福島県飯坂市で行われる「飯坂けんか祭り」。

「けんか祭り」と言うだけあって、とても迫力があり男と男の真剣勝負を見ることができます。

今回は、飯坂けんか祭りの日程とルール・駐車場や見どころを紹介します。

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飯坂けんか祭りとは

飯坂けんか祭りは、岸和田の地車まつり秋田の飾山ばやしとともに「日本三大けんか祭り」と言われています。

飯坂けんか祭りの正式名称は八幡神社例大祭で、約300年以上前から行われていて伝統ある行事として今に伝えられています。

祭りの一番の見どころである「宮入り」は、威勢のいい男たちに担がれた6台の太鼓屋台が激しくぶつかることから「けんか祭り」と呼ばれるようになったんだとか。

ぶつかり合う音と太鼓の音色が街中に響き渡る光景は圧巻ですよ。

2017年の日程と基本情報

飯坂けんか祭り 2016

飯坂けんか祭りは毎年10月上旬の第1週の週末に行われ、今年は10月6日・7日・8日に開催が決定しています。

飯坂けんか祭り2017
■日程
10月6日(金)~10月8日(日)
■会場
八幡神社
福島県福島市飯坂町字八幡1
■問合せ先
八幡神社社務所
024-542-2560

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アクセスと駐車場情報


■電車の場合

まずはJR福島駅へ向かいます。
福島交通飯坂線・福島駅から乗車し飯坂温泉駅で下車。
(乗車時間23分・370円)

飯坂温泉駅から会場までは徒歩約10分程度なので、電車でのアクセスは抜群ですね。

■車の場合
東北自動車道・福島飯坂インターより約2kmで7分程度かかります。

祭りの主催者側は駐車場は準備していないので、車で行く場合は近隣の有料パーキングに止めることになります。

調べてみると有料駐車場もわずかしかなく、「パルセ飯坂」という施設に250台ある程度でした。

毎年15万人以上の観光客が集まるので、なるべく電車で行くのがオススメです。

この祭りは夜遅くまでかかりますし会場は温泉街でもあるので、1泊してその宿の駐車場を利用する方法もあります。

宿泊すると飯坂温泉とけんか祭りを十分に楽しめそうですね。

飯坂けんか祭りの見どころ

2日目の宮入は迫力満点!

飯坂けんか祭りの一番の見どころは、2日目の19:00頃から行われる宮入りです。

神輿と共に6台の屋台が八幡神社の境内に入ってきておよそ2時間もの間、激しいぶつかり合いを行います。

境内に神輿が収まってしまうと祭りが終わってしまうため、それを阻んだのがきっかけなんだとか。

この屋台の重さは約1tで担ぎ棒の長さは約7m!

屋台同士がぶつかり合う音が、動画からも伝わってきますね。

境内は狭く多くの人が見学することができないため、最近ではプロジェクターに映し出して実況中継もされています。

宮入りにルールはあるの?

宮入りは屋台による1対1で正面通を5~10分程度ぶつけ合い、同じ組み合わせを3~5回程度行います。

けんか祭りだけに勝敗があるのかと思ったら、勝ち負けはないんだとか。

ただし太鼓の音が途絶えてしまったり、屋台が壊れてしまってこれ以上できない場合は勝負ありとされます。

提灯の明かりが灯りぶつかり合う様子は迫力満点ですし、太鼓の音や観客の掛け声がさらにヒートアップさせてくれますね。

安全に気を付けてはいるものの毎年けが人が10名ほど出ていて、過去には小競り合いから本当にケンカに発展したことも。

それを受けて2004年に事務局が発足し、宮入の時には飲酒禁止のルールや警備を強化し安全に楽しめる祭りを目指しているそうですよ。

祭り当日は安全のためにも現地係員の指示に従いましょうね。

温泉とまつりを楽しむ!

飯坂温泉には9つの共同浴場や街中には足湯があり、湯めぐりをすることができます。

過ごしやすい気候なのでゆったりと温泉を満喫しながら、熱気あふれるけんか祭りを楽しんでみてはどうでしょうか?

以上、「飯坂けんか祭りの日程とルールは?駐車場や見どころを調査!」についてまとめました。

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