チョコレートもケーキも食べたい欲張り女子に人気なお菓子といえば、 ガトーショコラですよね!
焼いているとき、オーブンから漂ってくるチョコレートの香りはなんともたまりません。
でも、実際に食べてみるとなんだか生焼けな食感で、失敗したかな?という経験がある人もいるのではないでしょうか?
今回はガトーショコラが生焼けになってしまう原因や失敗の見分け方、固まらない時の対処法についてご紹介します。
目次
生焼けで失敗したガトーショコラの見分け方は?
生焼けのガトーショコラの見分け方は表面の中心部分を見る!
ガトーショコラが生焼けになっていないかどうか確認する一番の方法は カットすることです。
ただ、包丁を入れてしまうとホールでプレゼントすることが出来なくなってしまいますし、出来れば避けたい方法ですよね。
そんなときは、まずガトーショコラの表面の中心部分をよく見てみてください。
ケーキ類をオーブンで焼くと外側から火が通っていくので、外側はしっかり火が通っていても中心は生焼けになっている可能性があります。
ガトーショコラの表面の中心部分が少しでもトロリとしていたり、ツヤツヤと光って焼けていないように見えたらそれは 生焼け状態です。
そのままは失敗作なので、生焼けになっていないかしっかりと確認しましょう。
生焼けのガトーショコラの見分け方は竹串を刺してみる!
見た目だけではわからないという人も多いと思います。
そんなときは、ガトーショコラの中心部分を 竹串で刺してみましょう。
生焼けの場合、刺した竹串にネットリとした生地がくっ付いてきます。
ガトーショコラに穴があいてしまうのでは?と思うかもしれませんが、数ミリ程度の穴ですし焼き上がったあとにデコレーションしてしまえば全くわかりません。
しかも、ガトーショコラはスポンジケーキなんかと違って茶色いので、 穴は目立ちにくいケーキなんですよ。
竹串を刺すときのコツは、出来るだけ奥深くまで突き刺すこと。
ガトーショコラで一番火が通りにくいのはケーキ自体の中心部分です!
ガトーショコラが生焼けで失敗する原因は?
ガトーショコラが生焼けで失敗する原因1:余熱をしていない
ガトーショコラをオーブンで焼くときは 必ず予熱してから焼くようにしましょう。
そもそも余熱とは、オーブンの庫内を事前に調理に合わせた温度に上げておくことです。
庫内の温度が均一になっていないと焼きムラが出来たり、生地が膨らまなかったりなど失敗してしまうんです。
また、ガトーショコラの生焼けの原因にもなります。
余熱せずにオーブンに入れて焼くと、レシピ通りの温度と時間で設定してもうまく焼くことはほぼ難しいと思います。
魚焼きグリルも同様で、冷たい網の上に魚を置いて焼くよりも、グリルを余熱してから魚を焼いた方が網に魚がくっつきにくく、早くこんがりと綺麗に焼けます。
話は逸れましたが、それくらいオーブンの予熱は大切なので忘れないようにしてくださいね。
ガトーショコラが生焼けで失敗する原因2:温度が高すぎる
ガトーショコラに限らず、表面が焦げているのに中は生焼けという場合はオーブンの温度が高すぎることが考えられます。
レシピ通りに設定しても、オーブンによって温度や焼き時間は若干異なってしまうんです。
なので、ガトーショコラをオーブンに入れて数分経ったら庫内をチェックし、表面が焦げそうなときには途中で一旦取り出して、ガトーショコラ全体をアルミホイルで覆ってあげてください。
それによって表面が焦げるのを防ぐことが出来ます。
ガトーショコラ作りにチャレンジしたら、自宅のオーブンの癖をメモで控えて知っておくのも大切かもしれませんね。
ガトーショコラが生焼けで失敗する原因3:焼き時間が短い
ガトーショコラが生焼けの場合、単純に 焼き時間が短いということも考えられます。
ガトーショコラは基本的に30~40分ほど焼くものです。
15分〜20分程度でオーブンから出したら、いくら温度が高くても生焼けや失敗のリスクが高くなります。
焼いている時間ってなんだかとってももどかしい気持ちになるんですよね。
早く焼きあがらないかな、とソワソワしてして早くオーブンから出したくなってしまうんです。
でもその気持ちをグッと抑えて、しっかり焼き上げることがガトーショコラの成功の秘訣です!
生焼けで失敗したガトーショコラは復活させられる?
生焼けのガトーショコラの復活方法1:オーブンで追加焼きをする
ガトーショコラをオーブンから出して竹串を刺したとき、生地がくっついてきたらそれは生焼けです。
まだオーブンは熱々状態なので、時間を 5分だけ追加して焼きましょう。
5分後、先ほどとは違う箇所に竹串を刺してみて、それでもネットリした生地が付いているようであればまだ生焼け、追加で5分焼きます。
途中、表面が焦げそうならアルミホイルをふんわりと被せましょう。
竹串に生地か付いてこなければ焼き上がりです!
