11月上旬にスペイン旅行に行ってきました。
何度も海外旅行をしている私ですが、国によって必要な持ち物が異なるため、どんなものを持っていったらいいのかいつも困るんですよね。
そこで私の経験談や現地情報も交えながら、スペイン旅行に必要な持ち物をまとめましたので、ご旅行の参考にしてみてくださいね。
ちょっと長くなってしまったので、ブックマークして時間のある時にチェックしてもらうといいかと思います。
それでは行ってみましょう!
目次
【絶対必要】スペイン旅行の持ち物
これだけは絶対に用意したい持ち物を紹介します。
パスポート | パスポートのコピー | 証明写真 |
航空券 | クレジットカード | 海外旅行保険契約書 |
ツアー日程表 | ユーロ | 日本円 |
スマホ&充電器 | カメラ&充電器 | SDカード |
コンセントプラグ | 持ち歩き用のバッグ | 腕時計 |
ティッシュ・除菌ウエットティッシュ | スリッパ | パジャマ |
折り畳み傘 | ガイドブック | ペン |
海外旅行に行くのに、絶対必要なのが パスポート。
パスポートが切れていないか確認するのはもちろん、有効期限がギリギリの方は確認が必要です。
スペイン旅行の場合は、
シェンゲン協定加盟国出国時3カ月以上有効なパスポートが必要です。
参照元:阪急交通社
旅行会社を通さずに個人旅行する方は、特に気を付けてくださいね。
パスポートを紛失盗難してしまった時、
●パスポートのコピー
●証明写真
この2つがあると、スムーズにパスポートの再発行手続きをすることができます。
私はカバンごと紛失盗難してしまう可能性も想定して、一緒に行く方に預かってもらっていました。
特にスペインはスリや盗難が多いので、こういった自分でできる対策は必要ですよね。
当日空港で渡されたりチケットレスの場合もあるので、確認しておきましょう。
ちなみにマイルを後付けする際には、航空券・eチケット控えに書かれている内容が必要になります。
「空港でマイルを付け忘れた!」という時には、自宅まで航空券・eチケット控えに保管しておくといいですよ。
私は紛失してしまい、eチケットを再発行してもらったのでご注意くださいね。
現金を持ち歩きたくない、必要最低限しか両替したくない、そんな方はクレジットカードと現地通貨を併用するといいですね。
ほとんどのお土産店、スーパーではクレジットカードが利用可能ですし、万が一盗難にあってもクレジットカード会社に連絡を入れれば使用停止にしてもらえます。
ただしスペインではクレジットカードで決済する際には 暗証番号を求められるため、覚えていない方は早めにカード会社に問合せをしておきましょう。
●暗証番号を覚えておく
●紛失時の緊急連絡先を控えておく
●紛失時のためにカード番号を控えておく
●利用枠を確認しておく
また、スペインで幅広く通用するクレジットカードのブランドは、 VISAとMasterCardです。
クレジットカードなら何でも使えると思っていると、現地でお金が足りなくて困ってしまう可能性も。
実際、私と一緒にスペインに行った方は、JCBカードしか持っておらずスーパーでカード支払いができませんでした。
念のため、違うブランドのクレジットカードを2枚程度持っていくと安心だと思います。
財布をすられることも想定して、クレジットカードは分散して持っていきましょう。
私が持っているのはJALカードです。
旅行代金をJALカードで支払えばマイルがたまりますし、海外旅行保険も付いているので海外旅行をするなら1枚持っておきたいカード。
空港免税店のお買い物で割引もあり、特典満載のカードとなっています。
私はマイルを貯めて、年に1回はマイルを使って国内旅行をしているほどの愛用者です。
特にスペインはスリや盗難が多く、海外旅行保険にお世話になる確率も高いです。
海外の空港会社はスーツケースの扱いが乱雑のためか、スーツケースの破損も多くなっています。
実際、今回のスペイン旅行で私のスーツケースも角がへこんでしまいました。
その場で確認したところ航空会社の保険は適用外でしたが、海外旅行保険で修理することができましたよ。
万が一のためにも、加入しておくことをおすすめします。
旅行会社のパッケージツアーでスペインに行く方は、日程表をお忘れなく。
現地の空港、銀行、両替所、大き目のホテルのフロントで日本円からユーロに両替することもできます。
