想いを寄せる相手にチョコレートをプレゼントし、想いを伝える「バレンタイン」。
最近ではいつもお世話になっている職場の上司や同僚・取引先の方たちにも、日頃の感謝の気持ちを込めてチョコレート、いわゆる義理チョコをを贈る機会が増えてきています。
でも、バレンタインの義理チョコは色々と配慮して贈らないと、勘違いされて仕事や職場に悪影響を及ぼすこともあります。
今回は、バレンタインに職場の上司や同僚・取引先の方たちに義理チョコを渡す際、どんなメッセージカードを添えると良いかを紹介していきたいと思います!
目次
バレンタインメッセージカードで職場の義理チョコの注意点は?
バレンタインのメッセージは紛らわしい表現は避ける!
バレンタインは気になっている異性にチョコを渡すものだという考えの人も多いです。
いつもお世話になっている上司であったとしても「今度ご飯でも行きましょう」など、受け取った相手が「自分に気があるのではないか?」と勘違いしてしまうような表現は避けるようにしましょう。
自分はその気が無かったとしても、相手がそう受け取ってしまう可能性も大いにありますよ。
特に相手が既婚者である場合は更に配慮する必要があります。
バレンタインに旦那がチョコを貰ってくるというだけで、不快に思われる奥様もいるかもしれませんよね。
奥様にメッセージカードを見られて、夫婦間のトラブルの火種になってしまうなんてことになったら大迷惑を掛けてしまいます。
また、婚約者・恋人がいるか?も予め知っておくとトラブルを未然に防ぐことができます。
バレンタインにメッセージカードを添える際は相手の立場になって文章を作成することが大切ですね。
また相手が混乱しないように、「誰宛なのか」と「誰からなのか」がはっきりとわかるようなメッセージカードにしておくことも、最低限のマナーです。
ただし感謝の気持ちをしっかり伝えることも重要!
紛らわしい文章を避けようとして、素っ気ないメッセージになってしまうのも勿体ないことです。
バレンタインは、職場の人に日頃の感謝の気持ちを伝えることができるチャンスです。
感謝の気持ちをしっかりと伝えたうえで、プラスで一言付け加えるようにしましょう。
例えば、日頃業務の指導をしてくださっている上司へのメッセージカードであれば、「いつもご指導ありがとうございます。今まで以上に頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します」などです。
プラスする一言は、渡す相手との関係によってアレンジします。
しかし、あまり踏み込んでプライベートなことを書きすぎると勘違いされてしまう可能性もあるので、あくまでも仕事上のお付き合いであることを忘れないように。
メッセージカードに、一言プラスを意識するだけで、感謝の気持ちがより伝わり印象が良くなります。
職場の上司にチョコを渡すタイミングや言葉は?
