友達が生徒会に立候補。

応援演説を頼まれたけど、何を書けばいいのかわからない!

自分の応援演説次第で友達や頼んでくれた人が当選するか決まるかも…と思うと不安ですよね。

今回は、生徒会の応援演説の例文や書き方のコツを紹介していきます。

応援演説をどういう風に書けばいいか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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生徒会の応援演説の例文!書き方と流れは?

生徒会の応援演説のコツ:簡単に自己紹介をする

生徒会の立候補演説も応援演説も、出だしとして大切なのは 自己紹介をすることです。

自己紹介をせずに急に話し始めた人がいたら、聞いている側からしたら「誰?」と疑問に思いながら聞くことになるので、内容がスッと頭に入ってきません。

自己紹介では、誰の推薦者なのか・自身の学年・クラス・名前をハキハキと聞き取りやすい口調で話し、注目を集めましょう。

いくつか自己紹介の例文をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

■○年○組の〇〇〇です。(立候補者)さんとは、幼稚園からの親友です。

■〇年〇組〇〇〇です。今回生徒会に立候補する(立候補者)さんの応援演説をさせてもらいます。

■私は、(立候補者)さんの応援演説をつとめます、○年○組の○○○です。

■(立候補者)さんの推薦者の〇年〇組〇〇〇です。

生徒会の応援演説のコツ:立候補者の人柄を説明

次に、 立候補者の人柄を説明する流れにするといいでしょう。

まずは立候補者のいいところを箇条書きでもいいので紙などに書いて、その中から2~3つを文章にまとめると、立候補者の人柄が伝わりますよ。

また、立候補者の希望役員に応じたアピールポイントを紹介すると説得力のある文章が書くことができます。

下記のように、立候補者のいいところを箇条書きで書き出してみましょう。

・誰に対しても優しく、困っている人がいたらいつも手助けをしてくれる

・書道をやっていて字がキレイ

・几帳面な性格で、教室に置いてある本や掲示物を先生に頼まれるわけでもなく率先して整えている

・リーダーシップがあり、クラスでも委員長をしていて、クラスのみんなに慕われている

・責任感が強く、頼まれたことは最後までやり遂げ、他のみんなが嫌がるような仕事も率先して引き受けてくれる

立候補者が生徒会の書記に立候補しているのなら、上記の箇条書きの中から書記にふさわしいと思う点をピックアップします。

書記にふさわしい印象を与える点

・書道をやっていて字がキレイ

・几帳面な性格で、教室に置いてある本や掲示物を先生に頼まれるわけでもなく率先して整えている

・責任感が強く、頼まれたことは最後までやり遂げ、他のみんなが嫌がるような仕事も率先して引き受けてくれる

この3つをアピールする方が、書記にふさわしいなという印象を与えられます。

同じ要領で、生徒会長に立候補している場合で考えてみましょう。

生徒会長にふさわしい印象を与える点

・リーダーシップがあり、クラスでも委員長をしていて、クラスのみんなに慕われている

・責任感が強く、頼まれたことは最後までやり遂げ、他のみんなが嫌がるような仕事も率先して引き受けてくれる

・誰に対しても優しく、困っている人がいたらいつも手助けをしてくれる

この3つをアピールする方が、生徒会長にふさわしいなという印象を与えられます。

立候補者がどの役員に立候補しているのか、また、その役員になるには立候補者のどんな部分・スキルが役に立つのかを考えてチョイスすると、説得力のある文章を書くことができますよ。

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生徒会の応援演説のコツ:立候補者が生徒会へ入ったら

立候補者の人柄を話した後は、立候補者が生徒会へ入ったら学校をどう良くしてくれるのか、その立候補者が 生徒会に入るメリットを述べると、当選確率がグッと上がります。

メリットは、立候補者の人柄と繋げて書くことがポイントです。

例えば、立候補者の人柄をとてもユニークで独創的なアイデアで企画を考えるのが得意と紹介したとします。

ですが、その後に「〇〇さんが生徒会に入ったら、生徒一人一人の意見に耳を傾け、学校をより良いものにしてくれるでしょう」と続けてしまうと、悪くはないですが立候補者の人柄を活かせてない文章になってしまいます。

もし、立候補者がとてもユニークで独創的なアイデアで企画を考えるのが得意な人柄だった場合は、「〇〇さんが生徒会に入ったら、学校行事などでも独創的なアイデアを打ち出し、学校生活を今よりもより楽しいものに変えてくれると思います」という文章の方が、その立候補者だからこそできるという印象を与えられるので効果的です。

人柄に応じた例文をいくつかまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

【立候補者の人柄:優しく思いやりがある】

■〇〇さんが生徒会に入ったら、生徒の意見にも耳を傾け、思いやりの学校にしてくれることでしょう。

【立候補者の人柄:ユーモアがあり、みんなを楽しませられる】

■〇〇さんが生徒会に入ったら、学校行事などでもユーモアあるアイデアで楽しい学校にしてくれること間違いなしです。

【立候補者の人柄:リーダシップがあり、みんなを引っ張る力がある】

■〇〇さんが生徒会に入ったら、彼(彼女)のリーダーシップできっと私達生徒を楽しい学校生活へと導いてくれます。

生徒会の応援演説のコツ:一票を後押しするフレーズで締める

立候補者の人柄や生徒会に入るメリットを述べたら、最後は立候補者への 一票を後押しするフレーズで締めるようにしましょう。

この最後の後押しがないと、立候補者を応援している気持ちの本気さが伝わらないので、「別に当選させなくていいのかな」と思わせてしまいます。

立候補者の印象が全員同じくらいだった時に、誰に投票するかの最後の決め手はパッションになります。

本気で立候補者を当選させたいというパッションを伝えるためにも、最後に一票を後押しさせるフレーズを言うことは大切になります。

例文を2つ紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

■どうか(立候補者)さんを当選させてください。絶対にいい学校にしてくれるので、よろしくお願いします。

■どうか(立候補者)さんに皆さんの清き一票をよろしくおねがいします。

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生徒会の応援演説でインパクトのある例文は?

