親子参加をすることの多い運動会の定番競技「玉入れ」は、リレーや綱引きとは違い、元々その人が持っているスピードやパワーのポテンシャルの高さで結果が出るわけはありませんよね。
玉入れは簡単なコツとチームワークの良さで勝つことができる競技です。
徒競走が苦手な子も玉入れのコツを掴めば大活躍することができるので、今から紹介するポイントを押さえて運動会で大活躍しちゃいましょう。
目次
玉入れは投げ方のコツを知るのが重要
玉入れの投げ方のコツ:カゴの1m以内から
玉入れの投げ方のコツ1つ目は、カゴから1m以内の距離から投げること。
カゴから離れれば離れるほど入れるマトは遠のいてしまい、入る確率は低くなってしまうので、チームメイトみんなでカゴから1m以内の位置でポジションを取って投げてみましょう。
カゴから1m以内の距離なら、腕の力が弱くて遠くまで飛ばせない人でもたくさんゴールを決めることができちゃいます。
玉入れの投げ方のコツ:玉を押し上げる
玉入れの投げ方のコツ2つ目は、球を押し上げるようにして投げること。
キャッチボールをするときのように腕を振りかぶって球を投げるのではなく、バスケットボールのシュートを放つように球を押し上げるようにして投げると良いですよ。
押し上げるように投げることにで投げた球の球筋がブレにくくなり、安定した球を投げることができます。
玉入れの投げ方のコツ:足を開いてジャンプ
玉入れの投げ方のコツ3つ目は、足を肩幅に開いてジャンプすること。
最初は勢いよく投げ始めていても、時間が経つと体力の限界に近づいてバテバテに、、、。
しゃがんで、ボールを拾って、投げて、しゃがんで、ボールを拾って、、、と何度も繰り返す玉入れは、想像以上に疲れる競技なんです。
最後までバテないようにするためには、足を肩幅に開いてジャンプすることで着地の衝撃を最小限にすることができ、疲れを軽減させることができちゃいます。
両足ジャンプすることで体の軸をぶらさずに飛べるので、球が入る確立も高くなります。
玉入れの投げ方のコツ:カゴの上を狙う
玉入れのコツ4つ目は、カゴの上を狙うこと。
カゴのふちをめがけて投げていても、ふちに当たって中々入れることができません。
でも、カゴのちょっと上を狙えば空を向いたカゴにスッポリと入れることができちゃいます。
玉入れをするときはカゴのふちを狙うのではなく、カゴのちょっと上を狙うようにしてみましょう。
玉入れの投げ方のコツ:山なりに投げる
玉入れの投げ方のコツ5つ目は、山なりに投げること。
4つ目のコツの「カゴの上を狙う」には、球を山なりに投げる必要があります。
遠くへ飛ばそうとするよりも、カゴから1mの距離でほぼ真上に投げるつもりで投げると上手くいきますよ。
肩幅に足を広げてジャンプし、腕を押し上げるようにして投げれば自然と山なりな球になるので、今までお伝えしたコツを1つ1つ意識してみましょう。
玉入れは玉の持ち方のコツを知るのが重要
玉入れの持ち方のコツ:玉を2つ持つ方法
玉入れは投げ方だけではなく、球の持ち方を知ることもポイントになります。
まずは、球を2個持つ方法です。
お子さんや手の小さい方は2個持ちから始めてみましょう。
まず、2個球を拾ったら雪だるまのように球を上下に重ねます。
そして、その球を拝むようにして手のひらで挟みます。
このようにして持てたら、投げ方のコツを意識しながらゴールのやや上に向かって球を押し出すように投げるだけです。
球を1個1個投げるよりもこの方法を使った方が、効率よく正確に球を投げることができますよ。
玉入れの持ち方のコツ:玉を4つ持つ方法
続いては、球を4つまとめて持つ方法です。
先ほど雪だるまのように上下に並べた球をもう1セット用意し、今度は横に並べ縦横2個ずつの四角形になるようにして持ちます。
そのあとは2個持ちの時と同じように手で拝むようにして球を挟み、投げるコツを意識しながら球を投げます。
この時しっかりと球を包み込んで、4つの球が散らばらないように均等に押し上げて投げることがコツですよ。
手から離れた途端に球がバラバラになって飛んでしまうと、カゴに入る球の数が減ってせっかく4個もまとめて持った意味がなくなってしまいます。
4つの球を1つの大きな球に見立てて、崩さないようにカゴに投げてみると良いですよ。
欲張って6個、8個と投げようとしてもバラバラに散らばってしまいやすいので、安定する4個投げで練習してみてください。
4個投げが成功するようになったら、勝利に大きく近づけます!
