日々の爪のお手入れでは、爪切りが定番ですが、正しい使い方をすれば、爪やすりの方が仕上がりも美しく様々なメリットもあるんです。

とはいえ、日ごろ、ネイルをしない方や男性だと、爪やすりの使い方や正しいやり方がよくわからないという方も少なくありませんよね。

そこで今回は、 爪やすりの使い方について、爪やすりの種類から始まり、正しいやり方の手順やきれいに仕上げるかけ方、ガラスや電動の爪やすりの特徴なども併せご紹介したいと思います。

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爪やすりを使うメリットや特徴とは?

ではまず、爪やすりを使うメリットや爪やすりの使い方の基本的な事柄から、ご紹介しておきましょう。

爪やすりは爪切りより爪を傷めずケアが可能!

爪切りと比べると余り一般的ではない爪やすりですが、 爪切りより爪を傷めずに、手入れができるというメリットがあります。

というのも、使い方が簡単で一見、メリットが多く思える爪切りですが、実は爪に衝撃がかかるため、爪を傷める原因になるんです。

肉眼ではわかりませんが、爪切りで切った爪の断面は細かなギザギザやヒビができていて、爪の強度を弱めてしまっています。

その点、爪やすりなら、断面も滑らかで、爪に負担をかけないやり方で、日々の手入れができ大変おすすめですよ。

爪やすりは種類によって使い方が違う!

さて、爪を傷めることなく手入れができる爪やすりですが、 色々な種類があり、用途によって使い分けるのがおすすめです。

爪やすりには、爪の長さを整える物、爪の表面の凹凸をなくし綺麗にする物、また、自爪ではなく人工爪のケア用の爪やすりもあります。

因みに、爪やすりを選ぶ際、「~G」という表示をよく目にすると思いますが、これはやすりの粗さを表すグリットの略になりますね。

「~」には数字が入る訳ですが、数字が小さくなるほどやすりの目が粗く、大きいほど目が細かくなるので覚えておいてください。

また、グリットの数の表示は、例えば180/240 となっている場合なら、片面が180の粗さで逆面が240という意味になりますね。

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爪やすりの種類や使い方は?

という事で、材質や用途によって色々な種類がある爪やすりですが、基本的な種類を使い方別にご紹介しておきましょう。

爪やすりの種類1:エメリーボード・ブラックファイル

エメリーボードとは、爪の形や長さを変えたい場合に使う爪やすりの名前で、ブラックファイルと呼ばれる事もあります。

エメリーボードは、爪切りの代用品としての使い方ができる爪やすりで、先に触れたとおり、爪に負担をかけることなく、日々のケアをすることができます。

エメリーボードは180G~240G位の粗さがよく使用されますが、初めてお求めになる際には、180位を試してみるといいでしょう。

尚、爪やすりの粗さは、グリットの数が大きく、 目が細かいほど爪への負担は少なくなるので、爪が弱い方は細かい目の方がおすすめですよ。

爪やすりの種類2:アクリルファイル・ゼブラファイル

ゼブラファイルとも呼ばれる アクリルファイルは、ジェルネイルをとる際や人工的な爪の形や長さを調節する時に使われる爪やすりの事です。

自分の爪よりも固いジェルネイルや付け爪を効果的に削れる爪やすりですが、グリッド数が小さく、よりよく削れるものだと自分の爪まで削ってしまう危険も。

なので、アクリルファイルの使い方では、削りすぎに注意する事も覚えておくといいですよ。

また、アクリルファイルはよく削れる半面、衝撃も大きいので、 自分の爪には使用しないという事も使い方では注意したい点ですね。

爪やすりの種類3:スポンジバッファー・ソフトファイル

スポンジバッファーは、形や長さを整えた爪を滑らかに仕上げる使い方をする爪やすりで、ソフトファイル、サニーファイル等とも呼ばれています。

尚、爪の表面の凹凸をなくしスムーズに仕上げる爪やすりですが、目が粗いと爪を傷める可能性があるので、使い方でも注意が必要なんです。

なので、爪の表面に使う場合は、目の細かい240位のグリット数を使うといいですよ。

爪やすりの種類4:シャイナー

シャイナーは、爪の表面をつやつやに磨く使い方をする爪やすりで、自爪にも付け爪にも仕上げに使う事ができます。

尚、自分の爪をシャイナーで磨く際は、やりすぎると爪が薄くなることもあるので、特に爪が弱い方は、使い方にご注意くださいね

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爪やすりの使い方ややり方のコツと注意点は?

