東京都青梅市で行われる歴史ある迫力のお祭りと言えば、青梅大祭です。

毎年ゴールデンウィークの真ん中である5月2日と3日に行われていることから、東京都外からも多くの方がお祭り見物にやってきます。

ゴールデンウィークは全国各地で様々なイベントが行われますが、2017年は日本の歴史を感じさせてくれる伝統のお祭りを見に行きませんか?

東京都でありながら都心とはちょっと離れた青梅市で行われる伝統のお祭り、青梅大祭をご紹介します。

アクセスや交通規制についても調べましたので、青梅大祭に行かれる方はチェックしてください。

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青梅大祭とは

■青梅大祭 2016 ダイジェスト

青梅大祭に登場するのは、町内の若衆たちが引っ張る12基の山車です。

お揃いのハンテン浴衣に紺の長股引そして白い鼻緒の草履という姿の男性が、山車を引っ張りながら青梅街道を練り歩きます。

青梅大祭に山車が登場するようになったのは明治初期。

青梅は江戸の神田祭や山王祭などの天下祭で使われていた三層(1層目お囃子、2層目幕、3層目山車人形)の山車を買い付けて、江戸の真似をする形で青梅大祭を始めました

しかしただ真似をするだけでなく、そのうち拍子木やお囃子の奏法などに青梅独自の様式を用いられるようになって、その形が現在も引き継がれています。

青梅大祭の日程や時間は?

青梅大祭は毎年5月2日と3日に行われています。

5月2日は各町内で山車が巡り、3日には12基の山車がすべて集まって青梅路を巡航します。

山車どうしが競演を繰り広げる予定時間は以下の通りとなっています。

青梅大祭・山車の予定時間

5月3日

●午後4時20分 西六町競演(日向和田、裏宿町、森下町、滝ノ上町、天ケ瀬町、大柳町)

●午後5時15分 青梅駅前にて四町競演(住江町、本町、西分町、勝沼町)

●午後6時   市民会館前で最後の競演(森下町、上町、仲町、天ケ瀬町、大柳町、本町、住江町)

アクセス方法と交通規制

青梅大祭 2017

車の場合

圏央道青梅インターチェンジ下車 青梅市街方面へ15分

交通規制

5月2日 交通規制なし

町内を山車が巡行しているため、青梅街道の成木街道入口交差点~日向和田駅交差点と奥多摩街道の市立総合病院交差点~勝沼交差点は混雑があります。

5月3日 交通規制あり

9:00~21:00までは、青梅市日向和田和田橋交差点~青梅市勝沼町勝沼交差点と青梅駅前ロータリーが交通規制される予定です。
        
交通規制が行われている関係上、5月3日は吉野街道友田交差点から御岳方面の上下線、並びに青梅街道の青梅警察入口付近から千ヶ瀬バイパス市民会館した交差点までは渋滞が予想されています。

電車の場合

JR青梅線・青梅駅下車すぐ

駅前で行われるお祭りですし、毎年13万人もの人出で賑わうため電車でのアクセスをおすすめします。

見どころはここ!

青梅大祭 2017

見事な山車の競演と男達のぶつかり合い

12基ある山車はどれも装飾が美しく見事なのですが、中でもおすすめしたい山車は勝沼の山車です。

勝沼の山車に使われているのは、旧家で保存されていた柱や欄間そして破風飾り。

一刀彫で龍も掘られていますから必見です。

山車の一つ一つを見るのも良いですが、5月3日は山車どうしが出会ったときに起きるぶつかり合いは迫力満点!

台座を回転させて向かい合い、お囃子をやり取りするケンカ囃子「ひっかわせ」は迫力があって見ているだけでも盛り上がりますよ。

歴史を感じる山車人形

■【4K】 青梅大祭2016

電線に引っかかってしまうという理由から三層の山車から現在の一層の山車に作り変えられた時、上に乗せられていた山車人形は降ろされてしまいました。

現在は、展示という形で山車人形を見ることができます。

元は江戸の天下祭で使われていた山車ですから、山車人形も古く、もっとも古いものは江戸末期に作られたものです。

出陣姿の神功皇后、男装で舞をする静御前、戦うヤマトタケルノミコトなど、計5体の人形は、いずれも江戸の名工たちが作った自信作ばかり。

5体の人形と衣装は現在、青梅市指定の有形民俗文化財となっていています。

歴史あるだけでなく見事な作りの山車人形はお見逃しなく。

道の両側にずらりと並ぶたくさんの露店

青梅大祭 2017

お祭りは露店を見るのも楽しみの一つですよね。

青梅大祭は露店が多いことも評判になっています。

店舗数は300店あまり、全長は2kmぐらいあるので、屋台グルメが目的の方も満足できますよ。

露店を見ながらブラブラするだけでも楽しいですしね。

でもこれだけたくさんの露店があると、あちらこちらに立ち寄って食べ過ぎてしまうかもしれません。

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GWは歴史ある青梅大祭を見に行こう!

GWは地方に遊びに行くのも良いですが、東京でも青梅に行けば歴史あるお祭りを見ることができます。

お囃子の競演が楽しめる「ひっかわせ」、江戸の名工たちの力作の山車人形。

露店で好きなものを買って食べながら、伝統の迫力のお祭りを楽しんでください。

電線に引っかかってしまうという理由から山車は1層に変えられてしまったのですが、一度山車の上に山車人形が乗った昔ながらの豪華な三層の山車も見たいですね。

以上、「青梅大祭2017の日程や見どころを紹介!交通規制情報も!」について紹介しました。

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