年末年始にはおせちや年越しそばを食べて過ごしますよね。

これらには由来があって昔から食べられてきたものなんです。

お雑煮を必ず食べる方も多いと思うのですが、由来や意味をご存知でしょうか?

またお雑煮の食べるタイミングが分からないという方もいらっしゃるようです。

そこで今回は、お雑煮はいつ食べるのかと由来と地域の違いについて紹介したいと思います。

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お雑煮を食べる由来や意味

新年になると年神様と言われる神様が高い山から降りてくると考えられています。

年末にはお餅をついて農産物や海産物をお供えする習慣があり、年神様にお供えした餅を家族で煮て食べることによって豊作や家内安全そしてこの1年間幸せになれるとされていました。

神様のチカラが宿ったお餅入りのお雑煮を食べることで、神様のチカラも体内に取り入れると信じられていたので縁起を担いだ食べ物でもあるわけです。

室町時代には武士の宴会の1品目にお酒のつまみとして餅入りのお雑煮を提供されていなのですが、庶民にとって米は高価な食べ物だったため代わりに里芋を入れていたそうですよ。

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お雑煮はいつ食べる?

お正月は美味しいものがたくさんあるので、お雑煮をいつ食べたらいいのかタイミングが分からないという方もいらっしゃいますよね。

皆さんはいつ食べていますか?

お雑煮はいつ食べるのか:アンケート結果

ある企業がアンケートをとりこんな結果が出ていました。

お雑煮 いつ食べる

参照元URL:https://pigeon.info/mamaenq/enq.cgi?id=22917

食べるタイミングはもっとばらつきがあるかと思いきや、1月1日元日の朝という回答が76%とダントツに高いですね!

私は大晦日に夜遅くまで起きているので、元旦は遅めに起きて朝昼兼用でお雑煮を頂くことが多いです。

お雑煮はいつ食べるのか:口コミ

他にも様々な意見があったので、みなさんの口コミをまとめてみました。

・元日の朝に食べるけど、残ってたら昼も夜も食べる

・朝食におせちと一緒に食べる

・北海道ではおせちは大晦日に食べるけど、お雑煮は年明けしてから食べる

・元日の初詣のあとに家族みんなで食べる

地域や家庭によって違うのでしょうね~。

ちなみにお正月の三が日は、お雑煮の中に入っている餅の数を毎日1個ずづ増やしていく縁起がいいと言われているんですよ。

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正月の予定によるお雑煮はいつ食べるかの目安は?

お雑煮を食べるベストのタイミングは、お正月の予定によっても変わってくるので、それぞれのご家庭に最適なタイミングを選びたいもの。

という事で、お正月の計画や予定に合わせたおすすめのタイミングもご提案しておきましょう。

お雑煮を食べるタイミング1:元旦の朝食

💡こんな予定の人におすすめ!

・大晦日の夜から元旦は基本家でゆっくり

・家族の元旦の外出予定時間がほぼ同じ

元日の朝食は、お雑煮をいつ食べるかのアンケート結果でも最も多くの方が回答したタイミングです。

大晦日の夜から元旦にかけ、家族全員、長時間外出する予定がないご家庭なら、やはり、新年、最初の食事にお雑煮を食べるのがやはりおすすめ。

大晦日の夜は夜更かしするご家庭も多いので、いつもより少し遅めの朝食で、お雑煮を召し上がると気持ちも引き締まりますよ

家族でお出かけするご家庭や全員の外出と帰宅時刻がだいたい同じ時間帯のご家庭におすすめのタイミングです。

お雑煮を食べるタイミング2:元日の昼食~夕食

💡こんな予定の人におすすめ!

・初日の出→初詣の流れで外出する

・カウントダウンパーティーに行く

・元日に着付けの予約をしている

大晦日から元旦にかけては、除夜の鐘や、カウントダウンパーティー、初日の出など色々なイベントが目白押しなので、予定次第では家族全員そろうのが難しいご家庭もありますよね。

また、お正月に 晴れ着の着付けを予約していると、大体が朝早い時間帯になるため、朝食の頃に丁度、美容室に行っている可能性もあります。

勿論、それぞれ都合の良いタイミングでお雑煮を食べてもOKですが、家族全員にこだわるなら、朝食にお雑煮を食べる必要はありません。

昼食や夕食、または間食などでも、全員がそろうタイミングを見計らってお雑煮を用意し、フレキシブルに対応するのがおすすめです。

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おすすめのタイミング3:2日以降・年明け直ぐ

💡こんな予定の人におすすめ!

・元日は一日予定がバラバラで家族の時間があわない

・大晦日は家族全員、夜更かしする

元日はお正月三が日の中でも最も色々なイベントがあるタイミングなので、なかなか皆の予定が合わない場合もありますよね。

そんな時は、2日以降で家族全員がそろうタイミングでお雑煮を召し上がるのもアリ!

元日に各自、都合の良いタイミングでお雑煮を食べておいてから、2日目以降で再度、全員集合するのもいいですね。

元日に全員でお雑煮を食べることにこだわりがあるご家庭なら、逆に 年明け直ぐでも構わないでしょう。

余り一般的なタイミングではありませんが、少数意見ながら実践されている方もいらっしゃいます。

特に、大晦日に除夜の鐘を突きに行ったり、深夜に初詣に行く予定があるなら、帰宅後に温かいお雑煮を召し上がって体を温めてもいいですね。

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お雑煮のカロリーは?

毎日お雑煮を食べ続けるとは、カロリーが気になりますよね。

一般的な関東風お雑煮で角餅2個(100g)のカロリーは約290kcalで、関西風の白みそ仕立てだと少し高くなり320cal程度なんだとか。

美味しくてついつい食べてしまいがちですが、お正月太りには気を付けたいですね。

お雑煮は地域によって全く違う

お雑煮は地域によって全く違うので出身地が違う人と話してビックリしたなんて経験があるのではないでしょうか?

その地域の特産物を入れることが多く様々な具材が入れられていて、一般的な関東風とは違いかなり豪華なお雑煮です。

珍しいお雑煮を紹介していきます。

【新潟】鮭・いくら入り雑煮

【広島】牡蠣入り雑煮

【香川】あんこ餅の雑煮

【宮城】まるごとハゼ入り雑煮

どの地域も特色があって美味しそう!

お雑煮特化した食の祭典ができそうなくらい豊富な種類がありますね。

お雑煮の具材で縁起を担いだものは?

お正月に食べられるお雑煮はおせち料理と同じく、縁起を担いだ具材が入れられています。

具材の由来を知ってから食べると、ちょっと得した気分になりますよね。

【関東】
・青菜をもちあげて食べ「名を上げる」

・小松菜と鶏肉を入れることから「菜鶏」→「名取り」

【京都】

・「人の頭になれるように」という意味から頭芋(かしらいも)を入れる

【関西】

・みず菜は「名を残す」

・花かつおは「勝利に導く」

おせち料理の具材は縁起物とよく聞きますが、お雑煮も同じく縁起を担いだ食材が使われていたとは知りませんでした。

お正月に親戚や友人と話しながらお雑煮を食べてみてはいかがでしょうか?

以上、「お雑煮はいつ食べるの?由来と意味や地域の違いは?」について紹介しました。

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