全国には珍しいネーミングのお祭りが様々ありますが、愛媛県で行われるこのお祭りも変わった名前なんですよ。
その名も「でちこんか」。
可愛らしいネーミングで、すぐに覚えられますね。
今回はでちこんかの日程と意味、キジ鍋や屋台グルメについて紹介します。
でちこんかの意味は?
「でちこんか」は愛媛県南予地方の鬼北町最大のイベントです。
鬼北町の人口は約1万人にもかかわらず「でちこんか」には約3万人もの人出で賑わい、町の一大イベントとして知られるようになりました。
祭りの名前である「でちこんか」の由来が気になりますよね。
何度も言いたくなってくるフレーズなんですが、この地方の方言で「出てきませんか」という意味があります。
祭りのネーミングが方言だと、柔らかい感じがして親しみが持てますね。
2016年の日程と基本情報
「でちこんか」は毎年10月上旬に行われていて、今年は10月21日・22日に開催が決定しています。
10月8日の前夜祭では県内外から太鼓団体が集まり、力強い和太鼓の演奏で祭りがスタート!
■日程
10月21日(土)・22日(日)■会場
北宇和郡鬼北町
奈良川河川敷(鬼北町役場裏)
■お問合わせ
先鬼北町生涯教育課
0895-45-1111
■駐車場
奈良川河川敷・アルコール工場跡地
約1000台
台数に限りがあるので、主催者側は公共交通機関の利用をオススメしています。
無料キジ鍋や屋台グルメを楽しむ!
鬼北町の特産品の1つにキジがあります。
普段の食生活ではあまり親しみがない「きじ肉」なんですが、人間の体に必要なアミノ酸が18種類も含まれている健康的な食材で、噛めば噛むほど旨みが出てくるのが特徴なんだとか。
古来より食べられていて幅広い年齢層に好まれていましたが、環境の変化によって生息数が減少。
そこで鬼北町では自然に近い環境で飼育し、この地域の特産品に。
2日目には鬼北町のきじを使ったジャンボきじ鍋が約2500食分無料で振る舞われ、毎年行列ができるほどの人気ぶりとなっています。
2015年に行った方は30分程度並んだそうですよ。
ジャンボきじ鍋にはキジ肉の他に、根菜がたっぷりと入っていて食べごたえ十分!
並んででも食べたい鬼北町の名物グルメですね。
さらに2日目には県内外から約100店舗のブースが出店して、各地のグルメを楽しむことができます。
過去にはかつお飯や鯛めし、栗饅頭やジャンボ焼き鳥・どぶろくなどが販売されていて、人気ブースには近寄ることも難しいくらいだったようです。
年々知名度も規模も上がってきているので、今年はさらに多くの人出になるかもしれませんね。
イベント盛り沢山!
グルメ以外にも子供も大人も楽しめるイベントが盛り沢山!
わんぱく広場ではエアートランポリンやダーツゲームがあるので、家族連れはこちらがオススメです。
特設ステージではアーティストによるライブや地元の方によるダンスパフォーマンスも行われ、1日いても楽しむことができるお祭りです。
川辺で行われる「でちこんか」で秋のひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか?
以上、「でちこんかの日程と意味は?キジ鍋や屋台グルメがいっぱい!」について紹介しました。