生徒会の応援演説では聞く人を引き付ける インパクトも大切です。

ですが、インパクトといっても面白いことやユニークなこと言わなきゃいけないというわけではありません。

生徒会の応援演説では立候補者が主役なので、立候補者の演説よりも目立つ演説はあまり得策ではないでしょう。

また、面白いことやユニークなことをすると、印象に残るかもしれませんが、ふざけているという印象を与えてしまう可能性も出てきます。

応援演説者がふざけていると、立候補者の印象も悪くなってしまいます。

では、生徒会の応援演説でもインパクトのある文章とはいったい何でしょうか?

その答えは、誰にでも当てはまりそうな文章を作らないということです。

例えば、「立候補者は優しくて思いやりがあるので、〇〇が生徒会に入ったら生徒一人一人の意見を~」という文章だと、別にその人でなくてもだいたいの人に当てはまってしまいますよね。

生徒会の応援演説で、聞いている人にインパクトを与えるためには、立候補者の人柄を裏付ける具体的なエピソードを交えた文章が大切です。

例文を2つ紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

■(立候補者)さんはとても思いやりがあり頼れる人物です。

私は(立候補者)さんと同じ部活なのですが、後輩が練習についていけずに辞めようか悩んでいた時に、後輩の話を親身に聞いてあげ、後輩と一緒に朝練を始めるようになりました。

それから、後輩は部活の練習にも徐々についていけるようになり、部活を辞めたいと言っていたのが嘘のように今では部活が楽しいと言ってくれるようになりました。

■(立候補者)さんはユーモアがありとても面白い人です。

文化祭では、私達クラスはお化け屋敷をすることになりましたが、その時も(立候補者)さんは来てくれる人達が怖いけど楽しかったと言えるようなお化け屋敷を作りたいとたくさんのアイデアを出してくれました。

そのお陰で、私達のクラスは行列が出来る程の大盛況で、たくさんの人に喜んでもらうことができました。

このように具体的なエピソードを入れると、わかりやすく伝わりやすいですよ。

立候補者がこれまでどんな取り組みをしてきたのか?を考えてみてくださいね。

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生徒会選挙の応援演説で注意する点は?

生徒会の応援演説の文章のコツを紹介してきましたが、続いては生徒会の応援演説での 注意点を紹介していきます。

生徒会の応援演説での注意点は3つあります。

生徒会の応援演説の注意点

応援演説は1分程度の事がほとんどなので、早口にならない程度の文章の長さにする

⇒立候補者のいいところを3個にすると早口にしないと1分に収まらないようだったら、順位を付けて優先度の低いものを削除するなど工夫しましょう。

原稿はなるべく暗記をし、生徒達の顔を見ながら話すことを心掛ける

⇒原稿の丸暗記が厳しいのであれば、どんなことを言いたいのかだけでも暗記し、原稿と話の流れを箇条書きした紙をカンニングペーパーとして持ち込みましょう。

生徒達は原稿の内容を知っているわけではないので、言いたいことさえ明確にしていればしっかりと相手に伝わります。

面白くおかしく話そうとしないこと

⇒応援演説の印象は、そのまま立候補者の印象になります。

応援演説が面白おかしく話そうとすることで、良い印象を持たれるならいいですが、真面目にやっていない、ふざけているという印象を与えるリスクがあります。

面白おかしく話したり、ユニークさを出すのは立候補者の仕事なので、応援演説者は自分が目立つことではなく立候補者の良さを伝えるということに集中しましょう。

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生徒会の応援演説で話し方のコツは?

生徒会の応援演説では 話し方も大切です。

最後に、生徒会の応援演説での話し方のコツを紹介します。

固くなりすぎず、友達に話しかけるイメージで演説をする。

⇒あまり固い喋り方だと、立候補者も固い人なのかな?という印象を与えてしまいます。

それに加え、聞いててつまらないと思わせてしまうので、良い文章を書いていても最後まで聞いてもらえなくなる可能性が出てきます。

全体的に抑揚をつけ、淡々と話さないようにする。

⇒学校の先生にも淡々と授業をする先生っていますよね。

淡々と話す人の話って聞きたいと思うでしょうか?

私は学生の頃、淡々と話す先生の事を「お経を読んでる」と例えていました。

淡々と話すというのはそれくらい聞き手を退屈させてしまいます。

聞き手が退屈しないようにするためにも、ハキハキと抑揚のある喋り方を意識しましょう。

早口にならないように、聞きやすいゆっくり速度で話す。

⇒ゆっくりと言っても、眠くなるような話し方はNGです。

相手に伝えようという気持ちを大切にして、語り掛けるように話すと早口にも眠くなる話し方にもなりにくくなります。

生徒会の応援演説のコツをチェック!

生徒会の応援演説のコツについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

生徒会の応援演説のコツを掴んで、あなたにしか書けない応援演説で立候補者を当選させてあげてくださいね。

以上、「生徒会の応援演説の例文!選挙でインパクトのあるスピーチ、書き方や話し方のコツは?」を紹介しました。

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