暑い時期には欠かせないエアコンですが、みなさんはいつ頃から使用し始めますか?
早くから使っていると電気代が気になるし、我慢して夏バテになってしまうのも怖いですよね。
何度からエアコンを使い始めたら良いのか、赤ちゃんやペットがいる家庭での使い方などエアコンに関する疑問についてまとめてみました。
目次
エアコンの冷房は何度からつけるの?
まずは、エアコンの冷房は何度からつけているのか?をネットの口コミから集めてみました。
・30度までは扇風機で耐えて、31度を超えたらエアコンを使う。
・室温が何度からつけるといったルールは決めずに「暑い」と感じたらつける。
・室温30度、湿度60%以上になったらエアコンをつける。
・エアコンは極力使わないで、扇風機で乗り切る。
エアコンをつけるタイミングについて調べてみると、各ご家庭によってエアコンを使うタイミングは様々なようですね。
外気温が30度であっても、直射日光が当たる部屋とそうでない部屋とでは室温が変わってきます。
夏場は家の中で暮らすことが多いので、外気温よりも室温を基準にした方が良さそうですね。
環境省が推奨するエアコンの設定温度は28度なので、室温が28度以上になり、暑いと感じたら使用するのがベスト。
ただし、窓際や大きな機械の近く、キッチンなどでは気温が高くなるので注意してくださいね。
節約したいからと我慢をし続けるのは夏バテの原因にもなりますので、無理は絶対にしないようにしましょう。
何度からエアコンをつけるか以外で目安になるポイントは?
体感温度で暑いと思ったら
室温が何度からエアコンをつけると設定温度を決めていても「暑い」と感じたら、設定温度に達する前に積極的にエアコンをつけるようにしましょう。
例えば、日中数時間外にいた場合は肌が日焼けし、体内に熱がこもった状態になります。
その状態のままエアコンのついていない部屋で過ごしていると、外気温が下がる夕方になっても体が火照った状態が続き、体内で脱水症状を起こす可能性もあります。
他にも窮屈な洋服を着ていたり、部屋に置いてある機械から放射熱が発せられている状況下では、温度計よりも暑く感じることがあります。
温度計の数字は目安程度に捉えて身体が暑いと感じたら、早めにエアコンをつけることをおすすめします。
湿度が高いとき
気温が低くても湿度が高い時にはエアコンをつけるようにしましょう。
目安としては、湿度が60%以上になったらエアコンをつけるようにすると良いですよ。
肌寒さを感じるようならドライ機能を使うと温度はあまり下げずに、湿度を下げることができます。
なぜ、湿度が高いとエアコンをつけた方が良いのかというと、湿度が高いと人は汗をかきにくくなるからです。
汗は体内にこもった熱を放出する作用がありますが、汗をかきにくくなるということは、体内にこもった熱が放出されにくい状態に。
日焼けをして身体が火照った状態のように、いくら温度が低くても体内に熱がこもったままだと暑く感じ、脱水症状を引き起こしてしまいます。
温度が何度からエアコンを使うということばかりに意識を取られず、湿度も一緒にチェックすることが大切ですよ。
夏バテ注意報が発表されたら
もう1つエアコンをつける目安となるのは、天気予報やニュースで発表される夏バテ注意報です。
温度が上がり、湿度も高くなると夏バテや脱水症状に注意するニュースが流れますよね。
その情報を耳にしたら積極的にエアコンを使うようにしましょう。
地域によっては、アスファルトの蓄熱や自動車の排気熱などにより天気予報の予想気温よりも上回ることも考えられます。
天気予報の情報をこまめにチェックして、早めの対策を行うようにしましょう。
赤ちゃんの場合はエアコンは何度からつける?
赤ちゃんは大人とは違い、体温調節機能が十分に発達していないので、細心の注意を払う必要があります。
赤ちゃんは室内にいることが多いので、室内の温度や湿度を基準にすると良いでしょう。
湿度が高いとあせもやおむつかぶれをしやすくなってしまうので、大人と同様に温度だけでなく湿度のチェックも忘れずにしてくださいね。
エアコンの設定温度は28度程が良いですが、冷たい空気は下に溜まる性質を持っているので、大人よりも低い位置にいる赤ちゃんは涼しさを感じやすいです。
そのため、定期的に空気循環をするなどをして対策をすると良いですよ。
でも、風が直接当たるのは良くないので、エアコンや扇風機、サーキュレーターの風の通り道に赤ちゃんを置かないようにしてあげてくださいね。
また、日の傾きによって赤ちゃんのベッドが直射日光に当たらないかなど気を配る必要もあります。
例えば数分でも直射日光が当たった鉄は、高温になることもあるので肌の弱い赤ちゃんは火傷を負ってしまうこともあります。
外出から帰ってきた時は、外の猛暑から急に涼しい室内に入ると気温の変化に対応しきれなくなることもあるので、注意してくださいね。
犬や猫など動物の場合はエアコンは何度からつける?
