はだか祭りやだんじり祭りなど全国には荒々しいお祭りが沢山ありますが、これほどまでに血気盛んなお祭りも珍しいのではないでしょうか?
その祭りの名は葛塚まつり。
燈籠入舞では体と体のぶつかり合い、会場である交差点は熱気に包まれます。
今回は、2017年葛塚まつりの日程と見どころや灯籠入舞について紹介して行きたいと思います。
葛塚まつりとは
葛塚まつりは約250年の歴史があり地域の人に愛されるお祭りとして、現在まで受け継がれてきました。
この祭りの発祥は1761年のこと。
江戸幕府から正式に市として認められ、それを記念して8月7日・8日が葛塚稲荷神社の祭りの日となりました。
明治時代に入ると新暦にあたる9月8日に行われるようになり、現在でも市を許可された日を忘れないために日程は固定されたままです。
開催日に大きな意味を持ったお祭りなんですね。
2017年の葛塚まつり
葛塚まつりは毎年9月6日~8日に行われています。
前日の9月5日には豊栄大民謡流しや燈籠コンテストが行われ、街中がお祭りムードに!
今年は3日間ともに平日という曜日まわりです。
■日程:9月6日(水)~8日(金)
■会場:新潟市北区葛塚地内
■問合せ先:北区産業振興課
025-387-1356
アクセス方法
■車の場合
日本海東北自動車道豊栄新潟東港インターより約5分
新新バイパス競馬場インターより約10分
■電車の場合
JR豊栄駅より徒歩約5分
葛塚まつりの見どころは?
灯籠入舞が2016年は中止!2017年はやる?
葛塚まつりの最大の見どころは燈籠入舞(燈籠押し合い)です。
石動神社(燈籠4基)VS稲荷神社(燈籠4基)で、ひたすら押し合う様子は迫力満点!
勝ち負けはなく拍子木が叩かれるまで、押し合いが続きます。
農民と町民の争いが発端とも言われているのですが、それにしても激しい!!
地元の人は「けんか燈籠」とも呼んでいるそうですよ。
まさに男と男の戦いと言った感じで観光客に人気だったのですが、なんと2016年の燈籠入舞は中止となっています。
その理由は昨年この行事でケンカが起こり、観客がケガをしてしまったからだそうです。
祭りの一番盛り上がる行事だっただけに残念ですが、けが人を出したとなれば中止せざるを得なかったんでしょう。
でも祭り好きとしては、今年は行われるのか気になりますよね。
そこで2017年の燈籠入舞が行われるか観光協会に問い合わせてみました。
すると「今のこと路燈籠入舞を行う予定ですが、状況によっては通常通りできない可能性もある」とのことでした。
おそらく危険な行為がないように安全に考慮して実施するということなんでしょうね。
あの迫力が見どころでもあるんですが、事故や怪我があっては楽しめないのでマナーとモラルを守って楽しみたいところです。
イベント盛りだくさん
燈籠押し合いの動画を見てしまうとかなり血気盛んな祭りだと思ってしまいましたが、他にも様々なイベントが行われています。
地元小学生によるマーチングバンド演奏や山車巡行、神楽舞が行われ、市民参加型のお祭りでもあるんです。
露店が200店以上も出店していて、定番の屋台グルメを堪能することもできますよ。
まだまだ暑い時期に行われるので、熱中症に注意しながら祭りを楽しみたいですね。
以上、「葛塚まつり2017の日程と見どころ!灯籠入舞が今年は中止!?」についてまとめました。