運動会の競技といえば、玉入れやリレーなど様々な競技がありますよね。
中でも、少し難易度が高いと言われている組み体操の 「サボテン」という競技はご存知ですか?
難しいだけに、成功したら盛り上がること間違いなしの競技として人気を集めています。
この記事では、組み体操のサボテンを成功させるためのコツと運動会にあったらおすすめのアイテムを紹介していきたいと思います!
目次
肩車を成功させる・組体操のサボテンのコツ①
こちらの動画が組み体操のサボテンなのですが、難しそうに見えますよね。
組み体操の技の中でも、ちょっと難易度が高いと言われているサボテンですが、コツをつかめば格段に成功率が上がります!
組み体操のサボテンを成功させるには、まず 肩車ができなければなりません。
まずは、肩車のやり方やコツを説明していきたいと思います。
サボテンの肝である肩車を習得して、本番で成功させてくださいね。
肩車のコツ
ここからはサボテンの準備段階である肩車のやり方やコツについて説明していきます。
上手く出来ないという方は、以下の肩車の1つ1つの手順とコツを抑えながらやってみましょう。
組み体操の肩車やサボテンは、上になる方と下になる方に分かれて行います。
この記事では、上になる方を「上の人」、下になる方を「下の人」と呼んで説明していきますね。
■下の人の肩車のコツ
下の人は立ち上がる前に、背筋を伸ばします。
おへそを前に出す感覚で立ち上がると、背筋がまっすぐな姿勢になり腰が引けません。
腰が引けてしまうと、腰痛の原因にもなります。
下の人は上の人を持ち上げる時に、首で持ち上げるのではなく、肩で持ち上げることが大事です。
■上の人の肩車のコツ
上の人も猫背にならず、背筋をまっすぐした状態を保ちましょう。
持ち上げてもらうというよりも、軽く肩に乗る意識が必要です。
上の人は膝を曲げて、膝からつま先までを下の人の背中に回し、腰辺りで足を重ねてロック状態にすると安定します。
肩車をした後に力が入らなくて立ち上がれないという方は、筋力が不足しているのかもしれません。
スクワットやお相撲さんがする四股を踏み、筋力アップを目指しましょう。
また腹筋と背筋のバランスが悪い可能性もあるので、均等に筋力をつけるのもおすすめです。
肩車の練習方法
次に、肩車が出来るようになるための練習法を説明します。
ペアになり壁に向かい立ちます。
壁や肋木(ろくぼく)を伝いながら立ちます。
この方法を繰り返し行うことで、バランス感覚と筋力がつきますし、だんだん コツがつかめてくると思います。
また、自分たちが肩車をやっている過程を動画に撮ってもらうのもいいですね。
肩車ができる人と、自分たちの動きを比較すると改善点が見えてくるはずです。
これでも、肩車が出来ないという方は、次の項目に注目してみてください。
肩車ができない時のチェックポイント
肩車の手順通りにやってみるけどなかなか成功しない、という方もいると思います。
そんな方は、次の点をチェックしてみましょう。
■立ち上がる前の「姿勢」がきちんと出来ているか意識する
立ち上がれるかどうかに意識が行ってしまい、姿勢がおろそかになっている可能性があります。
肩車の基本姿勢は、背筋をまっすぐすること。
姿勢が正しくできていないと肩車も上手くいきませんし、怪我の原因にもなりますので、何度もイメージトレーニングしてくださいね。
■声を掛け合い、息をぴったり合わせる
タイミングが合っていないことが原因で肩車が上手くいかないのかもしれません。
なるべく声を掛け合い、息を合わせることをおすすめします。
■遠慮しないでぴったり身体を組み合わせる
遠慮がちになってしまうと、身体が重なる部分が甘くなり肩車も綺麗に完成しません。
文字で見るとわかりにくいかもしれませんが、チェックポイントを意識して練習すれば上手く出来るようになっていくと思います。
何度も練習して感覚を身につけてみてくださいね。
ここからは、上の人と下の人それぞれのサボテンのコツを説明していきたいと思います。
下の人・組み体操のサボテンのコツ②
まずは、下の人の組み体操のサボテンのコツをまとめてみました。
■下の人は思い切り腰を落とし,ヒザを水平に近づけてください。
■上の人が立ち上がる時、下の人は胸を張り背筋をぴんと伸ばします。
必ず胸を張るように気をつけてくださいね。
組み体操のサボテンの下の人は、コツを意識しながらやってみてくださいね。
次に、組み体操のサボテンの上の人のコツを紹介します。
上の人・組み体操のサボテンのコツ③
上の人にも、組み体操のサボテンのコツがいくつかあるのでまとめてみました。
■上の人は、下の人を絶対的に信用して、力を抜き絶対に動いてはいけません。
■怖い想像はしない
上の人は練習している時にバンジージャンプの場面を想像してしまい足がすくんでしまうことがあるようです。
下の人を信じて、怖い想像はしないようにしましょう。
■太ももの上に立つ感覚を覚える
上の人は、立ち上がる感覚がわからず、足に力が入りにくいことが多いです。
そんな時は肩車の練習と同じく、肋木を利用します。
まず上の人の目の前に壁が来るようにします。
次に、下の人が腰を落とし,上の人は太ももの上に立ちます。
これを何回か練習して、次に下の人のお尻側に壁が来るようにし、太ももの上に立ちます。
この方法でだいたい「まっすぐに太ももの上に立つ」という感覚がつかめると思います。
この感覚が身につくと、下の人の頭を抜くのが簡単に出来るようになります。
■傾く前に真っ直ぐに立つ事が大事
上の人は持ち上げられたら、まずは真っ直ぐに立つことを意識しましょう。
前に傾くのは、その後です。
以上が上の人の組み体操のサボテンの コツです。
下の人上の人それぞれコツを意識して、組み体操のサボテンを成功させてくださいね。
組体操のサボテンの注意点
組み体操のサボテンには、絶対に守らないといけない注意点があります。
それは、下の人が上の人のヒザから上をしっかりと持つことです。
絶対に、ヒザ部分やヒザから下を持ってはいけません。
ヒザから上を持って安定感が無ければ、太ももを持ってみて、これも駄目なら腰を持って少し前傾になればOKとしましょう。
それでもサボテンができない場合
これまで紹介したやり方でも上手く組み体操のサボテンが出来ない場合は、体重や身長などの相性が悪いのかもしれませんね。
そんな時は無理しないで、先生に相談してパートナーを交換してみましょう。
パートナーを変えることで、案外簡単にいく場合もあります。
シーブリーズ・運動会におすすめのアイテム
運動会は、体をかなり動かすので汗をかいてしまうと思います。
汗をかいてべたついた肌にシーブリーズをつければ、スーッとして気持ちいいですよ!
汗の匂いも抑えてくれるので、家を出る前につけておくのもおすすめです。
豊富に香りがあるので、好みの香りを選んでくださいね!
体操のサボテンのまとめ
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組み体操のサボテンは一緒にやる相手とコミュニケーションを取る事が大事です。
一歩間違えたら怪我に繋がってしまいますので、不安に思う事があれば相談しながら技を完成に近づけていきましょう!
コツを意識しながら練習を積んで、本番でかっこいい組み体操のサボテンを 披露してくださいね。
以上、「組体操のサボテンのコツとやり方!成功させるポイントと注意点は?」を紹介しました。