鎌倉の長谷寺のあじさいは明月院、成就院と並んで「鎌倉の3大あじさいの名所」として知られています。
2015年~2017年は長谷寺のほど近くにある成就院のあじさいが参道工事中のため見ることができません。
そのため観光客は長谷寺と明月院に集中し混雑しているんですよね。
2017年の長谷寺は見頃時期にはかなりの混雑が予想されます。
そこで今回は長谷寺の混雑状況はどのくらいなのかや、土日と平日の混雑の回避方法についてご紹介していきたいと思います。
目次
鎌倉長谷寺のあじさい2018年の見頃はいつ?
眺望散策路(あじさい路)には40種類以上、2500株ものあじさいが植えられています。
その中には長谷寺が命名した「長谷の祈り」「長谷の潮騒」「長谷四片(はせよひら)」というオリジナルのあじさいも3種あるので探してみてくださいね。
あじさい散策路の高台からは由比ガ浜を一望できる絶景が広がっています。
この光景が見られるのは長谷寺だけなので大人気!
せっかく行くなら見頃の時期に行きたいですよね。
過去の開花状況を調べてみましたので参考にしてみてください。
●5月20日:ヒメアジサイ色付き始め
●5月24日:1~2分咲き
●5月28日:2~3分咲き(あじさい散策路の上段は華やかに)
●6月1日:3~4分咲き(早咲きの品種は満開)
●6月3日:5分咲き(日当たりのいい場所は見頃)
●6月8日:あじさい散策路は見頃
●6月17日:全体的に見頃
●7月1日:あじさいの剪定
早咲きの品種は5月下旬頃~6月上旬ごろに見頃迎え、あじさい散策路は6月中旬~6月下旬にかけて見頃を迎えます。
桜のように一気に散ってしまうこともなく、あじさいの見頃のピークはは2週間ほど続きます。
今年の見頃も6月中旬~6月下旬頃と予想されているため、一番混雑する日にちは以下の通りです。
●6月9日(土)6月10日(日)
●6月16日(土)6月17日(日)
●6月23日(土)6月24日(日)
あじさいは例年7月1日頃には剪定しますので、遅めに行く方は剪定されていないかどうか長谷寺のホームページで確認してから出掛けるといいですね。
混雑時には入場整理券が配布
長谷寺では「あじさい路」が混雑する時には入場規制を行う場合があります。
長谷寺ホームページの案内文はこちら。
鎌倉長谷寺のあじさい路には、130段ほどの階段が続く山道に40種類以上約2500株の紫陽花が植えられており、毎年多くの方にご参詣いただいております。
しかしながら、あじさい路が細く狭い小道となっているため、混雑時にはあじさい路のみ入場規制を行う場合がございます。① あじさい路の混雑が予想された段階で、整理券の配布を開始いたします。
境内入口でお一人様一枚ずつお配りさせていただきます。② お手持ちの整理券の番号が来るまでは、あじさい路にお進みいただけません。
整理券と拝観券があれば、当日午後5時までに限りお寺へ再入場いただけます。③ 混雑状況に応じて、整理券の配布を午後3時に終了させていただく場合があります。
なお、規制はあじさい路のみです。諸堂へのお参りに待ち時間はございません。④ 御朱印は、当日の混雑状況によって「手書き」でなく「紙朱印」でのお渡しに切り替えさせていただく場合もございますので、ご了承ください。
入場整理券が配布されるほどの混雑なので覚悟していった方がいいですね。
人の流れを分散させるためにあじさい整理券を持っている人は再入場できるので、待ち時間に歩いてすぐの鎌倉の大仏を見学したり、長谷寺で写経をして入場時間を待つのもいいと思います。
⇒鎌倉長谷寺の見どころのまとめ
平日の混雑状況は?
「平日なら空いてるでしょう?」と油断している方もいらっしゃるかもしれませんが、あじさいの見頃の時期は平日でも混雑しているので注意が必要です。
平日にもかかわらず6月中旬の午前11時頃にはすでに入場整理券が配布されていたという情報がありました。
平日であっても6月中旬~6月下旬に関しては、混雑覚悟で出掛けた方が良さそうです。
混雑を回避するためには、朝の8:00~9:30頃までには長谷寺に到着しておくこと。
10時を過ぎると混雑し始めてバスの団体客も訪れますので、できるだけ早めに行くことをおすすめします。
土日の混雑状況は?