という事で、爪やすりの種類や使い方の違いを簡単にご紹介しましたが、引き続き、爪やすりを上手に使うやり方のコツや注意点もご案内しておきましょう。

爪やすりは先に面取りをして使う!

参照元URL:https://youtu.be/wgMgDd5ZcWs

爪やすりは正しい使い方をすることが大切ですが、新しい爪やすりを買った際は、使い始める前に、 端の部分を面取りしておく必要があります。

面取りせず、爪やすりを使うと、正しいかけ方をしても、爪や指先を傷つける危険があるので、ひと手間かけることが重要ですよ。

面取りのやり方は、上の動画の通り、古くなった爪やすりで新しい爪やすりの端をこするだけでとても簡単なんです。

面取りをすると、より安全で効果的な使い方ができるので、新しい爪やすりを下す際は面倒でもぜひ面取りを行ってくださいね。

爪やすりは爪が乾いた状態で使わない!

爪やすりで爪を整える際は、より爪に負担の少ないやり方にするため、乾いた状態の爪にやすりをかけるのは避けるのがベターなんです。

というのも、乾いた状態の爪は、弾力性に乏しいため、 二枚爪になったり、爪を傷める原因にもなるからなんです。

なので、爪やすりで爪の手入れをする際は、 先に指先をお湯に3分ほど浸し、爪を柔らかくしておくといいですね。

また、わざわざ爪をお湯に浸すのが面倒な場合は、お風呂上りに爪やすりを使うのも、爪が柔らかくなっていておすすめのタイミングですよ。

爪やすりは正しい順番で使う!

当然といえば、当然ですが、爪やすりは 正しい順番の使い方をする事が、爪を傷めずきれいに仕上げるためには必要不可欠です。

それぞれの爪やすりのかけ方自体が正しくても、順番を間違えていては綺麗に仕上がらないどころか、爪を傷める原因にもなりかねません。

なので、爪やすりは使う目的や使い方の違いをしっかり認識したうえで、正しい順序を守って使うようにしましょう。

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爪やすりの使い方で正しい手順ややり方は?

ここまで、爪やすりの種類や使い方の注意点を見てきましたが、いよいよ爪やすりの使い方の手順を動画を参照しつつ、わかりやすくご紹介していきたいと思います。

爪やすりの使い方の手順1:爪の形と長さを整える

参照元URL:https://youtu.be/vGRSOFKs9cU

爪やすりの使い方では、 爪の形と長さを整えるのが最初のステップになります。

エメリーボードで、爪を好みの形、長さにしていくわけですが、上の動画の通り、爪やすりは、常に一定の方向に動かすかけ方をするのがポイントです。

往復させるかけ方の方が一見、効率がよく見えますが、爪を傷める原因になるため、爪やすりは、一方向にかけるのが基本と覚えておいてくださいね。

その他、爪やすりが爪にあたる角度も、やり方のポイントで、爪の先端では角度が90度になるかけ方をします。

また、爪のコーナーのかけ方では、爪やすりが爪に対して45度の角度になるようにするのが正しい使い方になっていますね。

爪やすりの使い方の手順2:爪の表面を滑らかにする

参照元URL:https://youtu.be/efbfLd2oViQ

爪の長さや形を整え終わったら、爪やすりの種類でもご紹介した スポンジバッファーを使って、細かい部分を仕上げていきます。

スポンジバッファーは、爪の表面の凸凹をなくして滑らかにしたり、爪先の細かなギザギザを整えたりする使い方もできる爪やすりとなっています。

自爪のままの方もですが、ジェルネイルやマニキュアを施す際、爪の表面が凸凹だと綺麗に仕上がらないので、欠かせないステップになりますね。

因みに、こちらの爪やすりは、エメリーボードと違い、一方方向でなく、爪を往復させるかけ方をしても大丈夫ですよ。

但し、自爪の場合は、余りグリット数の小さい爪やすりだと、爪を傷める原因になるので、注意してくださいね。

爪やすりの使い方の手順3:爪の表面につやを出す

参照元URL:https://youtu.be/s9VMAhQU1QY

爪の長さや形、表面の凹凸などが整ったら、最後の仕上げとして シャイナーを使い、爪につやを出していきます。

因みに、この最後の手順は省くことも可能ですが、マニキュアやネイルをしなくても、美しく清潔感ある爪先になりおすすめなんです

シャイナーの爪やすりの使い方は、上の動画の通り、爪の表面を往復させるかけ方が可能で、時間もあまりかからずきれいな仕上がりになりますよ。

尚、やり方のポイントは、先に目の粗い方を使って、爪の表面をまんべんなく磨き、つやが出てきたら目の細かい面に変えて仕上げする事ですね。

爪やすりが爪にあたって、キュッキュッという音がし始めれば完成の合図なので、使い方の目安にしてくださいね。

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爪の表面を綺麗にするレシートの裏技のやり方とは?