ペットは人間よりも低めの26度程で温度設定しておくことをおすすめします。
日中はペットを部屋で留守番させて買い物などに出かけることもあるかと思いますが、ペットがいる部屋は外出中もエアコンをつけておくようにしましょう。
ただし、エアコンに「人感センサー機能」が搭載されている場合、ペットの動きが認知されずエアコンが停止してしまうこともあるので、ペットを飼っているご家庭では使うエアコンの機種も気をつけてくださいね。
さらに、夏は突発的に雨が降るゲリラ豪雨が発生します。
ひどい場合は、ゲリラ豪雨によって停電が起きてしまい、ペットの部屋のエアコンが切れてしまうこともあります。
そんな万が一に備えて、電気式の扇風機を回しておく、保冷剤をタオルに包んで置く、日光が部屋に入らないようにカーテンを閉めておくなどの対策を取っておくと良いですよ。
エアコンをつけるなら冷房の設定温度は何度?
環境省の推奨するエアコンの設定温度は28度になっています。
28度と聞くと男性は暑いと感じるかもしれませんが、それは湿度が関係しています。
室温25度湿度65%の部屋と室温28度湿度40%の部屋では、室温28度の部屋の方が快適に感じます。
室温を下げることだけを意識をするのではなく、湿度調整も意識することで快適な部屋づくりをすることができますよ。
エアコンをつけるタイミングは室温が何度からと設定するのではなく、湿度や部屋にいる人の体調など状況に応じて対応することが大切です。
エアコン代を節約する方法とは?
エアコン代を節約する方法:扇風機と併用
暑い夏を快適に過ごすために早めのエアコン使用が大切であることはわかって頂けたと思いますが、気になるのは電気代ですよね。
エアコンの電気代節約には扇風機との併用がおすすめですよ。
肌に風が当たるだけで涼しく感じることはありませんか。
実際に扇風機を使うだけで、体感温度を2〜5度下げることができます。
さらに、部屋の空気を循環させることによって、部屋の隅々までエアコンの冷気を行き届かせることができ、冷房効率が高まります。
扇風機とエアコンは暑い夏を乗り切る最強のコンビだと言えそうですね。
エアコン代を節約する方法:室外機にすだれをかける
エアコンと聞くと部屋に設置されている機械を想像しますが、屋外に設置している室外機とセットになって1台のエアコンの役割を果たしています。
室外機は炎天下で設置されていることが多いですが、室外機が熱いまま運転を続けていると、効率よく部屋の空気を冷やすことはできません。
すだれを使って、室外機の設置箇所に日陰を作るだけでも運転効率が上がり節約につながります。
エアコン(室内機)のフィルターはこまめに掃除することがあっても、室外機のフィルターの手入れまで気を配っている人は少ないのではないでしょうか。
室外機は砂や埃で汚れやすいので、室内機と同じように手入れをしてあげることが大切ですよ。
エアコン代を節約する方法:自動運転にする
エアコンのリモコンには、風量調節ボタンがあると思います。
早く部屋を涼しくしたい時には強風を使い、涼しくなったら弱風に切り替えている人も多いかと思いますが、実は風量は自動運転に設定しておくのが節約のポイントとなります。
自動運転は部屋が暑い時には強風に、涼しくなったら弱風に自動で切り替えてくれるので無駄な運転が減ります。
いちいち手動で風量を調節する手間も減るので、エアコンは常に自動運転にしているのがおすすめです。
エアコン代を節約する方法:接触冷感素材を使う
夏は夜の寝ている間でも気温が下がることはなく、暑い日が続きますよね。
寝ている間は身体が冷えるからとエアコンの使用に抵抗がある人も多いと思います。
そんな熱帯夜で寝苦しい夜は、接触冷感素材の寝具を使うと快適に過ごすことができますよ。
ペットのベッドに敷くタオルも夏場は接触冷感素材にすると、ペットも快適に過ごすことができておすすめです。
接触冷感素材の寝具を使用して快適に寝られるならそれだけでも良いですが、寝ている間はたくさんの汗をかき、脱水症状になりやすい時間帯でもあるのでできればエアコンを使用した方が良いですよ。
最近ではエアコンに「おやすみモード」など身体を冷やさず快適に眠れる機能もあるので、寝ている時間は使ってみるのも良いかもしれませんね。
エアコンは何度からつける?のまとめ
→夏にマスクはおかしい?着用する理由や暑い日でも涼しい使い方を紹介
→スイカを切り方でおしゃれに!サイコロやスティックなどインスタ映えする簡単な方法!
エアコンは何度からつけるのが良いのか様々な角度から見たタイミングを紹介させてもらいました。
地球温暖化の影響により、年々夏は暑さを増してきており、災害的な暑さとも言われています。
身体がだるくなるだけでなく、脱水症状や熱けいれん、ひどい場合は命を落とすことにもなりかねませんので、暑い時は我慢せずエアコンをつけるようにしてくださいね。
以上、「エアコンは何度からつける?犬や猫、赤ちゃんなど冷房の目安と節約する方法も!」について紹介しました。