赤ちゃんを寝かしつける時や、赤ちゃんが寝た時や機嫌がいい時や、添い乳をするために添い寝をするという方は多いと思います。
添い寝をする時に、ふと「赤ちゃんに腕枕をしてもいいのかな」と思ったことはありませんか?
腕枕をすると赤ちゃんとより密着できますし、パパやママが横にいると赤ちゃんは 安心して、いつもよりぐっすり眠ってくれそうですよね。
ですが、腕枕は腕に赤ちゃんの頭を乗せることから、いつからしてもいいものなのか考えてしまうと思います。
そこで今回は、赤ちゃんに腕枕をしてもいいのかについてや、する時の注意点や、赤ちゃんの寝かしつけグッズを紹介していきたいと思います!
目次
赤ちゃんに腕枕すると危ない?
赤ちゃんに 腕枕をして寝てみたいと思ったことはありませんか?
寝かしつける時など、普通に添い寝する時よりも密着度が高そうなので、赤ちゃんがぐっすりと眠ってくれそうな気がしますよね。
ママやパパも、赤ちゃんとよりくっつくことができて、幸せを感じられそうですよね!
ですが、赤ちゃんの月齢が浅かったり、正しいやり方で行わないと、危険な場合があります。
時期が早かったり、やり方を間違うと、頭が後ろに行き過ぎて息苦しくなったり、逆に前かがみになりすぎてキツく感じたりしてしまいます。
では、腕枕を赤ちゃんにしてもいい時期とはいつからなのか、詳しく次の項目にまとめていきたいと思います。
赤ちゃんに腕枕できる時期はいつから?
赤ちゃんに添い寝をする時に、腕枕をしたいけど、いつからしてもOKなのでしょうか。
一般的には、腕枕は高さがあることから、一般的には生後3ヶ月~5ヶ月経過した首がすわる頃が目安とされています。
赤ちゃんの首がすわったと感じるまでは、ママやパパの腕で頭を囲むように添い寝をする程度がいいでしょう。
赤ちゃんの首がすわったら、次の正しい手順に沿って、腕枕を行ってくださいね。
赤ちゃんに腕枕をする時の方法
首がすわった赤ちゃんに腕枕をする時の方法を紹介します。
①まず、赤ちゃんを横抱っこして、寝かしつけて、横抱っこの腕の形はキープしたまま、ゆっくりと布団に置きます。
②片方の腕を赤ちゃんの首の下にそのまま残します。
③もう片方の腕を、赤ちゃんが起きないようにゆっくりと外します。
④赤ちゃんの首の下の腕をそのまま動かさないようにしながら、横に添い寝する。
ママの腕から脈の音が聞こえることによって、赤ちゃんも リラックスしてよく眠ってくれることもあります。
横抱っこから、赤ちゃんを布団に置いてどちらの腕も抜いたら、赤ちゃんはママの体温を急に感じなくなって不安になってしまうようです。
腕枕はママの体温を感じながら寝ることができるので、赤ちゃんが安心してくれるんですね。
ですが、赤ちゃんに腕枕をする時の注意点がいくつかあります。
後に詳しく書いていきますので、そちらも目を通してくださいね。
赤ちゃんに腕枕をすると頭の形や猫背が心配
赤ちゃんに腕枕をしたいけど、頭の形がいびつになってしまったり、猫背になってしまうことが心配という声もあるようです。
赤ちゃんの頭はとても柔らかいので、もしいびつな形になっても、大きくなるにつれて元に戻っていくと言われています。
どうしても気になる方は、赤ちゃんの頭に当たる部分にドーナツ枕をあてがったり、赤ちゃんの頭の向きを日によって変えたりするといいと思います。
また、長時間は頭の形や姿勢だけでなく、赤ちゃんが苦しくなってくることもありますので、時間を限定して行うようにするといいでしょう。
時間に気をつけたり、やり方を工夫したりして、赤ちゃんを気持ちよく眠らせてあげられたらいいですよね。
赤ちゃんに腕枕をする時の注意点
