秋になると、様々な食べものが実り、収穫を楽しむことができますが、代表的な食べものといえば、じゃがいもやさつま芋ではないでしょうか。
せっかくじゃがいもやさつま芋堀りに参加するなら、ベストな時期を狙って美味しくいただきたいですよね!
また、快適に芋掘りを楽しむためには、必要なものを抜け目なく揃え、適した服装で参加するのがベターです。
この記事では、関東や関西のじゃがいもやさつま芋掘りにベストな時期や、持ち物や服装を紹介していきたいと思います。
目次
芋掘りの時期はいつからいつまで?
芋掘りといえば、大まかに分けると「じゃがいも掘り」「さつまいも掘り」の2種類がありますよね。
まずは、芋堀の中で主にじゃがいも堀りにベストな時期から見ていきましょう。
芋掘りの時期・関東や関西はいつ体験できる?
関東でじゃがいも堀りを体験できる時期は、夏は早いところで6月中旬から7月の中旬まで、秋は9月中旬~11月上旬となっています。
農園によって違いがありますので、電話で確認することをおすすめします。
関西のじゃがいも堀りの時期は、夏は5月中旬~7月下旬、秋は早くて10月上旬~12月上旬までとなっています。
関東と同じく農園によって違いがありますので、事前に確認しておくといいでしょう。
芋掘りの時期・自宅や学校で収穫する時の目安は?
じゃがいもを自宅や学校で育てて収穫する場合は、葉っぱや茎に注目します。
この部分が黄色くなってきたら収穫するのにベストな時期といえます。
また、じゃがいもの場合は、植え付けをして3ヶ月経った頃が収穫するのに丁度いい時期です。
収穫時期が遅くなってしまうと腐ってしまうことがあるので、ベストなタイミングを見極めることが大切なんですよ。
小まめに様子をチェックして、収穫の時期を見逃さないようにしてくださいね!
さつまいも掘りの時期はいつからいつまで?
ここからは、さつまいも芋堀りに最適な時期からご紹介します。
さつま芋掘りの時期・関東や関西はいつ体験できる?
関東や関西でさつま芋堀りを楽しむ場合、体験できる時期はいつからになるのでしょうか。
まずは 関東の場合ですが、9月~10月に始まる農園がほとんどです。
関東で「確実に希望の農園でさつま芋掘りを楽しみたい!」という方は、早めの予約をおすすめします。
人気の農園はあっという間に予約で一杯になってしまいますので、予約をする場合、「ちょっと早いかな?」くらいで大丈夫ですよ。
中には当日受付の農園もありますので、いずれにしても早めに行動するのがベターでしょう。
次に、 関西でさつま芋堀りを楽しむ場合ですが、9月に入ったら体験できる農園が多く見られます。
9月から始まるとはいえ、関西でも人気の農園は予約ですぐ埋まってしまいますし、当日受付の農園や、「さつま芋がなくなったら終了」という農園もありますので、早めに出かけることをおすすめします。
さつま芋掘りの時期・自宅や学校で収穫する時の目安は?
自宅や学校で育てたさつま芋を収穫する場合、いくつかの目安がありますので、ご覧ください。
■植えた時期や天気にもよりますが、植えた日から100日~4ヵ月頃までの時期が、収穫に最適な時期とされています。
■試し掘りをして、大きさを確認してみるといいですよ。
さつま芋やつるを傷つけないように、慎重に土を避けて確認してみましょう。
まだ育っていないようなら、日にちを置いて再度掘るようにするといいですよ。
長い間収穫せずにいると、ヒビが入ったり、繊維が増えて美味しさが半減してしまいます。
ベストな時期に収穫して、美味しいさつま芋を味わってくださいね。
芋掘りやさつまいも掘りの取り方のコツ
ここからは、 芋堀りやさつまいも堀りのコツをご紹介します。
少しコツを意識するだけでかなり楽に芋掘りができるようになりますので、チェックしてみてくださいね。
ツルをたどる・取り方のコツ
丁度いい芋を見つけたら掘り出してみて、その芋のツルをたどります。
ツルはたくさんの芋に繋がっているので、持ち上げてみて芋がある場所に見当をつけたら、芋の周りをシャベルと手を使って優しく土を避けて掘っていきましょう。
邪魔なツルはカットする
芋掘りは、ツルをたどると取りやすいのですが、ツルが芋を覆っていることがよくあります。
芋を見つけやすくするために、邪魔だと感じるツルはカットするといいですよ。
お子様が芋堀りをする場合は、取りやすいようにツルを切ってあげるといいかもしれませんね。
手を使う・取り方のコツ
芋を掘る時、シャベルを使って芋を取り出す人をたまに見かけますが、それは芋を傷つけてしまう可能性があるのでNGです。
シャベルは、芋を見つける時に土を避けるために使い、掘る時は手で掘る事をおすすめします。
芋周りの土避けてから取る
芋を見つけたら、周囲の土を、シャベルやスコップで芋を傷つけないよう注意しながら、優しく避けます。
