京都は一年中観光客が訪れる人気の場所で、春は桜そして秋は紅葉と四季折々の美しい光景を見ることができます。

見どころはいくつかあるのですが、その中でも桜の季節に行くなら南禅寺がおすすめ。

東山にある南禅寺は春の桜が非常に美しく毎年多くの人で賑わいます。

桜の季節に観光に行くとなれば気になるのが、桜の見頃や開花状況ですよね。

今回は初めて南禅寺を訪れるという方のために、南禅寺の桜の見頃やアクセス方法そしてライトアップ情報についてもご紹介します。

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南禅寺の桜の見頃や開花状況は?

南禅寺の桜は平年3月末に咲き始め、4月の初めに見頃を迎えます。

2018年の桜の開花情報はまだ出ていませんが、平年と同じぐらいの時期に見頃を迎えると予想して、旅行の計画を立てている方は3月末から4月初めを狙いましょう。
参考までに過去の開花状況を振り返ってみます。

2015年 2016年 2017年
咲き始め 3月24日 3月22日 4月4日
満開 4月4日 4月1日 4月7日
散り始め 4月9日 4月9日 4月13日

過去の例を見ますと南禅寺の桜の一番の見頃は4月1日前後、そして散りだすのは4月9日となっています。

ただしその年の天候によって桜の見頃はかなり変動があるので、こちらは参考程度にどうぞ。

桜の開花情報についてはテレビの天気予報などの発表を確認して、旅行の計画を立てるときは開花の最新情報を調べていくことをおすすめします。

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南禅寺の見どころ

南禅寺 桜 見頃 

南禅寺三門からの桜の眺め

「絶景かな、絶景かな」

歌舞伎で石川五右衛門の有名なセリフなんですが、これは五右衛門が南禅寺の三門の上から桜を眺めた時のものだということをご存知でしょうか?

三門の上には門をくぐった右手の受付から拝観料(500円)を払って階段を上っていきます。

南禅寺三門には「天下竜門」という別名があり日本三大門の一つにも数えられているほど。

もちろん三門の下からの桜の眺めも美しいのですが、石川五右衛門も愛でたという景色を堪能したければ、三門の上まで上ってみてくださいね。

ピンクの雲のように広がる美しい桜を見て、思わず「絶景かな、絶景かな」と言いたくなりますよ。

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歴史ある建物と桜の共演が見事な法堂

南禅寺の三門をくぐって境内を進んでいきますと突き当たるのが法堂です。

法堂の周りにはたくさんのソメイヨシノが植えられていますから、桜を眺めながらぐるりと廻るとお花見を満喫できますよ。

開堂などの行事が行われる法堂は公式の法要が行われる場所。

普段は法堂の中には入ることができないのですが、中に入れなくても白壁の上に見えるソメイヨシノの外からの眺めは非常に美しいです。

法堂の脇からは東山を眺めることができますから、東山、そしてソメイヨシノという見事な景色を拝むことができます。

これこそ古都京都のお花見、といった感じですよ。

水路閣も必見!

南禅寺の桜を眺めたらぜひ立ち寄っていただきたいのが水路閣。

水路閣とは琵琶湖疏水の水路橋で、南禅寺境内に作られたのは1888年のことです。

日本の古い建物である南禅寺の中に、いきなり現れるレンガ造りの近代建築。

写真におさめるとお寺とのコントラストが見事ですよ。

南禅寺でライトアップはある?

南禅寺では秋の紅葉の季節には庭園のライトアップがあるのですが、春の桜については残念ながらライトアップがありません。

南禅寺のある哲学の道付近は、夜は真っ暗になってしまい桜見物を楽しむことができませんので、お花見を楽しむ方は夕方の日が落ちる前に訪れるようにしてくださいね。

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南禅寺へのアクセス方法

南禅寺

住所:京都市左京区南禅寺福地町
アクセス:東西線 蹴上駅下車 徒歩10分
または市バス 東天王寺または南禅寺・永観堂道下車 徒歩10分
駐車場:南禅寺中門手前に第一駐車場あり
拝観料:無料
方丈庭園と三門はそれぞれ500円(一般)、400円(高校生)200円(小中学生)

方丈庭園と山門は有料ですがそれだけの価値はあるので、ぜひこちらも訪れてみてくださいね。

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南禅寺の桜と春を楽しむ

南禅寺は三門からの桜の眺めが素晴らしいと名高いことから、毎年お花見に多くの方が訪れます。

夜のライトアップがないことから、昼間は非常に多くの観光客が訪れる南禅寺。

ゆっくりお花見を楽しむなら、朝の早い時間がおすすめです。

朝9時ぐらいなどまだ観光客が少ない時間を狙って、石川五右衛門が眺めたという三門の上から雲のように広がる美しい桜を眺めましょう。

以上、「南禅寺の桜、見頃や開花状況!ライトアップはある?」について紹介しました。

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