ただし現地で両替すると手数料が高い場合もありますし、両替後にスリに狙われることも。
数週間程度の滞在であれば、日本で両替していくのがベストですね。
大型免税店では日本円でも支払うことができました。
スペインでスマホをタダで使いたいなら、無料Wi-Fiを利用しましょう。
ホテルでは無料Wi-Fiが使えるところもありますが、メールアドレスを登録する必要があって、ちょっと面倒です。
英語の文章がズラ~っと出てきて「本当に無料なの?」と心配になってしまう方もいらっしゃいました。
最近ではレンタルWi-Fiも安く利用できるので、グループで旅行するならレンタルするのもアリ。
無料Wi-Fiがあるところを探したり、アクセスの手続きをする時間も勿体ないと感じるならレンタルするのもおすすめです。
なにより、言葉の通じないヨーロッパでインターネットが常に使えるのは、安心感が違います。
地図アプリを見たり、英訳したり、LINE電話したりと海外旅行で大活躍しますよ。
旅の思い出を残すならカメラをお忘れなく。
意外とSDカードも忘れがち。
サグラダ・ファミリア、トレド、アルハンブラ宮殿・・・どの観光地もスケールが大きく動画でも撮影したいですよね。
動画を撮っても充分足りる容量を用意していきましょう。
参考までに、私は8日間の旅行で約800枚の写真を撮り、4GBのSDカードを2枚持っていきました。
スペインの電圧は220ボルト、50Hz。
ほとんどの携帯電話やデジカメの充電器は100~240ボルトのモノが多く、「INPUT:100-240」などと記載されている充電器であればスペインでも変圧器はいりません。
逆に「INPUT:100」としか書いていないモノは変圧器が必要となるワケですね。
さらにスペインではが日本とコンセントの形が違うため、 変換プラグが必要となります。
スペインではC型のプラグとなっているので、忘れずに用意しておきましょう。
海外旅行好きの方やヨーロッパ周遊コースの場合は、上の商品のような世界中すべてのコンセントに使えるマルチプラグがおすすめ。
1つ持っていると次の海外旅行先でも使えるので便利ですよ。
ホテルの部屋のコンセントが少なくて、一緒に旅行している友達や家族とコンセントの取り合いになってしまうこともありますよね。
上のコンセント変換プラグはUSB付も付いているので、1カ所のコンセントで複数のアイテムを充電することができます。
大事な場面で充電がなくなってしまった!なんて残念なことにならないように、変圧器と変換プラグはお忘れなく。
スリが多いスペイン。
被害に合わないためにも持ち歩き用のバッグをどんなものにするかは、かなり重要です。
まず避けたいのはリュックサック。
観光中に夢中になって写真を撮ったりしていると、背中に意識が向かずいつの間にかファスナーを開けられて財布やパスポートがなくなっていた・・・なんてことになりかねません。
作品や遺産の保護の観点から、アルハンブラ宮殿やプラド美術館ではリュックサックで入館することは禁止されています。
そんな理由からリュックサックはおすすめできないんですよね。
経験上、チャックが付いていて肩から掛けられるバックが一番便利で安全です。
上のバッグは私が今回スペイン旅行するにあたり購入したモノです。
ファスナーでいくつものポケットがあり、パスポートはもちろんのこと、観光地で貰えるパンフレットも折れ曲がらずキレイに入れられます。
メインスペースには500mlのペットボトル、財布、デジカメが余裕で入るのも一押しポイント。
私が持っていたら、海外旅行好きの母も欲しいと言って同じものを購入したほどです。
カラーも豊富なうえにデザイン的にも幅広い年齢層の方が持ちやすく、旅行好きなら1つあるとかなり重宝するバッグだと思います。
男性なら上のようなPOTERのバッグがオススメ。
スペインでスリ被害にあって、旅行が台無しにならないためにも、持ち歩き用のバッグ選びは慎重に行ってくださいね。
普段、時間はスマホで確認しているという方でも、海外に行くなら 腕時計を持っていくことをおすすめします。
特にツアーの場合は、観光地ごとに添乗員さんから「今から30分後の13:30に集合してください」などとツアー中に何度も言われます。
スマホで時間を確認することもできますが、スマホを狙ったスリもスペインでは横行しているので要注意!
