山形県河北町谷地で毎年行われる谷地どんがまつりは、歴史ある祭りとして地元の人々が長い間伝承してきました。
今回は、2017年谷地どんがまつりの日程・駐車場や見どころについて紹介します。
谷地どんがまつりの由来
谷地どんがまつりは谷地八幡宮の例祭で、約400年前から伝わる伝統ある行事です。
昔は谷地八幡宮の例祭を「オヒャロドガンの祭り」と呼んでいました。
「オヒャロドガン」は林家舞楽の笛の音色である「オヒャラ」、「ドガン」は太鼓の音を表していているんだとか。
そして約40年ほど前に祭りの愛称を決めることになり「オヒャロドガン」をもじって「谷地どんがまつり」に決まりました。
2017年谷地どんがまつりの日程
谷地どんがまつりは毎年9月の敬老の日を含む土曜日から月曜日にかけて行われます。
2017年は9月16日(土)・17日(日)・18日(祝・月)に開催が決定しています。
■日程
9月16日(土)・17日(日)・18日(祝・月)
■会場
谷地八幡宮とその周辺
山形県西村山郡河北町谷地224(谷地八幡宮)
■問合せ先
谷地どんがまつり実行委員会事務局
0237-72-3787
アクセスと駐車場
■ 電車の場合
山形新幹線「さくらんぼ東根駅」より車で約15分
■ 車の場合
山形自動車道「寒河江インター」から約15分
東北中央自動車道「東根インター」から約7分
例年、無料駐車場が祭り会場周辺に用意されています。
主な駐車場(予定)
・役場
・コミセン
・遊蔵
・町民体育館
・サハトべに花
・河北町中央公園
・山形銀行
・きらやか銀行
・荘内銀行
・ひなの広場
・どんがホール
3日間とも交通規制が実施されますので、時間に余裕をもってお出かけくださいね。
谷地どんがまつりの見どころ!
1300年の歴史ある林家舞楽
谷地どんがまつりの見どころは、重要無形民俗文化財にも指定されている林家舞楽。
林家舞楽は約1300年ほど前から伝わったとされていて、谷地八幡宮の神職である林家によって代々伝えられています。
現在の後継者はなんと81代目なんだとか!
形のないものをこれだけ長く伝えていくのは、簡単に出来る事ではないですよね。
衣装も鮮やかで日本の美を再発見することができますよ。
谷地奴は一見の価値あり
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この祭りのもう一つの見どころは「谷地奴」。
説明するよりも見た方が分かりやすいので、こちらの動画を参考にしてみてくださいね。
3分30秒からに注目です。
男性が手に持っているのは大鳥毛(おおとりげ)と呼ばれるもので、長さが4メートル・重量は10キロもあるんだとか。
一番重量があって操るのが難しいと言われているため、谷地の男性にとっては憧れの役。
2日間も街中を練り歩かなくてはならないので、体力と忍耐力が必要でもあるんです。
わらじは血で染まり、足元は絆創膏だらけになるほど練習するそうですよ。
祭りにかける意気込みが伝わってきますね。
林家舞楽は「静」、谷地奴は「動」。
この祭りでは様々なみどころがあります。
長い歴史を感じながら、東北の秋を楽しみたいですね。
以上、「谷地どんがまつり2017の日程と駐車場は?歴史ある舞楽は必見!」についてまとめました。