ホットケーキと言えば、甘いメープルシロップと溶けたバターが染みていて、小さいお子さんから大人まで大好きな人は多いですよね。
大人になった今、朝食なんかでもホットケーキを焼く機会がありますが、正直焼き上がりのタイミングがわからないんです。
今回はホットケーキの生焼けの対処法についてご紹介します。
レンジなどの焼き直し方法や焼き方のコツ、腹痛の可能性について調べてみました。
目次
ホットケーキが生焼けかの見分け方は?
ホットケーキが生焼けかの見分け方:竹串を刺す
ホットケーキ以外にも、ケーキ類が生焼けになっていないか判断する際の必須アイテムとも言えるのが 竹串です。
焼き上がったかなというタイミングで、ホットケーキの中心に竹串を刺してみましょう。
ベタっとした粉が竹串に付くようであれば生焼けなので、焼き時間を追加する必要があります。
ベタベタ感がなく、竹串に何も付いてこない場合はしっかり火が通っている証拠なので安心して食べることが出来ますよ。
ホットケーキが生焼けかの見分け方:焼き色を確認する
ホットケーキの焼き色と言えばこんがりとしたキツネ色です。
表面が 白っぽいような、当初フライパンに流し入れた生地の色をしている場合には焼き時間が短く生焼けの可能性が高いです。
ただ、焼き色だけでは生焼けかどうかを判断するのは少し難しいのが正直なところ。
なぜなら、強火でホットケーキを焼けば中心に熱が届く前に表面はあっという間に真っ黒こげになってしまうからです。
反対に弱火でじっくり長い時間かけて焼くと、表面はいつまで経ってもこんがりとしたキツネ色にはなりません。
それでもホットケーキの中まで火を通すことは可能です。
あくまで目安として、ホットケーキはキツネ色であれば火が通っていると思ってくださいね。
ホットケーキが生焼けかの見分け方:膨らんでいない
ホットケーキは生地をフライパンに流し入れ、しっかり火が通ると 膨らんで厚みが出てくるものです。
どんなに薄く流し入れたとしても、当初に比べて膨らむのは誰が見ても一目瞭然。
しかし厚みが出ていないのであれば、火が通っていない証拠、つまり生焼けの可能性が高いです。
最近インスタ映えするホットケーキで、 厚焼きというのを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?
厚さが数cmあってまさにフォトジェニックで綺麗なホットケーキですが、もともと型に流し入れている生地の量ってそんなに多くないんですよ。
大体型の6~7分目くらい。
でも焼き上がり時には型に対して目一杯膨らむので、その膨らみが生焼けではない見極めポイントなんです。
ただ、厚焼きのホットケーキは初心者さんにはレベルが高いので、まずは膨らみ具合を確認しながら普通のホットケーキを極めてみてくださいね。
ホットケーキが生焼けの時の対処法
ホットケーキが生焼けならレンジでチン
ホットケーキが生焼けだったとき、手っ取り早い方法は電子レンジで加熱することです。
ふんわりと ラップをかけて加熱しましょう。
生焼けだったからと言って1分以上の加熱はおすすめできません。
加熱しすぎると生焼けは解消されるかもしれませんが、それ以上に乾燥してパサパサになって美味しくなくなってしまいます。
電子レンジの力は結構強いので、20秒程度で取り出してみてください。
ホカホカと湯気が立つようであれば加熱は充分ですよ。
ホットケーキが生焼けならフライパンの蓋をして再加熱
電子レンジを使わず、 フライパンで再加熱すれば生焼けを対処することが出来ます。
ただそのときにフライパンの 蓋を忘れないでくださいね。
火の強さは弱火が良いでしょう。
中火~強火だと焦げてしまい、中まで火が届かないので注意してください。
弱火であれば真っ黒こげになる可能性は低いと思います。
そして蓋をすることでフライパン内の温度は上がりやすくなり、火も通りやすく、さらに水分は蒸発しにくいんです。
ホットケーキ以外にも、煮物やハンバーグなどしっかり火を通したい調理のときにフライパンの蓋は欠かせないので覚えておいてくださいね。
生焼けにならないホットケーキの焼き方のコツは?
ホットケーキの焼き方のコツ:フライパンは中火にする
レシピによっては弱火で焼くと書いてあるものもありますが、私は 中火をおすすめします。
というのも、弱火で焼き色が付くまで長時間ダラダラと焼いてしまうと、水分が蒸発しきってパサパサのホットケーキになる可能性があります。
生焼けや失敗を恐れて弱火で焼きたくなる気持ちもわかりますが、今回の内容をしっかり理解してコツをつかんでもらえれば生焼けのホットケーキにはならないので安心してください!