玉入れの必勝法は役割分担して戦略を練ろう
玉入れの役割分担は3つ
玉入れで勝つには、短い時間内に誰が何をするのか戦略を練ることも大切。
時間内にたくさん玉を入れるために役割分担を決めましょう。
・球を集める人
・球を渡す人
・球を投げる人
玉入れをするときは、この3つの役割に分けて進めていくと、疲れにくく・効率よくカゴに球を入れることができますよ。
ここからは、3つの玉入れの役割について詳しく説明していきたいと思います。
玉入れの役割1つ目:球を集める人
球を何回も投げ続けていると徐々に球が遠くへ散らばっていきますよね。
球が減ってくれば拾う球の数が減って、点数を稼ぐことができなくなります。
それに、球を拾う度に飛んで行った球を取りに行っているのは、とても効率が良いとは言えませんね。
なので、遠くへ散らばってしまった球を集める役割の人を立てておくのがポイントです。
球集めに集中できるので、分担をした方が素早く球を見つけて集めることができます。
玉入れの役割2つ目:球を渡す人
球を2個投げ、4個投げする場合は2個セットや4個セットの球を投げる人の足元に置いてあげると、投げる人が拾いやすくテンポよく投げることができます。
球を渡すコツは、手渡しで渡すのではなく足元に置くこと。
手渡しでは隙間からポロポロと球が落ちてしまうこともあるのであまりおすすめできません。
玉入れの役割3つ目:球を投げる人
言うまでもなく、用意された球をカゴめがけて投げる人です。
球を集めて、渡してくれた人の頑張りを乗せて精一杯球をカゴに入れましょう。
勝負の行方を担う大切なポジションなので、1回1回丁寧に集中して投げることが大切ですよ。
玉入れの役割分担は交代しよう
3つに振り分けた役割は、時間ごとや入った球の数ごとに交代するのがおすすめ。
ずっと同じ姿勢で同じ動きをしていると足腰に疲れが溜まってしまうので、リフレッシュするためにも交代すると良いですよ。
1番良いのは、ボールを渡す人と投げる人が二人一組のペアになって、どちらか一方が疲れてきたら声を掛けて交代することです。
競技が始まると周りの声や時間がわからなくなってしまうので、二人で交代の合図を決めておくとスムーズに交代することができて良いですよ。
玉入れはチームワークも重要
玉入れは団体競技なので、チームワークがとっても大切になります。
一人だけで頑張ったとしてもその成果は微々たるもの。
全員で力を合わせて玉入れに取り組みましょう。
役割分担を決めることも、全員が力を合わせることの重要な第一歩です。
また、全員が同じタイミングで投げることでカゴの上で球がぶつかり合い、球がカゴに入りやすくなるという作戦もあります。
これは息をぴったり合わせる必要があるので、チームワークがどれだけ必要になるのかわかりますね。
玉入れの練習方法は?
玉入れの練習方法:バスケットゴールに向かって投げる
玉入れは何度も投げる動作を繰り返して、コントロールを高める練習が必要です。
運動会で使用する玉入れのカゴは練習で貸し出しをしてくれることは少ないので、バスケットボールのゴールを代用して練習するのが良いですよ。
もちろん玉入れの球を使い、ゴールから1mほど離れた位置から投げるようにしてくださいね。
高いバスケットボールのゴールに球が届くように投げるコツを掴めば、本番でもバッチリゴールすることができますよ。
玉入れの練習方法:掛け声を揃える
「1、2、3ー!」と掛け声を合わせて同時に投げた方が球がカゴに入る確率は高くなるので、みんなで掛ける掛け声とその掛け声に合わせた動作の練習をしておくと良いですよ。
球を拾う人、球を渡す人、球を投げる人に役割分担をしている場合は、それぞれの動きや交代合図なども話し合っておくのも良いです。
長時間の練習時間を取らなくても、たった10分だけでも掛け声や役割分担について話しておくだけで、当日の結果は大きく変わってきますよ。
玉入れのコツと必勝法を知って勝つ
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玉入れは時間内にがむしゃらに投げ続ければ良いという競技ではなくコツを抑え、念密に作戦を立てることで勝率を上げられる競技なんですよ。
勝負事はどんな時でも勝ちたいし、勝ったら嬉しいですよね。
ぜひ、これらのコツをチームで共有して楽しい運動会にしてみてくださいね。
以上、「玉入れのコツと必勝法は?玉の投げ方や役割分担の戦略を立てて運動会で勝つ方法!」について紹介しました。