職場の上司にチョコを渡す際は、渡すタイミングを考えましょう。
同じ職場の方と渡すタイミングを、バレンタインまでに相談してうえで、同時に渡すのが良いかと思います。
職場のみんながバラバラのタイミングで渡すと、時間をとらせてしまい迷惑を掛けてしまうかもしれないからです。
また不在の場合、机の上に置いておくのも失礼なので、できるだけ職場のみんながいる時間帯を狙います。
比較的みんなが職場に集まっているであろう朝の時間帯や昼休憩直後などがおすすめです。
そしてその流れで役職順にチョコを渡していくと一度に全員に渡すことができるので、渡し忘れが発生することもなくスムーズです。
また渡す際は「いつもありがとうございます。ささやかですが日頃の感謝の気持ちです」など一言添えるようにすると印象が良いですよ。
バレンタインのメッセージカードの例文~職場の上司・社長編~
バレンタインのメッセージカードの例文1
上司に対して使えるバレンタインのメッセージとして一番使いやすいのがこちらです。
なんだかテンプレっぽくない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一緒に仕事をしていてもなかなか伝える機会がないと思うので、上司の方も素直に嬉しいと思います。
また、当たり障りがないので、普段あまり職場で関わる機会のない上司の方などにもオススメなメッセージですよ。
社長などにも使っても良いでしょう。
バレンタインのメッセージカードの例文2
こちらはいつも職場で指導してくださっている、距離の近い上司の方に贈るバレンタインのメッセージの例文です。
普段なかなか感謝の気持ちを伝える機会が少ないと思うので、バレンタインの機会を使って伝えましょう。
上司の方も喜んでくれること間違いなしです。
バレンタインのメッセージカードの例文3
こちらは出張などで日頃からお疲れな上司の方に贈るバレンタインのメッセージとしておすすめ。
感謝の言葉も嬉しいですが、ねぎらいの言葉というのも嬉しいものです。
また、「頑張っている姿を見ていますよ」というのが伝わり受け取った方もきっと嬉しいはずです。
体調を気にかけるようなコメントや「時には休んでくださいね」というような優しい一言を加えると、更に印象が良くなります。
バレンタインのメッセージカードの例文4
○○さん(○○部長など)
いつもありがとうございます。ささやかございますが、女性社員一同からの感謝の気持ちです。
これからもご指導よろしくお願い致します。
△△
こちらは職場のみんなと合同で贈る場合におすすめなバレンタインのメッセージです。
バレンタインは毎年みんなで合同で贈るという職場も多いのではないでしょうか。
メッセージカードの中に「みんなで贈っている」ということが分かるような一文を入れるようにしましょう。
これを忘れると、上司の方がホワイトデーのときに「誰にお返ししたら良いんだっけ?」と悩んでしまいます。
バレンタインのメッセージカードの例文5
○○さん(○○部長など)
いつもありがとうございます。義理チョコですが、感謝の気持ちは本物です!
これからもよろしくお願い致します。
△△
普段から仲の良い上司には、バレンタインだからこそくすっと笑えるような一言をメッセージに入れると良いでしょう。
ただし、いくら仲が良いからと言って失礼なことを書いたり、タメ口で書いたりするなんてことのないようにしましょう。
本人は許してくれたとしても、職場に置いてあったら他の誰が見るか分からですからね。
誰が見ても不快な気持ちにならないようなメッセージカードにしましょう。
職場の同僚にチョコを渡すタイミングや言葉は?
バレンタインに職場の同僚にチョコを渡す場合は、上司の方に渡した後、役職順で渡すのが最低限のマナーです。
また、みんな同じタイミングで「平等に」渡していくのが良いでしょう。
同時に渡したほう盛り上がりますし、いやらしさも無くなります。
「いつもありがとうございます」という一言を添えながら、一人ひとりに声をかけながら渡すと印象が良いです。
バレンタインのメッセージカードの例文~職場の同僚・後輩編~
バレンタインのメッセージカードの例文6
○○さん
いつも困ったときに助けてくれてありがとう。いつも頼りにしています。
ささやかですが、感謝の気持ちです。
△△
日頃から職場で一緒に頑張っている同僚へバレンタインを渡す際におすすめなメッセージの例文です。
バレンタインは日頃の感謝の気持ちを素直に伝える絶好の機会です。
こういう機会でもないとなかなか感謝の気持ちを伝えられないですもんね。
いつもはぶつかってしまうような関係でも、バレンタインをきっかけに関係が良くなる、なんてこともあるかもしれませんね。
バレンタインのメッセージカードの例文7
○○さん
いつも職場を盛り上げてくれてありがとう。
○○さんのおかげでいつも職場が明るい雰囲気です。
これからもよろしく!