添乗員さんによると世界中で人気のiphoneはスリの標的になることが多く、ポケットからすられたり、最悪の場合手に持っているiphoneを強引に取られることもあるそうです。
iphoneを不用意に見せびらかせないためにも、時間は腕時計で確認した方が安全に旅を楽しめると思います。
ホテルにティッシュがあるのは当然と思っている方は要注意です。
スペインではBOXティッシュは常備されていないことがほとんど。(ホテルにはトイレットペーパーはあります)
最終日に宿泊したヒルトンのみBOXティッシュがありましたが、一般的なグレードのホテルには用意されていないと考えて日本から持っていきましょう。
ちなみに観光地のトイレであってもトイレットぺーパーがない場合もあるため、持ち歩き用のカバンには余分にポケットティッシュを入れておくと安心です。
またレストランでおしぼりが出てくることもありません。
除菌ウエットティッシュや除菌ジェルを持っていくと便利です。
海外旅行をすると日本がサービス大国であることを改めて実感しますよね。
今回のスペイン旅行でこれは絶対に持っていくべきと強く思ったのが、 スリッパです。
日本のホテルだとスリッパがアメニティグッズとして用意されていることが多いですが、スペインではヒルトンレベルでさえスリッパはありませんでした。
長距離移動で歩き疲れてホテルでゆっくりするなら、靴を脱いで楽になれるスリッパは必須アイテム!
長距離の飛行機内やバスの車内でも使えるので、1つ持っていくことをおすすめします。
スペインのホテルにパジャマもありません。
日本の旅館なら浴衣、ビジネスホテルならパジャマが用意されていますが、スペインにはないので必ず持参しましょう。
年間を通して降水量は少ないですが、念のため折り畳み傘があると安心です。
上の商品のように、小さく軽量化されたモノを選ぶといいですね。
【洗面用品】スペインの持ち物
シャンプー | コンディショナー | 洗顔石鹸 |
歯ブラシ | 歯磨き粉 | 基礎化粧品 |
メイク落とし | メイク道具 | コンタクト用品 |
ハンカチ | ヒゲ剃り | 耳かき・綿棒 |
宿泊するホテルによってアメニティグッズの内容が異なるため、最低でも上記のアイテムは持参することをおすすめします。
日本だと格安のビジネスホテルでも歯磨きセットがアメニティとして用意してありますが、スペインではヒルトンレベルであっても歯ブラシセットはありませんでした。
またスペインの水は硬水で敏感な方は、髪の毛がパサパサになってしまうことも。
シャンプーやコンディショナーは日本で使い慣れたモノの方がいいと思います。
日本のように24時間営業しているコンビニやスーパーはなく、現地調達するのは非常に難しいですし、日本と同じクオリティのものはまず見つかりません。
シャンプー・コンディショナー・化粧水などは、100均で売っている小分けの容器に入れて持っていくと、荷物にもなりませんよ。
【薬】スペインの持ち物
常備薬は日数分以上を持参し、万が一のためにも薬を用意していきましょう。
常備薬 | 頭痛薬・胃腸薬 | 酔い止め薬 |
絆創膏 | 湿布 | 生理用品 |
【衣類】スペインの持ち物
トップス | ボトムス | 下着 |
靴下 | サングラス | 帽子 |
マフラー | 脱ぎ着出来る上着 | スニーカー |
スペインは1年を通して昼間と夜の気温差が激しい地域のため、脱ぎきして調節できる服装がベスト。
太陽の国スペインと言われるだけあって日差しが強く、特に夏場はサングラスや帽子は必ず持っていきたいアイテムです。
ただしカテドラルやサグラダファミリアなどは脱帽して入場する必要があることを、頭の片隅に覚えおきましょう。
足元は歩きやすいスニーカーがベスト。
トレドは石畳で坂道が多く、その他の観光地でも基本的に石畳で歩きづらい印象でした。
観光中はかなり歩くと想定して、ヒールが低く履きなれたモノを持っていくといいですね。
また、フラメンコショーでは正装の必要はありません。
【乾燥対策】スペインの持ち物
リップクリーム | ハンドクリーム |
ミスト化粧水 | 目薬 |
スペインは1年中乾燥しています。
天気が良くカラッとしているので過ごしやすいのですが、乾燥対策をしていかないと唇はガサガサ、爪が割れる、肌はボロボロなんてことになりかねません。
普段は保湿ケアをしない男性であっても注意が必要です。
一緒に行った男性は唇がガサガサになってしまい、現地でオリーブオイル入りのリップクリームを買っていました。
オリーブの生産量が世界一のスペインでは、オリーブオイル入りのリップクリームがほとんどのお土産店で販売されています。
値段は1つ3~4ユーロくらい。
現地で調達してもいいですし、日本で愛用しているモノがあれば持参していきましょう。
飛行機内も乾燥するため、ハンドクリームやミスト化粧水があると安心です。
【あると便利】スペインの持ち物
ペットボトルのお茶・水 | サラダのドレッシング | 日本のカップラーメン・お菓子 |
プチプチ | 圧縮袋 | 輪ゴム |
ジップロック | エコバック | ビニール袋 |
スペイン旅行であると便利だな~と思ったのが上記の9点です。
ひとつづつ紹介していきます。
もちろんスペインにも水は販売されているんですが、観光地やフリーウエイのパーキングエリアでは500ml水が2ユーロなんて場所もありました。
1ユーロ130円で計算すると、2ユーロの水は260円もするんです。高いですよね~!
