赤ちゃんは5ヶ月頃になると離乳食を開始し、日を追うごとに徐々に食べられるものが増えていきます。
美味しそうに食べてくれると、離乳食も作りがいがありますし、いろんな味を覚えて欲しいと思いますよね。
離乳食には様々な食材がありますが、どのくらいの時期からどんなものを食べさせていいのか悩む方は多いようです。
その中でも、今回は酢飯やお寿司類に注目し、いつから食べることができるのか、 注意点を合わせてまとめていきたいと思います。
目次
酢飯は赤ちゃんの体に悪いの?
酢飯はちらし寿司やお寿司には欠かせないですよね。
イベントやお祝いの席で食べるという方もいると思います。
そんな酢飯を使ったメニューを、 赤ちゃんと一緒に楽しみたいと考える方は多いはず。
酢飯を赤ちゃんに食べさせていいのか考えた時にまず気になるのは、赤ちゃんの体に害は無いのか?ということだと思います。
基本的に酢飯には砂糖、酢、塩が入っていますよね。
これらの調味料は赤ちゃんが口にしても問題ないので、体に害があるということはありません。
では、いつから赤ちゃんに食べさせてもいいの見ていきましょう。
赤ちゃんに酢飯はいつから?みんなの意見
赤ちゃんは一般的に甘いものを好むと言われており、初めて離乳食を与える時には、かぼちゃや人参から初めるという方もいるようです。
そんな甘いものを好む赤ちゃんに、他の人は酸っぱい酢飯をいつから与えていつのか気になりますよね?
そこで、一般的な意見をまとめてみました。
■乳児の腸はまだ未発達なので、1歳くらいになる離乳食完了期まで食べさせないほうがいいと思う。
■酢は体に悪いものじゃないので、嫌がらなければ8ヶ月くらいから食べさせてもいいのでは?
■味を薄くして1歳くらいから少しずつ食べさせ始めました。
■1歳にもなると、ほとんどのものが食べられるから、酢飯も問題無いと思う。
一般的な意見を見てみると、ほとんどの方が1歳くらいから食べさせていることがわかりました。
酢飯に使われている調味料の砂糖、酢、塩は、離乳食中期の7~8ヶ月頃になると与えてもOKな調味料。
ですが、口コミをチェックしてみると一般的には酢飯は1歳あたりから食べさせることが多いようです。
ただ、赤ちゃんによって好き嫌いも違いますので、食べさせるなら少しずつ様子を見ながらがいいのではと思います。
赤ちゃんにちらし寿司はいつから食べさせる?
酢飯を使ったメニューの定番と言えば、ちらし寿司やお寿司だと思います。
イベントやお祝いの席の定番として親しまれているこのメニューを赤ちゃんにも楽しんでほしいですよね。
赤ちゃんに酢飯を食べさせるなら1歳あたりからということは先ほど申し上げましたが、「ちらし寿司」はいつから食べさせて大丈夫なのか説明していきたいと思います。
ちらし寿司も、入れる具に注意し、全体的に味付けを薄くすれば 1歳あたりから食べさせても大丈夫です。
様子を見ながら少しずつ食べさせてみてくださいね。
もし嫌がったら、無理して食べさせる必要はありませんので、しばらく間を置いて再度チャレンジするといいいでしょう。
赤ちゃんにも少しずついろんな味を楽しんでもらえたらいいですよね。
赤ちゃんに寿司はいつから食べさせる?
ちらし寿司は1歳あたりから食べられると先ほどお伝えしましたが、生ものを使用する 「お寿司」を食べさせられる時期はちょっと違います。
生ものは赤ちゃんや小さな子供にとって、リスクが高い食材です。
1歳半までは食べもののアレルギー反応が出やすいと言われており、それまでは生ものは避けたほうがいいと思われます。
では、1歳半を過ぎたら食べさせていいのかというと、はっきりOKとは言えません。
というのも、3歳以下の子供は、消化酵素が大人に比べて少ないとされており、まだ食べさせるには心配という考え方もあります。
さらに、7歳あたりまでは肝機能がまだ未熟なので、生ものは怖い…と考える方もいます。
このことから、「お寿司」に関しては、保護者によって考え方や判断する時期が大きく違うので、一概に「この時期」と言えないところがあるのです。
お子様の様子を見ながら、保護者が慎重に決める必要がある食材と言えます。
例えば、お酒は20歳から飲むことが出来ますが、成人したからといってもアルコールに強くない人は飲めませんよね。
生の魚も赤ちゃんによって差がありますので、特に何歳からOKと決まっていません。
お寿司に限らず初めての食材を食べさせる時の 注意点としては、近くの病院が診療している時間帯に合わせることです。
万が一危険な事態に陥った時のために、すぐに病院に連れていけるようにしておけば安心ですよ。
生の魚に限らず初めての食材を食べさせる時は、万全の体制で臨んでくださいね!
