安芸の宮島は世界遺産厳島神社があり、世界中から観光客が集まるスポット。
私は2016年の夏休みに訪れたのですが、秋の紅葉の季節にも行ってみたいと思ほど素敵な場所でした。
散策路は整備されているものの自然が多く、島内には紅葉の見どころがたくさんあります。
今回は宮島の紅葉の見頃や時期、そして絶景おすすめスポットを3つ紹介したいと思います。
宮島の紅葉・2017年の見頃や時期は?
宮島の紅葉は11月に入ると色づき始め、11月中旬から11月下旬にかけて見頃を迎えます。
島の中にはイロハカエデやオオモミジが多く、赤い大鳥居や朱色の厳島神社、散策路のあちこちにかかる赤い橋とのコラボレーションはここでしか見られない光景です。
宮島は全国のみならず世界中から観光客が集まる場所。
紅葉の時期は特に修学旅行生や外国人観光客で混雑するため、朝の早い時間に島に渡ると混雑を回避することができますよ。
絶景おすすめスポット3選!
紅葉谷公園
「紅葉谷公園にて」 タテ位置
宮島の紅葉谷公園の紅葉は、計算され尽くされた美しさである。鮮やかな紅色の楓を巧みに配置し、公園全体の色のバランスを保っている。この楓は枝振りが気に入った。趣のある名園の紅葉も悪くない。 pic.twitter.com/xkKyqbQmRk
— 写真の鉄人 橋本正弘 (@hasimot50730552) 2015年11月9日
公園の名前にもなっているほど紅葉のスポットなのが紅葉谷公園です。
老舗旅館岩惣が紅葉谷公園の入り口なので、まずはこちらの旅館を目指しましょう。
約700本のモミジが一斉に色づく様子は圧巻!
散策路には川が流れているのでせせらぎを聞きながら、紅葉狩りができるなんて贅沢ですね。
弥山展望台
私のおすすめは宮島で一番高い山である弥山からの絶景です。
弥山の標高は535mですがロープ―ウェイを利用することができるので、誰でも弥山登山を楽しむことができます。
(ロープ―ウェイの往復料金は大人1800円・子供900円)
弥山の原始林や瀬戸内海の絶景を眺めながらの空中散歩は、想像以上に素晴らしいもので思わず「わ~!!!」と感動。
2つのゴンドラを乗り継いで獅子岩駅に到着します。
獅子岩駅から頂上まではだいたい30分程度ですが、それまでの道のりにも美しい紅葉を見ることができます。
そして立ち寄っていただきたいのが 霊火堂。
こちらには1200年以上一度も消えたことがないと言い伝えられている「消えずの火」があります。
長年のすすで黒ずんだ大きな鍋がこの火にかけられていて、沸かされた霊水を飲むことができるんですよ。
この霊水は万病に効くと言われているそう。
私も飲んでみたのですが、鉄鍋の鉄が溶けだしているからか茶色っぽく、味もちょっと鉄っぽい感じでした。
近くに柄杓とコップが置いてあり自由に飲むことができますので、ぜひ健康を願いながら頂いてみてくださいね。
霊火堂から弥山山頂にある展望台までは約15分程度、道中には驚くほど大きな岩を見ることができます。
これは「くぐり岩」と呼ばれる奇岩です。
ここでぜひ写真を!
最近の地震で高さがだんだん低くなってきているとも言われているんだとか。
そして数分歩くと 弥山頂上に到着!
弥山展望台からは瀬戸内海に浮かぶ無数の島々と色づいた山々を一望できる絶景スポットです。
360度どこ見回しても空・海・山の大パノラマが広がり、登山での疲れも吹き飛ぶほど。
厳島神社周辺や紅葉谷公園は観光客が多いですが、それに比べると弥山は人が少ないので是非登ってみてくださいね!
大聖院
大聖院では紅葉の見頃の時期に、もみじ祭りが開催されるのでこちらもおすすめです。
2017年のもみじ祭りの日程は11月18日(土)から11月26日(日)、時間は8:00~17:00。
五百羅漢像と紅葉もまた趣があり素敵です。
宮島の大聖院の秋の風景。色づいた紅葉の葉が落ち葉になり、だんだんと冬の訪れが近くなってきました😌
秋の終わりを感じる一枚。 https://t.co/GCt7frPEQG pic.twitter.com/vgMYyFLn3s— 宮島 錦水館 若旦那 武内 智弘 (@taketomo241) 2015年11月15日
そしてこちらでは「戒壇めぐり」を体験することができます。
大聖院の公式ホームページによると「戒壇めぐり」とは、
本堂地下は真(まこと)の闇で、この暗黒の世界を静かに進みゆくことにより、これまでの自分自身を省みて、積み重ねた罪障を取り除くための精神修養の道場であります。
戒壇めぐりをすることで、これまでしてしまった悪い行為・罪を取除こうというものなんですね。
自由に行うことができるので、私もこれまで自分自身を省みるため体験してみることにしました。
大聖院の地下に造られた道は真っ暗で何も見えません。
真っ暗がこんなに怖いと思ったのは久しぶりの感覚!
手さぐりで進んでいくと急に目の前に観音様が浮かび上がりました。
大聖院のホームページによると、左の手をのばして左側の壁をつたいながら「南無大慈大悲観世音菩薩」と唱えながら進むものなんだそうです。
なかなか体験できないこの戒壇めぐり。
暗闇だからかかなり時間を長く感じ、普段とは違う感覚になりました。
大聖院に訪れたらぜひ体験してみてくださいね。
以上、「宮島の紅葉の見頃や時期は?絶景おすすめスポット3選!」について紹介しました。
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