祭りにお神輿は付き物ですが、海の中を渡る神輿は全国でも珍しいのではないでしょうか?
愛知県蒲郡市三谷で行われる三谷祭りでは、神輿が海上に曳きいれられ毎年たくさんの観光客を魅了します。
今回は、三谷祭り2016の日程、見どころである海上渡御と日帰り温泉について紹介します。
三谷祭りとは
三谷祭りの起源は今から約300年前にさかのぼります。
三谷村の庄屋である武内佐左衛門が神のお告げを賜るという、不思議な夢をみました。
そのお告げ通りに従って重陽の節句である9月9日に儀式を行ったのが、三谷祭りの始まりだと言われています。
伊勢湾台風の影響により「海中渡御」が途絶えたものの、地元住民の強い要望により復活。
36年間の空白がありましたが、祭りの300周年に再び行われるようになったという歴史があります。
地元の人に愛されるお祭りなのが、よくわかりますね。
2016年の日程と基本情報
三谷祭りは毎年10月中旬に行われていて、今年は10月15日(土)・16日(日)に開催が決定しています。
一番の見どころの海中渡御は10月16日(日)に行われます。
■日程
10月15日(土)・16日(日)
■会場
八剱神社
若宮神社
三谷温泉前海岸など
■問合せ先
蒲郡市観光商工課
0533-66-1120
会場までのアクセス方法
祭り期間中は会場周辺は交通規制がされますので、公共交通機関の利用をオススメします。
JR名古屋駅(東海道線)⇒JR三河三谷駅(乗車時間約37分)⇒会場周辺へは徒歩5分程度
日曜日の海上渡御の会場(三谷温泉海岸)へは無料シャトルバスが運行しているので、こちらを利用すると便利です。
2016年の詳細は今のところ決まっていませんが、昨年は8時~13時までJR三河三谷駅⇔海中渡御会場(三谷温泉)間の無料シャトルバスが運行しました。
三谷祭りの見どころ!
海中渡御は必見!
三谷祭りの見どころは何といっても、16日の10:45から三谷温泉海岸で行われる海上渡御です。
海上渡御とは金箔が貼られた豪華絢爛な山車4台が、水深2mはある三河湾の海に曳きいれられ300mほど進むというもの。
天下の奇祭とも呼ばれるほどで、海の中を山車が渡っていく姿は迫力満点!
文豪・志賀直哉も魅了したとも言われているんですよ。
三谷温泉にも立ち寄ろう!
会場周辺には三谷温泉があり、日帰り温泉を楽しむことができます。
お祭りを楽しんだ後に、湯めぐりはいかがでしょうか?
日帰り温泉ができる旅館を紹介します。
時間:11:30~17:00
料金:大人1,500円
愛知県蒲郡市三谷町鳶欠14-4
0533-68-6611
■ホテル明山荘
時間:11:00~20:00
料金:大人1,100円
愛知県蒲郡市三谷町鳶欠14-1
0533-68-4641
■ひがきホテル
時間:11:00~20:00
料金:大人1,500円
愛知県蒲郡市三谷町南山1番地59
0533-69-4111
■ホテル三河海陽閣
時間:15:00~20:00
料金:大人1,080円
愛知県蒲郡市三谷町南山1-69
0533-69-5335
名古屋から日帰りで楽しむこともできますし、1泊して祭りと温泉を堪能してもいいですね。
以上、「三谷祭り2016の日程、見どころは海上渡御!日帰り温泉も楽しめる!」について紹介しました。