赤ちゃんに腕枕をすると、安心してよく眠ってくれることがあるので、毎日でも実践したいママは多いと思います。
ですが、腕枕をする時にはいくつか注意したい点がありますので、まとめてみました。
■赤ちゃんの呼吸に注意する
ママの腕が赤ちゃんの口や鼻に当たって塞いでいないか気をつけます。
また、布団やママの服がかかって赤ちゃんが苦しそうではないか、顔の向きを確認して横になってくださいね。
■時間が長くならないようにする
あまり長く赤ちゃんに腕枕を続けて行うと、かえって疲れたり苦しくなってしまうこともあります。
それに、ママの腕もしびれたり疲れたりしてしまうと思います。
うっかり一緒に長時間寝てしまうこともあると思いますので、あらかじめ時間を決めて、アラームをセットしておくと安心でしょう。
■仰向けで寝かせるようにする
赤ちゃんの顔が布団に埋もれてしまうことがあるので、うつ伏せはNGです。
■タバコを吸う習慣がある場合はやめる
赤ちゃんの前でタバコを吸わなくても、ママやパパの衣服にタバコの臭いや赤ちゃんにとって害がある成分が付着しています。
腕枕は、赤ちゃんと密着しますので、喫煙の習慣がある方はやめたほうがいいでしょう。
以上のことに気をつけて、赤ちゃんとの リラックスタイムを楽しんでくださいね。
赤ちゃんに腕枕をして腕を抜く方法
赤ちゃんに腕枕をする時は、横抱っこからそのまま布団に置いて、片方の腕だけを抜く必要があります。
また、腕枕をして赤ちゃんがぐっすり眠ったら、もう片方の腕も抜いて解放されたいこともあると思います。
ですが、腕を抜く時にせっかく寝かしつけた赤ちゃんが起きてしまうことは多いようです。
そこで、赤ちゃんが心地よく眠ったまま腕を抜く方法を2つ紹介します。
■赤ちゃんの顔の横に柔らかめ(赤ちゃんの顔が埋もれない程度の柔らかさ)の枕を添えて、ママの肘を枕に乗た状態から、じわ~っと引き抜きます。
引き抜いたら、赤ちゃんの頭が枕に乗ればOKです。
■腕を抜く時に、赤ちゃんの首が動いてしまって、赤ちゃんは起きてしまうことがよくあります。
そこでおすすめなのが、ママやパパの腕にあらかじめ「アームウォーマー」をつけておくことです。
少し隙間ができる緩めのサイズをつければ、つけてないほうの腕で袖口を持ち、腕だけを抜くのです。
そうすると、赤ちゃんに気づかれることなく腕を頭の下から抜くことができるのではと思います。
これらの方法をやってみたら、無事赤ちゃんの頭の下から腕を抜くことができたという方が多いので、腕を上手く抜くことができないという方は、試してみてくださいね。
何度かやって、コツを掴めば 成功率は上がると思いますよ。
添い寝で赤ちゃんをスッと寝かしつけるコツ
赤ちゃんを添い寝で寝かしつけしたいけど、なかなか上手くいかないとお悩みのパパやママが結構おられるようです。
添い寝で赤ちゃんをスッと寝かしつけするコツをまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
■赤ちゃんは、布団に置かれる時にママやパパの体温を急に感じなくなることに不安を感じて起きてしまうこともあります。
布団に置くときに、ママやパパの胸の部分を赤ちゃんの身体から急に離さずに、ぴったりと密着したままを「赤ちゃんが深く眠ったな」と思うまでキープします。
深く眠ったと思ったら、ゆっくりと身体が密着している部分を離せば成功率が上がると思います。
■赤ちゃんがよく眠れる音楽を流す
あらかじめ、寝室に赤ちゃんが寝付きやすい音楽をかけておきます。
無料の動画サイトなどで「赤ちゃん 眠る」などと検索すればたくさん出てきます。