△△
職場のムードメーカー的存在の方におすすめのバレンタインのメッセージです。
その人にしか書けないようなメッセージは、相手も喜んでくれること間違いなしです。
こんなメッセージカードを貰えたら、嬉しくてもっともっと頑張っちゃいますよね。
バレンタインのメッセージカードの例文8
○○さん
毎日お疲れ様です。いつも頑張ってくれてありがとう。
これからも一緒に頑張ろうね。
△△
職場の後輩に贈るのにおすすめなバレンタインのメッセージ。
いつも後輩に厳しいことばかり言ってしまっている方がいたとしたら、バレンタインだけでも優しい言葉をかけてあげませんか?
「いつも頑張っている姿を見ているよ」という想いをしっかり伝えてあげましょう。
そんな職場の先輩からのメッセージカードを宝物にしている、なんて後輩の人も多いかもしれませんね。
取引先の相手にチョコを渡すタイミングや言葉は?
取引先の相手にバレンタインのチョコを渡す際は、まず相手が渡されて迷惑に思わないか?ということを考えたうえで渡しましょう。
初めてお会いする場合、話す内容が重い(重要な商談など)場合などは、渡さない方が良いです。
気心が知れた取引先の方には渡しても良いですが、挨拶の時にさりげなく渡すのが良いでしょう。
話の前に渡すことで場が和ませることができるからです。
渡す際は「いつもお世話になっております。バレンタインということでささやかですが、感謝の気持ちです」という簡単な言葉を添えると良いでしょう。
また急に上司の方が現れるという場合もあるかもしれませんので、少し余分に持って行っておくと安心です。
バレンタインのメッセージカードの例文~取引先の相手編~
バレンタインのメッセージカードの例文9
○○様
いつもお世話になっております。
ささやかですが、日頃の感謝の気持ちです。
今後ともよろしくお願い致します。
△△
取引先の相手に贈るメッセージとして一番当たり障りがなく好感が持てるバレンタインのメッセージの例文です。
社外の方だからこそ、「誰に見られても勘違いをされたり不快な気持ちになったりすることがない」よう、しっかりと配慮してメッセージカードを作成するようにしましょう。
バレンタインのメッセージカードの例文10
○○様
いつもありがとうございます。
おかげさまで先日のプロジェクトも成功させることができました。
今後ともお力添えどうぞよろしくお願い致します。
△△
こちらは直近のエピソードを盛り込んだバレンタインのメッセージの例文です。
当たり障りのない内容も良いですが、この例文のように仕事上でお世話になったエピソード等を加えるととっても印象が良いです。
「きちんと考えて書いてくれたんだな」と思い、あなたの評価もアップするかもしれません。
何気ない一言ですが、その一言で今後の仕事が今まで以上にうまくいくようになるなんてこともあるかもしれませんね。
たかがバレンタイン、されどバレンタイン、しっかりと考えたうえでメッセージカードを作成しましょう。
職場のバレンタインにおすすめのメッセージカードは?
職場のバレンタインにおすすめのメッセージカード1
メッセージカードを選ぶ際は、勘違いされることを避けるため、ハート柄のものは選ばないようにしましょう。
派手すぎるものも避けたほうが良いと思いますが、花モチーフのもの等は華やかで素敵です。
また、メッセージも短いのでコンパクトサイズのメッセージカードを選ぶと良いでしょう。
職場のバレンタインにおすすめのメッセージカード2
職場の上司や取引先の方に渡す場合は、シンプルなメッセージカードもおすすめです。
シンプルなものは仕事ができる大人の女性という印象を与えることができるかと思います。
また気取っていない感じが、義理チョコに添えるにはぴったりです。
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いかがでしたでしょうか?
バレンタインは職場の上司や同僚、取引先の方に日頃伝えたくても伝えられない感謝の気持ちを伝えるチャンスです。
しかし、渡し方やメッセージカードに書く内容を間違えてしまうと、関係が悪くなってしまうこともあるかもしれません。
お互いに良い関係を築いていくためにも、相手の立場をしっかり考えて渡すようにしましょう。
以上、「バレンタインのメッセージ!職場の上司や同僚、取引先への例文は?」について紹介しました。