梅雨の時期は雨ばかりでお出掛けするのも億劫になってしまいますよね。
でも鎌倉の明月院は梅雨の時期におすすめのスポットなんです。
この季節ならでは楽しみ方が満載。
今回、紹介する明月院は通称「あじさい寺」と呼ばれるほどで、毎年多くのあじさいファンの方が訪れます。
明月院のあじさいの見頃や混雑を回避する方法について紹介していきたいと思います。
目次
明月院とは
あじさいをメインに見にいく方が多いとは思いますが、古都・鎌倉には古いお寺が多いのでその歴史を知ってから観光すると楽しみが倍になりますよ。
明月院もかなり数奇な運命をたどりながら今日まで生き延びたといっても過言ではないようです。
まず、最初に建立したのは山ノ内氏。
平治の乱で戦死した山ノ内経俊の父・大輔の菩提寺としたのが最初です。
その後は執権であった北条時頼が実権を北条長時に譲り、移り住むために最明寺跡に禅興寺を建立。
禅興寺は足利政権時代になると関東代表のお寺とされ、上杉憲方に治められます。
そして江戸時代を経て、明治初年に廃寺となり支所であった明月院だけが残りました。
山ノ内氏→北条氏→足利氏(上杉氏)とお寺の持ち主がころころ変わりながら生き延びてきたお寺なんですね。
明月院のあじさいの開花状況や見頃は?
明月院は通称「あじさい寺」と呼ばれる程、あじさいが見事!
あじさいの開花時期は6月上旬~7月上旬頃までとなっています。
6月上旬から徐々に咲き始め、6月20日~30日頃が満開となり見頃を迎えます。
あじさいは雨が多いほど色着きが良くなっていく性質がありますので、天気が雨でもその優雅な花模様を充分に楽しめますよ。
明月院のあじさいの見どころ
明月院ブルー
明月院には約2500株ものあじさいが植えられています。
あじさいはピンク・ブルー・白・紫など色とりどりなのですが、明月院のあじさいはすべてブルーで統一されています。
日本古来からの「姫あじさい」と呼ばれるもので、一般的なあじさいよりも小さめ。
ブルーに統一された境内のあじさいは感動ものですよ。
■鎌倉・明月院ブルーに染まるあじさい寺
あじさいの花色は土壌の酸度によって決まるのですが、明月院ではこれを調節して意図的に姫あじさいをブルーにしているそうです。
その微妙な色合いはここでしか見られないので、鎌倉の中でも人気があるお寺なんですね。
明月院ブルーのあじさいばかりかと思ったら、出口付近にはこんな可愛らしいあじさいもありました。
また明月院ではあじさいを利用して様々な演出がされていました。
カメラ好きの方やSNSをやっている方は嬉しいですよね。
お地蔵さんとあじさい
有難い気持ちにさせてくれるお地蔵様
明月院内で探してみてくださいね。
明月院は花菖蒲も見頃
明月院では花菖蒲と紅葉の時期にだけ、本堂裏手にある「本堂後庭園」が特別公開されます。
こちらも拝観料とは別に料金が必要ですが、普段は非公開の場所なのでぜひ訪れてみてくださいね。
庭園には3000本もの花菖蒲が植えられていて、赤地蔵・青地蔵と呼ばれている可愛らしいお地蔵さんも見ることができますよ。
明月院の丸窓からの景色
北鎌倉 明月院
悟りの窓(丸窓) pic.twitter.com/6OaSsrB3Av— Blue Giants5月上洛予定 (@giants_sj) 2017年2月5日
明月院には知る人ぞ知る名所、丸窓がありここから覗き見える季節の景色は必見!
この丸い窓は禅の心や大宇宙を表したもので「悟りの窓」とも呼ばれています。
写真映えするスポットだけにこの風景をカメラに収めようと明月院に訪れる方もいらっしゃるんですよね。
あまりの人気ぶりに自由に丸窓を撮影することができず、 明月院では丸窓を撮りたい方は列に並ぶというルールになっていました。
私が訪れた6月中旬の月曜日11:00頃には平日にもかかわらず100人以上が撮影の行列に並んでいました!