ペットボトルの水を日本から持っていくと現地で節約することができます。
「スーツケースに水やお茶を入れても大丈夫なの?」と不安に感じる方もいらっしゃいますが、日本からお茶や水を持っていく方は多いんですよね。
これまでにスーツケースの中で水が漏れたという方に会ってことはありませんので、未開封のモノをプチプチに包んでいけば大丈夫かと思います。
スペインのスーパーでは500mlの水は0.35~0.5ユーロ程度で売っていたので、スーパーに行く時間があるなら現地で大量買いしてスーツケースに入れておく方法もあります。
旅行会社のツアーであれば、スーツケースを自分で持って運ぶことはほとんどないため、この方法もおすすめです。
また、スペインにはお茶はなくソフトドリンクだと紅茶やジュースしかありません。
長期旅行中にだんだんとお茶が恋しくなってくる方、スペインでも緑茶やウーロン茶が飲みたい方は日本から持参するといいですね。
「生野菜サラダがよく出るけど、ドレッシングが無くて飽きる…」これがスペイン滞在中に感じたこと。
ホテルの朝食や昼食夕食の前菜として生野菜サラダが出るのですが、ドレッシングなくオリーブオイルをかけてお好みで塩コショウをするのがスペイン流の食べ方なんだそうです。
日本のように胡麻、イタリアン、青じそ、和風ドレッシングなどを選ぶことは出来ません。
実際に私はオリーブオイルに塩味は単調で飽きてしまいました。
旅行仲間がコンビニで売っている小分けされたドレッシングを持っていたので、このアイディアは良いなと思い、次回ヨーロッパに旅行することがあれば持っていきたいと思いました。
1週間以上の旅行だと、だんだん日本食が恋しくなってくるもの。
手軽に食べられるお菓子やカップラーメンを持っていくと旅の疲れも吹き飛びますよ。
お菓子ならじゃがりこ、柿の種、せんべい、キットカットの抹茶味などがおすすめ。
仲良くなった現地ガイドさんやドライバーさんに日本のお菓子を差し入れすると喜ばれることもあります。
スペインのお土産として有名で人気なのが、ワインやオリーブオイル。
日本に持ち帰るには液体なのでスーツケースに入れなくてはいけないんですよね。
そんな時、活躍するのが梱包するのによく使われるプチプチです。
ワインやオリーブオイルのビンが割れないようにプチプチで包んで輪ゴムで止めると安心です。
お土産をたくさん買う予定があるなら、衣類をコンパクトにできる 圧縮袋があると重宝します。
ビニール袋やジップロックは何かと便利なので、数枚持っていくといいですね。
スペインのスーパーで買い物をする予定があるなら、 エコバックを持っていくといいですね。
日本のようにレジ袋は有料となっていて、私が行ったスーパーでは1枚0.2ユーロでした。
サグラダファミリアの近くのお土産店で、大き目の置物を買った方がいらっしゃったのですが、ビニール袋に入れてもらえず脇に抱えて持ち歩いていました。
買い物以外にもガイドブックを入れたり、お土産をまとめて入れたりするのに使えるので、小さく折りたたんでカバンにしのばせておくといいですよ。
【飛行機やバスで便利】スペインの持ち物
長距離移動が多いスペイン。飛行機やバスで活躍する便利アイテムを紹介します。
マスク | 空気まくら | アイマスク |
耳栓 | スリッパ | 飴・ガム |
締め付けない靴下 | めぐリズム | S字フック |
飛行機内でゆっくりするには、空気まくら・アイマスク・耳栓は欠かせません。
手荷物に入れていつでも使えるようにしておくといいですね。
スペインの持ち物のまとめ
ここまでスペインの持ち物をまとめてきました。
当たり前なんですが、日本とは環境やサービスが違うため、日本から持って行けるモノはできるだけ準備していった方がいいかと思います。
一緒に行った方は、歯ブラシは現地で調達したいと言っていましたが、スーパーに行ってみるとヘッドの部分が靴磨きくらいのビックサイズだったんです。
しかたなく靴磨きみたいな歯ブラシで1週間過ごしていました。
そんなことのないよう、日本で使っているモノをできるだけ持っていくことをおすすめします。
限られた時間で、日用品を探しているのは勿体ないですから。
スリ対策もしっかりとして、スペイン旅行を楽しんでくださいね。
以上、「スペインの持ち物リスト!定番からあると便利なアイテムは?」について紹介しました。