ガトーショコラが焼き上がったばかりのタイミングで失敗かも?と気付いたときは、まだ間に合うので焦らなくて大丈夫ですよ。
生焼けのガトーショコラの復活方法2:電子レンジで加熱する
焼き上がってしばらく常温に置き、ある程度粗熱も取れたタイミングで生焼けに気が付く場合もあります。
また一から予熱して焼き直すのも面倒ですよね。
そんなときは 電子レンジで加熱する方法もありますよ。
電子レンジの600Wで1分加熱してみましょう。
たった1分だけ?と思うかもしれませんが、電子レンジはオーブンよりも熱の通りが早いので、あっという間に熱々になります。
ただ、電子レンジで加熱するときの懸念点はガトーショコラ特有のしっとり感が無くなってしまうという点です。
電子レンジは意外と食品を乾燥させてしまうんですよ。
ガトーショコラが生焼けで固まらない時のアレンジレシピ
ガトーショコラで生焼けの時のレシピ1:ガトーショコラでトライフル
ガトーショコラが生焼けで失敗してしまったときは、違うデザートにアレンジしましょう。
ご紹介するのは、 ガトーショコラのトライフルです!
トライフルとはクリームやスポンジケーキ、フルーツなどを器のなかで層状に重ねたデザートのこと。
今回はガトーショコラのアレンジなので、失敗したガトーショコラをスポンジケーキの代わりにカップに入れます。
それでは手順のご紹介です。
①生焼けのガトーショコラをサイコロのように、一口大にカットします。
②カットしたガトーショコラ2~3個を重ならないようお皿に並べ、電子レンジで加熱します。(500Wで20秒~30秒)
電子レンジで加熱することで生焼けはなくなりますが、必要に応じて加熱時間は変更してくださいね。
③カップを用意します。(カップの外側から層状が見えた方が美しいので、出来れば透明なものがおすすめです。)
④一口大のガトーショコラ・ホイップクリーム・ラズベリーやバナナなど、お好みのフルーツをカップへ入れて完成です!
電子レンジで加熱したばかりのガトーショコラは熱々なので、冷めてからカップに入れましょう。
ホイップクリームが解けてしまう恐れがあります。
チョコスプレー、粉砂糖なんかをトッピングしてもオシャレなチョコレートトライフルが出来ますよ。
ガトーショコラで生焼けの時のレシピ2:チョコレートケーキプレート
トライフルを作りたいけど透明なカップが見つからなかった場合、また大人数にプレゼントしたい場合は大皿に盛って チョコケーキプレートにするのがおすすめです。
盛り付け方に決まりはありませんが、トライフルと同様ガトーショコラは一口大にカットして電子レンジで加熱しましょう。
乱雑に盛った方が迫力があって、インパクト大なチョコレートケーキプレートが作れますよ。
アイスクリームを添えるのも良いですよね。
市販のプッチンプリンなんかを添えるとさらに豪華になっちゃいます!
ガトーショコラ作りに便利なおすすめアイテムをご紹介!
ガトーショコラ作りにおすすめなアイテム1
本命のガトーショコラは形にもこだわりたいですよね!
それならやっぱり ハート型がおすすめです。
この型は生地を流して焼いたあと、型から外さずにそのままプレゼントできるのでラクですよ。
もちろん型から外して贈るのもOK。
出来上がったガトーショコラを型から外す瞬間、割れてしまったり失敗しないか緊張しますよね。
この型は紙でできているので、ステンレスやスチールの材質と違い外しやすいのもポイントです!
ガトーショコラ作りにおすすめなアイテム2
わざわざ ゴムベラなんて必要あるの?と思いますよね。
泡立て器を使う人もいるでしょうし、私なんてズボラなので生地をスプーンで混ぜてガトーショコラを作ったことがあります。
でも、やっぱりゴムベラを使った方が確実に美味しいガトーショコラが作れます。
その理由は生地の混ぜ方。
材料を混ぜたあと、ガチャガチャと細かく混ぜるのは良くないんです。
ガトーショコラはゴムベラを使って
ザックリと混ぜるのがコツ!
泡立て器やスプーンだと、膨らむ役目をしてくれるメレンゲが潰れて失敗してしまうんですよ。
それに対してゴムベラは大きくザックリ混ぜてくれるので、焼き上がりは格別です。
生焼けガトーショコラの失敗を解消しよう!
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いかがでしたか?
ガトーショコラの生焼けはお腹を壊しかねないですし、小さなお子さんに食べさせるときなんかは更に注意が必要です。
失敗したときの復活方法も参考にしてみてくださいね。
以上、「ガトーショコラが生焼けに!失敗の見分け方や原因と固まらない時の対処法」の記事でした。