ココで1つ大切なアドバイス。
生地を流し入れる前、予熱段階のフライパンに関しては 強火で温めてください。
実はこの強火というのが結構大切なんです。
詳しくは続きを読んでみてくださいね。
ホットケーキの焼き方のコツ:フライパンを濡れ布巾につける
ホットケーキを焼くとき、フライパンを強火で温めて熱々にしてから生地を流し入れるんですが、あるひと手間で上手なホットケーキが焼けるんです。
そのひと手間というのが、熱々のフライパンを濡れ布巾の上に置いてジューッと音をさせ、冷ますということ。
濡れ布巾に押し当てる時間は 5~10秒くらいで、ジューッという音がしなくなればOKです。
これはフライパンの温度を均一にし、ホットケーキの焼きムラがなくなるようにするためなので、生焼けにならないようにするためにも大切な方法なんですよ。
フライパンを再度火にかけるときには中火にすることを忘れないでくださいね。
ホットケーキの焼き方のコツ:裏返したあとは蓋をする
ホットケーキの生地を流し入れたあと、 中火で3分くらい待つとプツプツと気泡が出てきます。
この気泡は片面に火が通った合図なので、ひっくり返します。
おそらく良い キツネ色になっていることでしょう。
そしてひっくり返したあとはホットケーキにはむやみに触らず蓋をします。
蓋をしてからは気長に待ち、3分後に蓋を開ければホットケーキの完成です。
先程も説明したように、蓋をすることで生焼けのリスクを減らすことが出来ますよ。
生焼けのホットケーキで腹痛の可能性は?
ホットケーキミックスの主な原料は小麦粉を始め、砂糖・食塩・ベーキングパウダー、そして乳化剤や香料など添加物で出来ています。
これらの食品は多少の生焼けであれば、多量に摂取しない限り腹痛になる可能性は低いでしょう。
ただ、それはあくまで消化器官がしっかりと発達している子供、小学生以上~大人です。
小さなお子さんやお年寄り、また体調を崩している人が食べる場合は注意が必要かもしれません。
ホットケーキで腹痛を起こすという事例をいくつか聞いたことがありますが、その際の原因は 以下の2点です。
①サルモネラ菌に汚染された卵を使用していた。
→サルモネラ菌は加熱することで死滅しますが、加熱不足で生焼けだったため腹痛になったとのことです。
②賞味期限切れのホットケーキミックスを使用していた。
→小麦粉は賞味期限が切れていたり、開封したまま保存するとダニが発生します。
小麦粉に付くダニは加熱しても死滅しないので、腹痛以外にも嘔吐やめまいの原因になります。
少し怖くなってしまった人もいるかもしれませんが、ごく稀な例です。
先程も説明したように、消化器官がしっかりと発達している人であれば腹痛を起こすことは少ないですよ。
小さな子供の知育おもちゃで小麦粉粘土というのがありますが、小麦粉粘土は加熱していません。
つまり、小麦粉は加熱処理していなくても口にいれても安全ということです。
ホットケーキの冷凍や解凍方法は?
ホットケーキは 冷凍保存が可能です。
よく冷凍食品売り場なんかで、ホットケーキが売っているのを見たことがある人も多いと思います。
ただ、生地の状態で冷凍保存することは出来ないので、焼いてから冷凍庫で保存しましょう。
冷凍保存する際は粗熱をとったホットケーキを1枚ずつラップで包み、ジップ付きのビニール袋に入れて保存するのがおすすめです。
ラップに包まないと他のホットケーキとくっ付いてしまう恐れがあります。
食べるときには20~30秒程度電子レンジで加熱し、2~3分程度オーブントースターで温めるのが美味しく食べられる方法です。
人気のあるホットケーキの粉をご紹介
人気のあるホットケーキ1
最近話題の 米粉を使ったホットケーキの粉です!
米粉から作られたホットケーキの粉はメリットがたくさん。
まず1つ目に、小麦粉アレルギーの人でもホットケーキが食べられるということです。
小さなお子さんだけでなく、小麦粉アレルギーという人は結構いるんです。
でもこのホットケーキの粉なら、国産の玄米粉・雑穀が入っているので安心ですよ。
2つ目に、小麦粉では出せないモチモチ感があるということ。
女子は特にモチモチに弱いんですよね。
時間が経っても、冷凍しても美味しく食べられます。
そして3つ目に身体に良いということ。
ホットケーキの粉は添加物が入ったものが多いですが、こちらの商品は完全 オーガニックなので美容にも健康にも良いんです。
人気のあるホットケーキ2
北海道小麦のホットケーキミックスです!
なんと言っても、販売実績が多い中、5点満点中4.6点という高評価な商品です。
プレーン・ココア・抹茶・黒糖・メープルの5種類の味の中から好きなものを選ぶことができるのも嬉しいですよね。
こちらのホットケーキの粉があれば朝ごはんやちょっとしたおやつなど、色々な場面で活躍してくれますよ。
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いかがでしたか?
みんな大好きなホットケーキはしっかり火を通して、生焼けにならないように気を付けてくださいね。
人気のあるホットケーキの粉も是非試してみてください。
以上、「ホットケーキの生焼けに!レンジなどの焼き直し方法や焼き方のコツ、腹痛の可能性は?」の記事でした。