土を避けないで芋を取ろうとすると、手で抜く時にかなり力が必要になるので、疲れてしまいます。
なので、ある程度シャベルで土を避けたら、後は手で土を極力避け、芋が ぐらぐら動くのを確認して抜きましょう。
芋がぐらぐらしたら、あとは片側に倒せば綺麗に掘り起こすことができますよ。
ちょっとしたことですが、格段に芋が取りやすくなりますので、是非お試しくださいね。
芋掘りやさつまいも掘り後の保存方法
じゃがいもやさつまいもが沢山取れたら、長持ちさせるためにきちんと保存しておきましょう。
それぞれの保存方法をまとめましたので、参考にしてください。
■じゃがいも
・涼しい場合冷蔵庫で保存しなくてもいいですが、夏は野菜室に入れておきます。
・春秋冬は冷暗所で保存
・りんごと一緒に袋に入れておけば、りんごの成分が芽の出を遅くしてくれます。
・切った場合は酢水に入れて冷蔵庫保存
・冷凍保存の場合は、つぶしておきと便利です。
■さつまいも
・冷蔵庫保存は向きません
・新聞紙に包み冷蔵庫保存(10℃から15℃で2、3ヶ月保存可能)
・冷凍保存の場合は火を通してつぶし、ラップに包みます。
以上が芋の保存方法になります。
せっかく取った芋ですから、きちんと保存して全部美味しくいただきたいですね。
ちなみに、皮に傷が入っていたり、サイズが小さいものは傷みやすいので、早めに食べてください。
芋掘りの持ち物であると便利なものをご紹介
ここからは、芋ほりに行く時にあると便利なものをいくつか紹介したいと思います。
芋掘りにおすすめな持ち物1
1つ目の芋堀りにおすすめの持ち物は、シャベルです。
芋の周囲の土を避ける時にあると便利で、シャベル以外にも、熊手やスコップでも大丈夫ですよ。
こちらは、芋堀りがより楽しくなるような綺麗な色のシャベルです。
家族やお友達と色違いで持つのもいいかもしれませんね。
見た目がカラフルで可愛いだけじゃなく、軽くてとても使いやすいと評判なんですよ。
おしゃれな芋堀り用のシャベルをお探しの方におすすめです!
芋堀り以外にも、ガーデニングでも使えますので、1つ持っておくと重宝するでしょう。
芋掘りにおすすめな持ち物2
2つ目の芋堀りにおすすめの持ち物は、ロングのゴム手袋です。
中にはガーデニング用のショートの手袋を使う方もいるようですが、土が入ってきてしまう可能性があります。
軍手でもいいのですが、ゴム手袋のほうが汚れがつきにくく作業がしやすくておすすめですよ。
ゴムなら染みてきて手がでんぷんで黒くなる心配もありません。
芋掘りにおすすめな持ち物3
3つ目の芋堀りにおすすめの持ち物は、バケツです。
取った芋をどんどん入れていく容器として使います。
こちらのバケツは折りたたむことができるので、荷物が嵩張らなくて便利ですよ。
芋掘りにおすすめな持ち物4
4つ目の芋堀りにおすすめの持ち物は、掘った芋を持ち帰る用の袋です。
芋はとても重いので、ビニールや紙製だと破れてしまう可能性があるので、 布製をおすすめします。
大き目の袋を持参して、たくさん収穫した芋を持ち帰りましょう!
ここまで、芋堀りに必要なものをいくつか紹介しましたが、中には現地で借りることができる農園もありますので、持ち物が被らないように、事前に電話で確認しておくと安心ですよ。
芋掘りの服装でおすすめなのは?
ここでは、芋堀りの服装のおすすめをご紹介します。
芋堀りをする時に最適な服装のポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
■汚れてもOKな洋服が◎
芋のでんぷんは、洋服についてしまうと、後で洗濯をしてもなかなか落ちません。
なので、汚れてもOKな洋服を選んで出掛けることをおすすめします。
■足元は長靴がベスト
土が中に入るのを防ぐために、ロング丈の長靴がベターでしょう。
運動靴を履きたい場合は、スーパーの袋などに足を入れて縛っておくと、作業がしやすいですよ。
■首にはタオル
芋堀りをしているとかなり汗をかきます。
首にタオルを巻いておくと汗が流れず気になりませんよ。
■帽子は必須
芋掘りは外で楽しむレジャーなので、日差しから頭を守るために帽子を被っておくといいでしょう。
ツバの広いタイプなら、日焼け防止にもなりますよ。
芋掘りの時期を知って楽しもう
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今回は、芋堀りにベストな時期や、持ち物や服装のおすすめをお届けしました。
芋堀りを楽しい思い出にするために、下調べや準備を万全にして出掛けてくださいね。
この記事が、芋堀りを快適に行いたい方の参考になれば幸いです!
以上、「芋掘りの時期は?関東や関西のさつまいも掘りの季節、持ち物と服装は?」を紹介しました。