オルゴールの音色や優しい音楽ばかりで、赤ちゃんも安心して、うとうとしてくることが多いですよ。
CDとして発売されているものもあるので、お気に入りの音楽を見つけてもいいかもしれませんね。
■バウンサーを使ってある程度寝かしつける
赤ちゃん専門グッズが置いてあるお店で取り扱っている、「バウンサー」を使ってある程度寝かしつけて布団に置く方法です。
抱っことは違う心地よい揺れにすっと眠ってくれる赤ちゃんは多いです。
赤ちゃんが深く眠るまでバウンサーで寝かしつけて、それから布団の上にそっと置くとそのまま長時間眠ってくれることが多いようです。
なかなか眠いのに眠れないのは赤ちゃんも辛いですが、ママやパパも寝不足になるので、すんなり寝かしつけたいですよね。
赤ちゃんがなかなか眠ってくれないという時には、お試しくださいね。
赤ちゃんがグッスリ眠れるグッズを紹介
赤ちゃんは、添い寝をすることでママやパパの体温や鼓動を感じて安心します。
普通に添い寝してもいいですが、赤ちゃんがより心地よく眠ってくれるグッズがあれば 便利ですよね。
ここからは、赤ちゃんがグッスリ眠れる、おすすめの添い寝グッズを紹介していきたいと思います!
赤ちゃんの添い寝グッズ①
1つ目に紹介するのは、寝返りを防止してくれるクッションです。
赤ちゃんの頭に当たる部分の両脇に高さがあるので、ママやパパがうっかり眠ってしまった時に万が一寝返りをしてしまった時も 安心です。
両脇の高さがある部分は幅を調整できるので、赤ちゃんの成長に合わせて長く使用することができますよ。
うたた寝してうっかり赤ちゃんの上に乗ってしまう心配がある…という方にもおすすめです!
赤ちゃんの添い寝グッズ②
2つ目に紹介するのは、寝返りがまだの赤ちゃん向けに作られた、「ベッドインベッド」です。
赤ちゃんの周りに丈夫なフレームがついているので、ママやパパが寝返りしても安心ですよ。
産まれてすぐから、寝返りを開始するまで使えるので、結構長く活躍してくれるのではと思います。
また、通気性の良い素材なので、汗をかきにくく赤ちゃんの 快適な眠りをサポートしてくれるんです。
さらに、畳めばバッグ型になり、中におむつなどを収納することができ、お出かけ先やリビングでのお昼寝時にも活躍してくれると思います。
赤ちゃんの添い寝グッズ③
3つ目に紹介するのは、「コンパクトベッド」6点セットです。
赤ちゃんの周りは柔らかくもしっかりとしたサークルになっており、添い寝にはもちろん、お昼寝やオムツ替え時にも使えます。
ベビーベッド&布団セットが無くても、赤ちゃんが快適に眠れるスペースを簡単に作ることができるのです。
ほこりや汚れに強い生地でできており、赤ちゃんに丁度良い硬さマットレスなので、いつもよりぐっすり眠ってくれるかもしれません。
畳めばコンパクトになり、取っ手がついているので、里帰りの予定がある方にもおすすめです。
赤ちゃんの腕枕をしてもいい?のまとめ
→酢飯はいつから赤ちゃんが食べられる?寿司やチラシ寿司の注意点!
→父の日に赤ちゃんからのプレゼント!旦那さんが感動する手作りの贈り物
→父の日には寝相アートで旦那さんにサプライズ!簡単なアイデアは?
赤ちゃんに腕枕をしたり、添い寝をするととても 幸せな気持ちになりますよね。
やり方や時期に注意は必要ですが、赤ちゃんとの触れ合いの時間を大事にしていけたらいいですよね。
添い寝をしたいけど、自宅にベビーベッドが無い方や、産まれてすぐの赤ちゃんと添い寝したい方は、今回紹介したおすすめ添い寝グッズをチェックしてみてくださいね!
以上、「赤ちゃんには腕を枕にしてもいい?注意点とスッと寝かしつけるコツ!」について紹介しました。