平日でも入場整理券が配布されるほどですから、土日は人人人!!!
見頃の時期には2~3時間待ちは当たり前なので、できるだけ早めに行って入場整理券をゲットしましょう。
拝観時間は8:00からなので30分前には並んでおくとベストですね。
早朝に家を出ることになりますが、朝の凛とした空気の中であじさいに囲まれるのは趣があっていいですよ。
あまり遅い時間帯だと入場整理券の配布が終わっている場合もありますので注意が必要です。
混雑時は江ノ電に乗れない可能性も!
そして気を付けたいのが江ノ電もとんでもなく混雑しているということ。
都心の電車のように車両が長いわけでもないので1度に運べる人数は少なく、混雑で江ノ電に乗れないこともあります。
昨年の6月11日(土)は混雑のため鎌倉駅も入場規制するほど。
あまり帰りの時間が遅いと鎌倉駅から長谷駅まで江ノ電に乗る事さえもできない悲惨な状態になってしまいます。
口コミによると無事に長谷寺のあじさいが見れても長谷駅から江ノ電に乗れず、仕方なく鎌倉駅までは徒歩で約30分かけて戻った方もいらっしゃいました。
江ノ電のことも考えると、人と同じ時間帯に動くのを避けるのが大切なポイントです。
混雑を回避するには?
では混雑を回避するにはどうしたらいいのかまとめてみました。
●平日の場合は10時までに行く
●土日の場合は朝7:30には到着して並んでおく
●公共交通機関を利用する
●天気が悪い日に行く
鎌倉周辺の道は混雑していますし駐車場を探すだけでもあじさいの季節は苦労するので、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。
どうしても車でしか行けない場合は、駐車場の数が多い鎌倉駅付近か藤沢駅周辺に駐車して観光は電車で移動することをおすすめします。
天気の悪い日は観光客も少し減りますので、悪天候の日も狙い目。
雨に濡れるあじさいもまた素敵なので意外とおすすめですよ。
あじさい観光の注意点
動きやすい服装で
長谷寺の「あじさい路」は階段を上っていくので、歩きやすいスニーカーか履きなれた靴は必須です。
梅雨の時期はぬかるんでいる場所もありますし、雨上がりの場合は足元が悪い可能性もあります。
お出掛けでオシャレをしたい気も分かりますが、鎌倉観光は歩きで移動することが多く1日1万~2万歩は当たり前。
足がパンパンになってしまうので動きやすい服装、歩きやすい靴で出掛けましょう。
ランチは激混み
長谷寺周辺の飲食店は数が少ないですし、鎌倉駅の小町通りの飲食店も平日土日に関わらず激混みです。
行きたいお店が予約可能であればランチの予約をしておきましょう。
あじさい目当てに観光客が訪れる北鎌倉駅・鎌倉駅・長谷駅周辺の飲食店は混雑しているので、それ以外の場所でランチすると少しは混雑を回避することができますよ。
長谷寺のアクセス方法
【電車でのアクセス方法】
●JR 横須賀線・鎌倉駅で下車。バスに乗車し「長谷観音」下車より徒歩5分
●江ノ電「長谷駅」下車より徒歩5分
●小田急線・藤沢駅で下車。江ノ電に乗り換え「長谷駅」より徒歩5分
■住所:神奈川県鎌倉市長谷3‐11‐2
■拝観時間:3月~9月 8:00~17:00 10月~2月 8:00~16:30
■拝観料:大人 300円
■問合せ先:0467-22-6300
長谷寺で梅雨の季節を感じる
長谷寺のあじさいは特に人気があり毎年大混雑しています。
混雑していても見る価値はある光景なので、今年の梅雨の時期には長谷寺のあじさいを見にいってみてはいかがでしょうか?
あらかじめ計画を練って少しでも混雑を回避してゆっくり散策できるといいですね。
以上、「鎌倉長谷寺のあじさいの混雑を回避する方法は?土日と平日の混み具合は?」について紹介しました。