という事で、基本的な爪やすりの種類や使い方を詳しく見てきましたが、爪の表面を磨く裏技のやり方も併せてご紹介しておきましょう。

爪の表面を綺麗にするならレシートの裏技を!

参照元URL:https://youtu.be/bux4bjCRASU

爪やすりの仕上げとして、シャイナーを使い、爪の表面を磨くと、つやが出て綺麗に仕上がりますが、実はレシートを使った裏技も存在します。

レシートの使い方はとても簡単で、 印字がある方の面で爪の表面をこすっていくだけというもの。

爪やすりと比べ、つややかさでは多少劣りますが、上の動画でもわかる通り、レシートで磨く前と後ではかなりの差が出ますよ。

レシートは爪が弱い人にもおすすめのやり方!

ところで、レシートで爪が磨ける理由は、印字面には細かな凹凸があるためで、爪やすりの代用として手軽に使える裏技です。

爪やすりと同じ仕上がりというわけにはいきませんが、爪が弱い方だと、爪への負担も少なく、おすすめですよ。

尚、レシートで爪を磨くやり方では、印字面の 余白部分が最適で、インクがたくさん付いている箇所だと爪が黒くなる事もあるので注意してくださいね。

ガラスの爪やすりの使い方や特徴は?

ここまで、爪やすりの使い方や種類ごとの特徴をご紹介してきましたが、人気のガラス製の爪やすりの使い方や特徴もご紹介しておきましょう。

ガラスの爪やすりは機能的で半永久的に使える!

参照元URL:https://www.rakuten.co.jp/

ガラス製の爪やすりというと、性能面がどうなの?と思う方もいるかもしれませんが、とても機能的な上、半永久的に使う事ができ大変おすすめなんです。

特殊加工が施されたガラスの爪やすりは、とてもよく削れるため、 削りすぎないよう注意するのが使い方のポイントになります。

使用後に水洗いができ、衛生面でも安心のガラス製の爪やすりは、一本で爪の形や長さを整える事から表面を磨く事までできますよ。

ガラスの爪やすりはデザイン性の高さでも人気!

また、ガラスの爪やすりは、色やデザインが豊富で見た目がおしゃれなのも人気の秘密なんです。

上記のチェコ製のガラスの爪やすり2本セットは、強化ガラスでできた高品質のアイテムで、きれいな仕上がりになり大変おすすめですよ。

カラフルでおしゃれなデザインの爪やすりは、使い方も簡単で、長い目で見るとコスパにも優れているのも人気のポイントですね。

電動の爪やすりの使い方や特徴は?

爪やすりは、ベーシックなものやガラス製以外にも、電動のものがあり、高性能で人気があるので、使い方や特徴をご紹介しておきましょう。

電動の爪やすりは高機能で使い方も簡単!

参照元URL:https://youtu.be/NWwq-x2-Poc

電動の爪やすりは、ヘッドの部分を交換して、爪の長さ、形調節、表面の調整、表面磨きができて、時短で綺麗な仕上がりになり人気なんです。

上の動画の通り、使い方もシンプルな上、速度を変えることもでき、初心者の方でもやり方のコツをつかむのは簡単ですよ。

また、電動の爪やすりの特徴としては、手動よりも更に美しい仕上がりになる事で、トップコートを塗ったような艶爪が実現しおすすめです。

電動式は短時間できれいな仕上がりが実現!

上記のドクターショールの電動式の爪やすりは、上の動画で紹介されている商品と同一のネイルケアセットで、ユニセックスで使えるおすすめの逸品です。

形作りから仕上げまで、トータルでケアできる電動の爪やすりは、不器用な方にもおすすめのアイテムとなっています。

爪やすりの使い方は正しいやり方&かけ方で!

という事で、爪やすりの使い方について、種類ややり方の注意点、かけ方のコツも含め、ご案内しましたが、いかがでしたか。

爪の手入れといえば、爪切りが定番ですが、様々なメリットがある爪やすりなので、ぜひ一度、トライしてみてくださいね。

以上、「爪やすりの使い方!ガラスや電動のやり方や表面を綺麗にするかけ方は?」を紹介しました。

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