沖縄の海を舞台にして繰り広げられる海上の競漕、ハーリー。

沖縄県内のあちこちでハーリーのイベントは行われますが、その中でも最も規模が大きいのが那覇ハーリーです。

那覇ハーリーは競漕だけでなく音楽ライブや花火もあってイベントが盛りだくさん。

毎年多くの方が県内外からやってきます。

今年の那覇ハーリーではどのようなイベントが行われるのでしょうか?

毎年楽しみにしている方も多い那覇ハーリーをご紹介します。

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那覇ハーリーとは

600年前に中国から沖縄に伝わった爬竜船を漕ぐ競漕、ハーリーの中でも最大規模のものが「那覇ハーリー」です。

ハーリーは沖縄では旧暦の5月4日にあたる「ヌッカヌヒーの日」に開かれてきました。

しかし那覇ハーリーはより多くの観光客に来てもらうことを目的に、日程を変えて5月3日~5日までの3日間行われています。

那覇ハーリーのスケジュールは3日間とも全く違いますので、毎日楽しむことができますよ。

初日の5月3日には那覇市内の中学生たちが学校対抗で競漕を行います。

そして5月4日には競漕はお休みとなっていますが、ハーリー一般体験乗船がありますので、競漕に参加しない一般の方も舟に乗って雰囲気を味わうことができます。

最終日の5月5日は職域対抗戦が行われた後、ラストを飾るもっともはげしい闘いである御願ハーリーと本ハーリーが行われます。

那覇ハーリーは競漕以外にもライブや花火などイベントが行われ、特に夜の花火は人気が高く多くの方が訪れます。

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那覇ハーリーの見どころ

大きくて立派な舟がすごい!

■琉球王朝の祭り・那覇ハーリー

那覇ハーリーは大型の舟を使うところが他のハーリーとは異なります。

全長は14.55m、重さは2.5トンの3隻の舟の中には、それぞれ漕手が32名、鐘打ちが2名、舵取りが2名、旗持ちなどに6名と合計42名が乗り込んで競い合います。

舟は日本を象徴する薄緑色の「那覇」、中国を象徴する黄色の「久米」そして沖縄を早朝する黒の「泊」の3隻。

3隻とも舳先に竜頭、船尾には竜尾の彫刻が施されていて素晴らしいですよ。

迫力満点の競漕に手に汗握る!

那覇ハーリーが最高の盛り上がりを見せるのが、最後の競漕である本ハーリーです。

那覇、久米、泊の3隻に分かれて乗ったそれぞれ42名の男たちが、往復600mの競漕を行います。

毎年、一本勝負の本ハーリー。

勝利者たちには最高の名誉が与えられます。

充実のステージイベント

那覇バーリーには大小2つのステージが設けられており、沖縄ならではのいろいろなパフォーマンスが行われます。

地元の芸人たちのお笑いライブに地元出身のアーティストたちによるライブパフォーマンス。

その他、ダンスパフォーマンスあり、琉球相撲の沖縄角力あり。

ステージの周りには飲食ブースも用意されていますから、美味しいものを食べながらのんびりステージを楽しむことができます。

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花火の打ち上げ時間は?

日中に行われる競漕が終われば、夜のお楽しみは花火です。

2019年の花火の打上げ時間は20:40~21:00の予定

例年、那覇ハーリーの花火は5月3日~5日の3日に分けて行われ、発数は3日間合計で2000発、20分間の打ち上げです。

3日間で2000発とはちょっと少なめ?と思う方もいらっしゃいますが、海上で打ち上がる花火は迫力があって見応えがありますよ。

打ち上げの時間は短いですから、少しでも遅れれば見逃してしまうかも。

一番見やすいのはやはり会場からとなっているので、花火の見える場所で早めにスタンバイするようにしてくださいね。

那覇ハーリーの花火

■日程:5月3日・4日・5日
■時間:20:40~21:00(予定)
※3日間とも同じ時間
■打上げ場所:会場付近の港

会場で見る花火も良いですが、食事をしながら花火を楽しむことが出来るクルーズ船も泊港から出ていますし、ヘリコプターから花火を鑑賞するプランもあります。

海から、または空から、といつもと違う角度から見る花火も素敵ですから、気になる方は旅行会社にお尋ねください。

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那覇ハーリーを1日中楽しもう

他の地域の舟よりも格段に大きな舟を使って行われる迫力ある競漕を見ることが出来る那覇ハーリー。

手に汗握る闘いですから、特にラストの本ハーリーではみんなで大いに盛り上がってください。

競漕の合間ではいろいろなイベントが用意されていますが、沖縄出身者たちのライブなど楽しいものばかりですから、ぜひステージにも足を運びましょう。

そして那覇ハーリーの締めはなんといっても花火です。

海中から打ち上がる花火は迫力満点!お祭りをきれいに締めくくってくれますよ。

以上、「那覇ハーリー、花火の打上げ時間と見どころは??」について紹介しました。

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