それにしてもすごい人気です・・・
実際に並び撮影した方によると、30~40分程度並んだとのことでした。
平日でこの行列なので、見頃時期の休日ともなれば1時間以上並ぶのは覚悟した方がいいかもしれませんね。
私は紅葉の時期にも明月院に行ったことがあります。
その時は拝観料とは別に寄付金を支払うと丸窓の部屋へ入室することができ、セルフサービスのお茶とお菓子を頂きながら丸窓からの絶景を堪能することができました。
丸窓から小さなリスも見られましたよ。
あじさいの時期だけでなく、紅葉の時期もおすすめなので季節を変えて楽しみたいですね。
明月院の御朱印の混雑状況は?
丸窓は紅葉の季節に見たことがあるので今回は御朱印を頂くことにしました。
御朱印を頂くにも長い行列ができており、並び始めてから御朱印を頂くまで45分程度かかりました。
御朱印帳を預けておき、その間に観光をすることは出来ませんし、1人1冊づつしか対応して頂けないルールのため、1人で複数の御朱印帳を持って並ぶことは出来ませんのでご注意くださいね。
御朱印代は300円で私が訪れた時には3名の方が書き手としていらっしゃいました。
後で看板が出たのでわかった事なのですが、「紙朱印のみの方は本堂右の寺務所で受け付けてくださる」とのこと。
観光を優先させて行列に並びたくない方は、紙朱印で頂くのも一案ですね。
明月院・電車でのアクセスや駐車場
明月院へは、電車でのアクセスが一番です。
最寄りの駅はJR横須賀線・北鎌倉駅。
北鎌倉駅からは徒歩で10分程度です。
東京からも1時間圏内ですので、日帰り旅行の行先としてもいいですね。
周辺に駐車場はほとんどありません。
道も混んでいますし駐車場を探すだけでも一苦労なので、公共交通機関の利用を強くおすすめします。
明月院の基本情報
■住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
■拝観時間:6月のみ8:30~17:00 6月以外は9:00~16:00
■拝観料:6月は高校生以上は500円、小中学生は300円、その他の時期は300円
明月院のあじさいの時期の混雑を避けるなら先頭車両に乗車
【明月院周辺のあじさいスポット】
明月院は鎌倉の中でもあじさいの見頃の時期には、長谷寺と並び非常に混雑するお寺。
混雑を避けるには2つのポイントを押さえておきましょう。
まず1つ目は乗車する列車についてです。
東京・横浜方面から明月院に行く場合、JR横須賀線に乗車し「北鎌倉駅」で下車します。
乗車する時のポイントとしては列車の先頭車両に乗ること。
明月院に一番近い改札は先頭車両側にあるため、一番前の車両に乗ることでいち早く明月院に行くことができます。
JR横須賀線は列車が長いので、これを実践するだけでも改札での混雑を回避できます。
明月院の混雑を避けるなら午前中がおすすめ
混雑を回避するポイント2つ目は訪れる時間帯です。
できるだけ混雑を避けたい場合は、午前中がおすすめ。
6月のみは開門時間は8:30~17:00となっているので、 開門時間の8:30よりも前に明月院に到着しておくといいですね。
開門を待つくらいの意気込みで行っても、すでに並んでいる方も大勢いらっしゃいます。
ちなみに6月2週目の土曜日は開門15分前の朝8:15の時点で、すでに100人以上の行列ができていました。
明月院前の混雑
さすがに土曜日の朝は、開門8時30分の前15分前ですが、100人を超える列が出来ています。 いよいよアジサイシーズン到来です。#大船みみより情報 pic.twitter.com/7OlJHKrPRp— 山田 海人 (@Yamadaofuna) 2017年6月10日
見頃の時期である6月中旬~下旬の土日はさらに混雑することが予想されます。
時間が経つにつれて観光客も増えてくるため、混雑を避けるなら開門を待つくらい早く行くことをおすすめします。
朝一番に混雑する明月院に行って、その後は近くにある円覚寺や東慶寺を観光するルートがベスト。
あじさいの魅力を感じながら、独特な文化を味わえるのが明月院の見どころなので境内をぐるっと一周してみてくださいね。
以上、「明月院のあじさい!開花状況と見頃や混雑回避する方法は?」について紹介しました。