名古屋市内で渋滞もなく紅葉が楽しめるところをご存知ですか?
名古屋城は駅からもアクセスが良く気軽に紅葉狩りができるスポットなんですよ。
私も何度か行ったことがあるのですが、紅葉の時期に訪れるのは久しぶりなので早速行ってきました。
今回は名古屋城の紅葉の見頃についてと楽しみ方を3つ紹介したいと思います。
名古屋城の紅葉の見頃や時期は?
名古屋城の紅葉は例年11月中旬から色づき始め、11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。
ちょうど見頃の時期に名古屋に行く用事があったので、11月24日に名古屋城に行ってみると紅葉真っ盛り。
紅葉のおすすめスポットは東門入ってすぐにある二の丸庭園。
こちらは枯山水回遊式庭園なので池に映り込む紅葉を見ることは出来ませんが、赤や黄色に色付いた木々が素敵でした。
平日に行ったので全く混んでおらずゆっくりと写真を撮ったり名古屋城を見学したりと満喫。
二の丸庭園にもカメラを持った方が2名いらっしゃっただけなので、名古屋市内で紅葉が楽しめる穴場スポットと言えそうですね。
休日であっても園内は広いのでそこまで混雑するということはなさそう。
渋滞に巻き込まれて香嵐渓や養老の滝へ行くのなら、電車で気軽に行ける名古屋城はおすすめですよ。
入場料500円が必要ですが中学生以下は無料なので、家族で行く場合でもお財布にもやさしいです。
名古屋城内には実物大の金シャチ模型にまたがって記念撮影も!
城を建設した当時、石を運び込む様子を再現した「石引体験コーナー」があるので体験しながら歴史を学ぶこともできます。
ロープを引いてみるとかなり重たい!
名古屋城を築城した当時はもちろんトラックなどなかった時代。
下の写真のように石に縄をかけて下には転がすための丸太を敷いて、数百人から多い時には千人もの人が引っ張ったそうです。
ちなみに城内の石垣には様々な記号が刻み込まれた石を見ることができます。
これは石垣の築造を命じられた大名が他の大名家が運んだ石と区別するために付けた目印で「刻印」とよばれるものです。
運んだ石が他の大名家のものと間違えられては苦労が水の泡。
石の事でトラブルが起きない様、すぐに判別できるようにしたと言われています。
卍や鳥居のマークは約500もの種類があるそうですよ。
紅葉を眺めながら歴史に思いを馳せながら散歩するのもいいですね。
名古屋城へのアクセス方法
【公共交通機関の場合】
■地下鉄
名城線・市役所 7番出口より徒歩5分
鶴舞線・浅間町 1番出口より徒歩12分
■市バス
栄13号系統・名古屋城正門前より徒歩5分
基幹2号系統・市役所より徒歩5分
■名鉄
瀬戸線・東大手より徒歩15分
【車の場合】
名古屋高速1号楠線・黒川出口から8分
名古屋高速都心環状線・丸の内出口から5分
【駐車場】
■正門前駐車場
319台駐車可能で料金は30分ごと180円
■二の丸東駐車場
201台駐車可能で料金は30分ごと180円
■住所
愛知県名古屋市中区本丸1-1
■問合せ先
052-231-1700
■入場料
大人:500円
名古屋在住の65歳以上:100円
中学生以下:無料
■入園時間
9:00~16:30(入場は16:00まで)
■休園日
12月29日~31日、1月1日
名古屋城の紅葉時期の楽しみ方3選!
二の丸庭園でお茶と紅葉を愛でる
東門を入ってすぐにある二の丸庭園では、紅葉を眺めながらお抹茶を頂くことができます。
2016年、紅葉の期間中は金の茶釜でお茶を点ててもらえるイベントが開催されていました。
歩き疲れたらこちらで休憩しながら紅葉を愛でるものいいですね。
名古屋城二の丸庭園でお抹茶(๑˃̵ᴗ˂̵) pic.twitter.com/QLkQZtxtlz
— ユカリィ (@yukaly1) 2016年11月13日
本丸御殿で豪華気分に!
名古屋城では平成21年より尾張藩主の住居と政庁のために建てられた本丸御殿を復元中です。
平成25年には玄関と表書院が公開、平成28年には対面所と下御膳所の公開が始まりました。
平成30年には全体が公開される予定です。
本丸御殿は徳川家康によって建てられたものなので、建物の中は豪華絢爛。
金の襖絵など見ごたえのあるものばかりです。
こちらは来客者がまず通される玄関。
親子や2匹の虎が戯れる様子が描かれています。
これは凶暴で強い虎でさえも徳川家は手なずけられるという強さのアピールだそうですよ。
平日には2回、休日には3回ボランティアガイドによる案内もあり、こちらを利用するのもいいですね。
無料で参加することができるので、説明を聞きながら場内を巡るとまた違った見方をすることができると思います。
おもてなし武将隊の演武
毎週土日はおもてなし武将隊による演武が行われています。
直近のスケジュールはおもてなし武将隊HPより確認できますので時間をチェックしてお出掛け下さい。
20分近く楽しむことができるのでスケジュールが合えばぜひ見て頂きたいですね。
時間帯によっては城内に武将隊や忍者が出てきて一緒に写真撮影にも応じてもらえます。
外国人観光客には忍者がとても人気がありましたよ。
平成30年に本丸御殿が完成し、さらに「金シャチ横丁」という飲食店も完成しました!
2020年の東京オリンピックそして2027年のリニア開業に向けて名古屋城がより盛り上がるよう計画をしている段階のようです。
個人的には伊勢神宮のおかげ横丁のように、盛り上がってくれればいいなと思っています。
以上、「名古屋城の紅葉、見頃の時期と楽しみ方3選!」について紹介しました。
【東海地方の紅葉情報】
⇒名古屋市内・近郊で紅葉!ライトアップスポットとおすすめ名所5選!
⇒モネの池の紅葉、見頃や時期は?実際に行ってきました!