビア
16日 日本、タイ、レバノン、韓国
15日 アルゼンチン、チリ、フィンランド
14日 マレーシア、フィリピン、ロシア、スペインなど
13日 スロバキア、パキスタン
12日 台湾、香港、ブラジル、南アフリカなど
11日 中国、フランス、カナダ、シンガポールなど
10日 アメリカ、ポルトガル、ベトナム、ベルギーなど
9日 ドイツ、オーストラリア、アラブ首長国連邦など
8日 イギリス、オランダなど
7日 メキシコ
引用:マーサー 2013 Worldwide Benefit and Employment Guidelines
イギリスの祝日や休暇のリアルな事情!
さて、上の世界各国の祝日の日数を見てみると、あれっと思う事があるのではないでしょうか。
長期のバカンスを謳歌するイメージの強い欧米各国の祝日数が軒並み低いのがお分かりいただけますよね。
ですが、祝日は少ないものの、欧米では有給消化率が非常に高く長期休暇もとりやすいため、逆にいえば国が定めた祝日が少なくても問題ないのが実際の所です。
因みに、私は上の表で祝日数が2番目に少ない年間の祝日数8日のイギリスで暮らしていますが、家族の有給消化率は毎年100%なんです。
また、イギリスの学校は学期の中間にハーフタームという1週間程の休みがあるため子供のいる家庭だと学校の休みに合わせ休暇を取る人も多いですね。
尚、イギリスの祝日は気候のよい春から夏にかけて多いのが特徴で、復活祭から8月末のサマーバンクホリデーまでに8日中5日の祝日があります。
残り3日の祝日は12月25日のクリスマス、26日のボクシングデー、1月1日の新年だけですが、個人的な休暇が多いため余り気にならないのが本音です。
なので、国が定める祝日、祭日を熱望する気運自体が欧米各国では希薄といえるかもしれませんね。
祝日の無い残念な6月におすすめのグッズをご紹介!
さて、6月になぜ祝日がないのかについて海外の事情なども含め見てきましたが、最後にそんな残念な6月におすすめグッズもご紹介しておきましょう。
6月には除湿シートがおすすめ!
じめじめと鬱陶しい天気が続く6月は、不快指数も高く寝苦しい夜が続く事も多いですが、本格的な夏を目前に体調は整えておきたいものですよね。
そんな梅雨の時期の安眠に一役買ってくれるのが上記の東京西川の吸湿シート、ドライウェルプラスなんです。
敷布団やマットレスの下に敷いて使える多機能給水パッドは、圧倒的な吸湿力と放湿力でさらりとした寝心地が梅雨の間も維持できますよ。
ブルーがピンク色に変わる湿気センサー付きの除湿シートは干すタイミングも一目でわかる優秀アイテムなんです。
話題の吸湿シートが更に進化したドライウェルプラスは水に強く、手洗いができるのも大きなメリットで、ダニや汚れ対策もバッチリでき、布団やベッドを清潔に保つことができるんです。
消臭効果もアップした高性能シートは、アンモニア臭、汗臭、加齢臭の軽減効果もあり、蒸し暑い6月の寝床を快適に保ってくれる、暑い季節には特におすすめの逸品ですよ。
6月には逆さ傘がおすすめ!
雨模様の天気が続く6月は、祝日もなく毎日の通勤通学などで外出は避けられませんが、傘を閉じた後の水滴が煩わしくイライラしてしまう事も。
その点、上記の濡れない逆さ傘があれば、雨に濡れた傘の表面が外側に出ないので屋内や車内においても下の物等をぬらす心配がないんです。
水滴を落としたい時や傘立てがない場合は自立した状態で置く事もできる逆さ傘は、何かと重宝するメリット大のアイデア商品です。
10デザインが揃うおしゃれな自立傘は、両手が使える持ち手付きで、ワンタッチボタンでスムーズに開く事ができるので、通勤や通学でも重宝する事間違いなしですよ。
青空や星空、緑の葉やボーダー等、おしゃれな柄が傘の内側にプリントされた逆さ傘は、滅入った気分を幾分軽減させてくれる爽やかなデザインですよね。
使い勝手も良く機能面でも充実のアイデア傘は、残念な6月に小さな快適さをプラスしてくれるおすすめの逸品となっています。
6月にはアロマディフューザーがおすすめ!
ジメジメした雨の日が続く6月を少しでも快適に過ごすには日々の生活に気分転換できる要素を上手く取り入れる事も重要ですよね。
祝日の無い6月ですが、夏至があり一年で最も昼間が長い季節なので、ゆっくりと暮れていく初夏の夕べをアロマの香りと共に楽しんでみてはいかがでしょう。
上記の超音波式のアロマディフューザーはアロマと光が織りなす幻想的な空間が楽しめるおしゃれなアイテムで気分転換にも最適ですよ。
6色のライトと自動グラデーションが選べるディフューザーは、部屋を暗くすればより雰囲気が出て癒されるアイテムです。
おしゃれなインテリアとしても人気のアロマディフューザーは、視覚と嗅覚で気分転換が図れ、6月の新たな楽しみにできるおすすめアイテムですよ。
祝日や祭日がなくても6月を楽しもう!
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という事で、6月に祝日がない理由について海外の事情などとの比較も併せご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
近い将来、6月に祝日が制定される可能性は決して高くありませんが、楽しい夏はもうそこまで来ています。
不快指数も高い梅雨の季節ですが、こちらでご紹介したアイテムもご利用いただきつつ、夏の楽しい予定に思いをはせて何とか乗り切ってくださいね。