京都には沢山のお寺がありますが、禅の教えを表現している「迷いの窓」と「悟りの窓」があるのは2つしかありません。
東山にある「雲龍院」と鷹峯にある「源光庵」です。
そのひとつである雲龍院では秋の時期に紅葉のライトアップを行っていて、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気になります。
今回は、雲龍院の紅葉のライトアップや見頃・悟りの窓について紹介します。
京都・雲龍院の紅葉の見頃は?
雲龍院の紅葉は例年11月中旬から11月下旬にかけて見頃を迎えます。
京都市東山区の高台に位置しているのでたどり着くまでに急な坂を上らなくてはいけませんが、隠れた紅葉の穴場スポットでもあるんですよ。
京都駅から近いにもかかわらず、意外と人も少ないのでゆっくりと見ることができます。
混み混みの東福寺をスルーして、高台の雲龍院へ。紅葉の見応えよりも、空いていて静かに見られる方を選びます^^; pic.twitter.com/XDwfdFTP8K
— あやめ (@ayame_ma) 2015年11月27日
庭園を見ながらお抹茶を頂くことも。(お抹茶代500円)
予約は不要なので、紅葉めぐりで疲れたらこちらで一休みするのもいいですね。
2017年ライトアップや拝観時間
雲龍院では毎年、見頃の時期の11月中旬から12月上旬頃にかけてライトアップを行っています。
今年のライトアップはまだ発表されていませんが、2016年のライトアップ期間は11月19日(土)~27日(日)に行われました。
時間は日没から20:30迄で昼夜の入替えはありません。(拝観料400円)
悟りの窓も必見!
「悟りの窓」があることでも有名な雲龍院。
正確な真円を描き訪れるたびに違った風景を見せてくれる「悟りの窓」は、禅における悟りの境地を表していると言われています。
④雲龍院
悟りの窓 pic.twitter.com/HDcKooW28X
— でらっくす (@macchan358) 2015年11月20日
2016年5月から放送されている「月桂冠」のCMにも、雲龍院の悟りの窓が使用されているんですよ。
「あ…京都の香りがする」という男性のセリフと共に、悟りの窓が映し出されます。
何とも趣を感じますよね。
□月桂冠CM
下の写真は「しき紙の景色」。
左から椿の窓、灯籠の窓、紅葉の窓、松の窓と呼ばれていて4枚の雪見障子が並んでします。
風景を切り取ったような光景は、ここでしか見ることができませんね。
趣きある部屋ともみじ 京都 泉涌寺別院 雲龍院 紅葉 ライトアップ https://t.co/uQ3Dp2XsWl pic.twitter.com/6mPm4QRhPH
— 京都もよう(KYOTO MOYOU) (@kyotomoyou) 2015年11月20日
[ 雲龍院 ] 近づくと、このような感じです。この時期の、紅葉色が映えますね♪ #kyoto #京都 #紅葉 pic.twitter.com/l5y0GE5g8b
— shufuko (@shufuko) 2015年11月20日
アクセス方法と基本情報
アクセス方法
雲龍院の駐車場は5台しかありませんし紅葉の時期は京都市内が混雑するため、公共交通機関の利用をおすすめします。
京都駅からは近いのでアクセスしやすいですね。
■タクシーの場合
京都駅(八条口)⇒雲龍院(乗車時間約8分・3㎞)
■バスの場合
【京都市営バス】京都駅前⇒泉涌寺道(乗車時間約15分・230円)
泉涌寺道から雲龍院までは徒歩15分程度。
■電車の場合
【JR奈良線】京都駅⇒東福寺駅(乗車時間2分・140円)
東福寺駅から雲龍院までは徒歩15分程度。
グループの場合はタクシーを利用した方がいいかもしれません。
雲龍院・基本情報
■住所
京都市東山区泉涌寺山内町36
■拝観時間
9:00~16:30受付終了(閉門17:00)
■ライトアップ時間
日没後~20:30受付終了(閉門21:00)
■拝観料
400円
お抹茶付き900円
写経(拝観料・お抹茶込)1500円
■問合せ先
雲龍院
075-541-3916
以上、「雲龍院の紅葉のライトアップや悟りの窓は必見!見頃はいつ?」について紹介しました。
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