梅酒や梅シロップを作るのに欠かせない氷砂糖。
全部使い切れなくて氷砂糖が余ってしまうこともあると思います。
そのまま置いといて駄目になるのは勿体無いので、せっかくなら余った氷砂糖を活かして違うものに変身させてみませんか?
意外と氷砂糖の使い道はたくさんあるんですよ。
この記事では、 余った氷砂糖の活用法を中心に紹介していきたいと思います!
目次
氷砂糖の賞味期限は?
氷砂糖が余ってしまった時に気になるのは、賞味期限はどのくらいなのかということだと思います。
実は氷砂糖には賞味期限というものが存在しません。
というのも、砂糖は長期保存が出来る非常に品質が安定している食品なので、普通に保存していれば腐ったり劣化することがないのです。
法律は大丈夫なの?と思う方もいるようですが、製造年月日や賞味期限を載せる決まりはないので、パッケージには商品管理を目的としたロット番号が記載されているだけなんですよ。
ここからは、様々な氷砂糖の使い道を紹介します!
果実酒・氷砂糖の使い道
氷砂糖で作れるのは、梅酒や梅シロップだけじゃありません。
フレッシュな果物を使って作る、 果実酒も氷砂糖で作ることができます。
その時期の旬の果物を、お酒という形で味わってみませんか?
パイナップルや洋ナシなどたくさん種類がありますが、おすすめは爽やかな味わいが魅力のレモン酒です。
一押しのレモン酒レシピを紹介しますので、余った氷砂糖で試してみてくださいね。
■材料
・氷砂糖 400g
・レモン 5個
・果実酒用のウォッカ 400cc
■作り方
①容器をよく洗い、300ccのアルコールを入れて隅々までぬらします。
②容器の蓋を開けてよく内部を乾燥させます。
③レモンの皮の下の白い部分まで綺麗に剥きます。
④氷砂糖と③を交互に入れていけば出来上がり!
簡単でとても美味しいので、余った氷砂糖の使い道として試してみてくださいね。
さっぱりとした爽やかな後味はクセが無く、好きな人が多い味だと思います。
シロップ漬け・氷砂糖の使い道
次に氷砂糖の使い道としておすすめするのが、シロップ漬けです。
イチゴやブルーベリーやレモンや夏みかんなど、その時の旬の果物をシロップ漬けで楽しんでみませんか?
とても簡単にできるので、氷砂糖が余った時の使い道として最適なんです!
シロップ漬けの作り方を説明していきたいと思います。
①よ~く消毒した容器に果物→氷砂糖→果物 と交互に入れていきます。
②すると、氷砂糖が溶けてきますので、容器を振ったりして1日に1回は混ぜるのがポイントです。
③2週間も経てば氷砂糖が溶けますので、ざるで濾してシロップと果物を分ければ完成です。
このシロップを炭酸水で割れば爽やかなドリンクの出来上がりです。
爽やかなのど越しとさっぱりした口当たりが癖になりますよ~。
分けた果物は、次の項目で詳しく紹介しますが、 ジャムにする方法がありますので捨てないでくださいね!
ジャムを作る・氷砂糖の使い道
余った氷砂糖の使い道として、ジャムを作るという方法がありますので作り方を紹介します。
先ほど紹介したシロップ漬けを作る流れでジャムを作っていきます。
ジャムを入れる容器はよ~く消毒しておいてくださいね。
■ジャムの作り方
①シロップ漬けを作る途中で分けた果物をミキサーに入れます。
②そこに、大さじ1杯のシロップを加えてスイッチを入れます。
③ミキサーにかけたら、鍋に移し糖類を適量入れて火にかけます。
④くつくつしてきたら弱火に変えて煮詰めていき、途中味を見ながら砂糖を足します。
⑤「少しゆるすぎる…?」と思ったくらいが丁度いいので、火を止めて容器に入れて冷えればジャムの出来上がりです!
出来上がったジャムは紅茶に入れたり料理に使ったりパンに塗ったり…様々な使い方で楽しんでくださいね。
料理に使う・氷砂糖の使い道
余った氷砂糖は、毎日の料理に使うこともできるんですよ。
主に、煮物で使われることが多いのですが、一般的に料理に使われている白砂糖よりも、氷砂糖のほうが食材の味が活かされて品のある仕上がりになります。
いつもと違う味わいを楽しむことができるので、余った氷砂糖の使い道に困った時は試してみてくださいね。
中には、具体的にどんな料理に使ったらいいのかわからない方もいると思います。
そこで、氷砂糖を使った おすすめのレシピが2つを紹介したいと思います!