酢飯を赤ちゃんに初めて食べさせる時の注意点
次に、赤ちゃんが初めて酢飯を食べる時に注意したい点をまとめてみました。
酢飯を作る時には、大人と同じ味付けにすると刺激が強すぎるので、赤ちゃん向けに作ることをおすすめします。
そこで、赤ちゃんが食べやすい酢飯作りの注意点をまとめてみました。
■大人が食べる分量よりも、酢や砂糖や塩を少なめにして薄味を意識する
■酢を火にかける時に「煮切る」ことで刺激成分が飛び、酸っぱさが軽減される
■ご飯を炊くときに水を多目にして、柔らかい仕上がりになるようにする
以上のことに気をつけて作れば、赤ちゃんにも食べやすい酢飯になります。
なるべく添加物が入っている市販の寿司の素は使わない方が好ましいですが、どうしても使いたいという場合は、ご飯の量を多くして全体の味を薄くすればいいと思います。
初めて赤ちゃんに酢飯を食べさせる方は参考にしてみてくださいね。
酢飯を赤ちゃんに初めて食べさせる時の方法
次に、酢飯を赤ちゃんに 初めて食べさせる時の方法を紹介します。
赤ちゃんの味覚はとてもピュアで敏感なので、初めて食べるもの、特に酢飯のようにものには拒否反応をすることがあります。
赤ちゃんも、大人と同じものを食べることができれば楽しむが増えますが、 無理は禁物です。
先ほど紹介したように、赤ちゃんが食べやすいように味付けした酢飯をほんの一口食べさせ、嫌がるようなら、少し期間を空けてから再度挑戦するようにしてくださいね。
「酢飯を早く食べられるようになると、好き嫌いが少なくなる」と一部では言われているようですが、何の根拠もありませんし、赤ちゃんによって好みや反応は違いますから、必ず様子をよく見るようにしてくださいね。
回転寿司で赤ちゃんに食べさせる酢飯のネタは?
自宅では、赤ちゃんにちらし酢飯を食べさせる時には味付けを薄くしたり具材に気をつける必要がある、と先ほどお伝えしましたが、たまには回転寿司を食べに家族で出かけることもあると思います。
回転寿司を食べに家族で出掛ける時に気になるのは、赤ちゃんはどんな具材を食べることができるのか、ということだと思います。
そこで、赤ちゃんが食べる事ができる具財と、食べさせる時の 注意点を紹介します。
まずは、赤ちゃんが食べられる寿司の具材をまとめてみました。
■てんぷら巻き
(揚げ物は油が含まれているので、食べさせ過ぎはNGです)
■ゆで海老(食べられますが、アレルギーに注意が必要です)
■卵焼き
■アナゴ・鰻
(骨が入っていることがあるので、気をつける必要があります)
■かっぱ巻き・納豆巻き
かっぱ巻きと納豆巻き自体は食べさせられるのですが、海苔は噛み切りにくく、上顎にくっつきやすく喉に詰まらせてしまう可能性があるので、取り除くのがベストです。
■コーン
■ツナ
■カニカマ
こうして見てみると結構食べられる具材は沢山あり、赤ちゃんも家族と一緒に回転寿司を楽しむことができそうですよね。
食べられる具材は意外とあるものの、気をつけたいポイントがありますので、まとめてみました。
■醤油は塩分が入っているので、つけない
■わさび抜きの寿司を選ぶ
■喉に詰まることが無いように、小さく切ってあげる
このように、いくつか気をつける ポイントを抑えれば、赤ちゃんも回転寿司を楽しめますよ。
お寿司ではありませんが、中の具材に気をつければ茶碗蒸しを食べさせるのも大丈夫です。
他にも、うどんやデザートやハンバーグやハムなども、大きさに注意すれば赤ちゃんに食べさせることができるでしょう。
回転寿司には、幅広い年齢の方が楽しむことができるように、様々なメニューが用意されています。
赤ちゃんでも注意点に気をつけさえすれば充分に楽しめますので、家族で外食を楽しみたい方に人気があるんですよ。
食事中に赤ちゃんにおすすめなグッズ①
こちらは、お食事プレート&スプーンとフォークなのですが、インスタ映えするおしゃれな見た目が人気を集めているんですよ。
離乳食期はもちろん、幼児期にはおやつ皿として 長く使用することができるんですよ。
また、雲の形になっていることですくいやすく使いやすいところもおすすめポイントです。
食事中に赤ちゃんにおすすめなグッズ②
こちらは、SNSで「可愛い!」と話題になった赤ちゃん用のランチョンマットです。
このランチョンマットは可愛いだけじゃなく、汚れたらすぐに洗えて片付けも楽々なところも人気が高い秘密なんですよ。
カラーもピンクやブルーやグレーなど豊富に揃っているので、男の子にも女の子も関係なく使うことができます。
使いやすくておしゃれなランチョンマットをお探しの方はいかがですか?
食事中に赤ちゃんにおすすめなグッズ③
こちらの赤ちゃんの食事に欠かせないマグは、ストローの使い方を練習出来るようになっています。
赤ちゃんがストロー部分を口にした時にママがフタを押してあげると、飲み物が出てきて補助できる仕組みになっているんです。
すぐに上手にストローで飲むことができるようになった!という口コミが非情に多く評判が高いマグです。
早くストロー飲みを赤ちゃんに マスターしてもらいたい方におすすめです。
赤ちゃんに酢飯はいつから?のまとめ
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赤ちゃんは1歳になると酢飯を食べられますが、無理をさせないことが大事ですね。
少しずつ新しい食材に慣れていき大人と同じものを食べられるようになれば、作るのも楽になりますし、 食事の時間も楽しくなるのではと思います。
アレルギー反応にも注意しながら、苦手なものや好きなものを見つけてあげたいですね!
以上、「酢飯はいつから赤ちゃんが食べられる?寿司やチラシ寿司の注意点!」を紹介しました。