京都大原三千院という歌でも有名な三千院は京都のお寺の中でも人気が高く、一年中多くの方が観光に訪れます。
三千院の庭は自然豊かで美しく四季折々の姿を見せてくれ、初夏には色とりどりのあじさいで庭が彩られます。
春が終わって夏の訪れを感じさせてくれる三千院のあじさいの見頃はいつ頃なのでしょうか?
京都へ初夏の旅に出かけるならばぜひ旅程の一つに入れたい三千院のあじさい情報をお届けします。
目次
三千院のあじさいの見どころ
三千院のあじさいは、金色不動堂に向かう参道の脇にある「あじさい苑」で見ることができます。
3000株の三千院のあじさいは、規模の大きさだけでなく種類が豊富であることで知られています。
小紫陽花に始まり、中には他ではあまり見ることができない珍種の星紫陽花、山紫陽花、そして額紫陽花など・・・
大輪の花を咲かせる立派な紫陽花も美しいですが、星型でかわいらしい小さな星紫陽花も見るだけで優しい気持ちになれますよ。
大原は山の中にあることから霧が発生しやすい場所です。
もやがかかった霧の先に見える紫陽花もまた幻想的な雰囲気で美しいですよ。
三千院のあじさいの開花状況や見頃は
三千院のあじさいをぜひ見に行きたいという方のために、過去の開花状況をお知らせしますので予定を立てるときにお役立てください。
●5月15日:開花まであと少し
●6月10日:見頃まであと少し
●6月20日:一番の見頃に!
●7月5日:まだ見頃は続く
例年、三千院のあじさいは6月中旬から7月上旬にかけて見頃を迎えます。
見頃の時期に合わせてあじさい祭りも開催されていて、毎年6月中旬〜7月上旬ごろまで行われているんですよ。
三千院のあじさいは小紫陽花から咲き始めて星紫陽花などが続き、最後に山紫陽花が見頃を迎えます。
種類を変えて次々に紫陽花は咲き始めますので、三千院のあじさいの見頃は他のあじさいの名所よりも長く続くわけですね。
お祭りの期間中は美しいあじさいを見ることが出来るだけでなく、献花や献茶、神楽の奉納も行われます。
三千院周辺のおすすめのランチ情報
三千院であじさい鑑賞を楽しんだ後は、ゆっくりランチをしながらくつろぎたいですよね。
三千院の近くにあるオススメのランチスポットを2つご紹介します。
京美茶屋で京都ならではのゆば料理を堪能
三千院を出てすぐのところにあるのが、豆腐や湯葉料理を出してくれる京美茶屋です。
店内で手作りされた湯葉はやわらかくてとても美味しいですよ。
ゆば専用のこだわりのポン酢は、自家菜園で収穫したゆずを使って作られています。
■住所:京都府京都市左京区大原勝林院町23
■問合せ先:075-744-2123
■営業時間:10:00~16:00
魚山園で昔ながらの京料理を味わう
三千院の門前にある老舗旅館魚山園では四季の旬の味覚を使った美味しい京料理を、ランチはお弁当で味わうことができます。
美しい大原の景色を眺めながらの食事になりますから、美味しさも格別ですよ。
■住所:京都府京都市左京区大原三千院畔
■問合せ先:075-744-2321
■営業時間
ランチ10:00~17:00
ディナー17:00~21:00
三千院へのアクセス方法と駐車場情報
【電車の場合】
京都駅より京都バス17,18系統で大原下車徒歩10分
または四条河原町より京都バス16・17系統で大原下車徒歩10分
大原まで電車とバスを使っていく場合は、京都観光一日乗車券を買っておくと便利。
地下鉄や市バスが一日乗り放題で、大原まで行くことができて料金は大人1200円と非常にお得です。
【車の場合】
名神高速京都東ICより国道161・湖西道路経由真野ICで下りる
近隣に500円程度駐車場があります。
三千院の基本情報
■住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
■拝観時間:
9:00~17:00(3月から10月まで)
8:30~17:00(11月から12月7日まで)
9:00~16:30(12月8日から2月まで)
■拝観料:一般700円 中高生400円 小学生150円
■問い合わせ先:075-744-2531
色とりどりのあじさいを見て三千院でゆったりと時を過ごそう
京都は観光名所が多いことから一年中多くの観光客が訪れるところですが、その中でも大原は少し離れているだけに、静かに時を過ごすことが出来る場所です。
初夏の京都に着たら、是非少し足を伸ばして大原三千院においでください。
三千院には珍しいあじさいをありますし、ここに来れば今まで見たことのないあじさいに出会えます。
自然豊かな三千院の庭の中でもやに包まれている幻想的なあじさいはなんとも言えず美しいですよ。
ゆっくりあじさい散歩を楽しんだ後は、ゆば料理や京料理で足の疲れをとってくださいね。
以上、「三千院あじさい、開花状況や見頃は?駐車場はある?」について紹介しました。