1つ目は、普段食べる機会が無い人が多いと思われる台湾の家庭料理です。
材料のパクチーは好き嫌いが別れる食材なので、嫌いな方は入れなくても充分美味しいと思います。
■材料
・豚ミンチ 500g
・油葱 2CUP
・フライにんにく 2CUP
おかずにはもちろん、お酒のお供としても最適な料理です。
余った氷砂糖はどんどん活用してくださいね!
砕いて砂糖に・氷砂糖の使い道
先ほど余った氷砂糖の使い道として料理に使う方法を紹介しましたが、あらかじめ砕いておくと溶けるのが早くて使いやすくなります。
料理の他にも、紅茶に入れたりお菓子作りにも役立ちます。
砕き方は、ジップロックなどに袋に入れて、かなづちで叩けばOKです。
白砂糖のように細かくはなりませんが、クッキーやワッフルの材料として使うと、独特のじゃりじゃり感が出て病みつきになると思いますよ~。
そのまま食べる・氷砂糖の使い道
余った氷砂糖の使い道として、飴のように「そのまま食べる」という方法もあります。
スポーツした後の糖分の補給や、勉強などの頭を使うことをした時の疲労回復として、氷砂糖を飴のようにゆっくりなめるといいですよ。
ただ、氷砂糖は糖分の塊なので取りすぎると 肥満になってしまいますので、程ほどにする必要があります。
防災食品にする・氷砂糖の使い道
氷砂糖の使い道に困った場合、災害が起きた時のための「防災食品」にするのもいいでしょう。
お店で売られている防災グッズの中に、「氷砂糖」の袋が入っているのを見たことがあるという方もいるのでは?
疲れた時は人間甘いものが欲しくなるものです。
それは、脳が糖分を欲しがっているからで、氷砂糖は 脳への吸収率が良いことで知られているんですよ。
さらに賞味期限も無く、長期の保存に向いていることから「防災食品」として重宝されているのです。
防災グッズの中にまだ入っていないという方は入れておくと安心です。
氷砂糖のカロリーは?
氷砂糖のカロリーは、「1gが4キロカロリー」となっています。
砂糖は炭水化物と同じ扱いになるので、ご飯やパンなどとカロリーは一緒です。
氷砂糖を摂取すると、体内でブドウ糖に消化され、身体だけじゃなく脳のエネルギーとしても使用されます。
決して低いカロリーではありませんので、食べすぎには注意したほうがいいかもしれませんね。
氷砂糖を保存するおすすめな容器
氷砂糖を保存するためには、こちらのような湿気をばっちり防いでくれる密閉容器がおすすめです。
氷砂糖はもしべたついても乾燥させれば大丈夫なのですが、手間もかかりますし、なるべく湿気は避けるのがベターでしょう。
こちらの密閉容器は、衝撃にとても強く万が一落としても割れにくくなっていて、フタも透明なので、何を入れたかすぐにわかりとても便利だと話題を集めています。
また、ワンタッチで開閉できるので、取り出す時も スムーズなんですよ。
氷砂糖の容器を探している方におすすめの容器です。
砂糖や塩のおすすめな乾燥剤
砂糖や塩は湿気にやられるとサラサラ感が無くなって固まってしまいますよね。
そんな事態を防いでくれるが「乾燥剤」です。
こちらは、なんと板チョコのようにパキッと割ることができるユニークな乾燥剤です。
見た目もおしゃれですし、必要な量を調整しやすくて非常に使い勝手が良いと評判なんですよ~。
乾燥剤をしっかり氷砂糖の容器に入れて、湿気から守ってくださいね!
氷砂糖の使い道のまとめ
氷砂糖の使い道が意外とあることに驚いた方もいるのではないでしょうか?
使い道を知っておくと、もし氷砂糖がたくさん余っても安心ですね。
お風呂上りに飲むシロップ炭酸割りは最高ですよ~。
氷砂糖は保存期間が長いので、非常用にわざとストックしておくのもいいと思います!
以上、「氷砂糖の使い道!料理やシロップ漬けなどで使い切る方法や賞味期限も」を紹介しました。