「鬼は外~福は内~」節分と言えば豆まきですよね。

最近では恵方巻きに押され気味なんですが、それでも多くの家庭で無病息災を願って行われています。

その地域や家庭によってやり方が異なるものの、正しいやり方やどうして福豆を食べるかなど詳しいことは分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は豆まきをする時間帯や正しいやり方5つを詳しくチェックして行きたいと思います。

スポンサードリンク

節分の正しいやり方をチェック!

まずは一般的な豆まきのやり方をおさらいしていきましょう。

一般的な豆まきのやり方

①福豆を用意する
②豆まきは家長が行う
③鬼は外~福は内と豆をまく
④豆を食べる

地域によってやり方が異なるようで、北海道・東北・信越地方では8割の家庭が大豆のかわりに落花生をまいているようです。

落花生は掃除も簡単、まいても汚れないので拾って食べられるなんて合理的ですよね。

①福豆を用意する

福豆はスーパーで簡単に手に入ります。

ただひとつ気を付けたいのは「炒った豆」であること。

生の大豆をまいて、拾い忘れたものから目が出ると縁起が悪いと言われています。

一般的に節分用に販売されているものが炒った大豆なのは、こんな理由からだったんですね。

豆が用意できたら三方に入れて神棚にお供えしておきます。

神棚が無い場合は盛り塩と一緒にお供えしておくといいと言われています。

②豆まきは家長が行う

節分 豆まき 時間帯

豆まきはその家の主人の役目です。

よくお父さんが鬼役で子供達が豆をまくという光景がみられますが、本来は家長が行うものとされています。

年男や年女、厄年の人がやる場合もあります。

ただ豆まきを季節行事として楽しむなら、こだわらず家族みんなで楽しめればそれで良しですね。

③「鬼は外~福は内」と豆をまく

「鬼は外~福は内」と大きな声を出しながら豆まきをします。

玄関や窓を開けて「鬼は外~」と言いながら豆をまき、邪気が入ってこないようにすぐに窓を閉めます。

奥の部屋から順番に「福は内~」と声を出しながら各部屋に豆をまき、最後に玄関にまきます。

面白いことに「鬼」とつく苗字が多い地域では「鬼は内~福も内~」と言う地方もあるそうですよ。

④豆を食べる

家中の豆まきが終わったら、今年1年の厄除けを願って豆を食べます。

一般的に食べる豆の数は数え年である『自分の年齢+1』。

なぜ豆を食べるのかと言うと、福豆を直接身体に取り入れることで「健康で過ごせますように」と願う意味があります。

幼い頃は「もっと食べたい」と思っていましたが、最近では「こんなにも食べられない」という状態に。

でも食べる理由がわかると頑張って食べてみようかなという気持ちになりますね。

量が多すぎて食べられない場合は福茶として飲む方法もありますよ。

こちらのレシピを参考にしてみてください。

寒い時期に福茶もおすすめです。
⇒福茶の作り方

スポンサードリンク

⑤豆まきの時間帯は?

最近ではお寺に芸能人が訪れて豆まきをしている様子をテレビで見ることがありますよね。

お寺や幼稚園保育園では昼間にやるのですが、鬼は夜中に来ると言われているので一般的には豆まきは夜に行います。

ただ夜中に豆まきをすることは出来ませんので、実際には夜ご飯を食べる前か食べてからが現実的。

恵方巻きを食べるご家庭だったら、豆まきをして邪気を祓ってから清々しい気分で恵方巻きを食べてさらに福を呼び込むといいかもしれませんね。

以上、「節分豆まきの時間帯は?正しいやり方5つをチェック!」について紹介しました。

【関連情報】
⇒恵方巻きは関東でいつから行われるようになったの?

⇒恵方巻き・喋らない理由には驚きのルーツがあった!

スポンサードリンク