寒い冬の日が続くと、いつから暖かくなるのかと指折り数えて春を待ちわびますが、2019年の春の到来の目安はいつ頃なのでしょうか。
近年は暖冬傾向が強いといわれるものの、厳しい冷え込みがある日や大雪に見舞われる年もあり、2019年はいつから暖かくなるかは多くの方の関心事ですよね。
という事で今回は、 2019年はいつから暖かくなるかについて、目安の時期や春を先取る方法を詳しくご案内していきたいと思います。
目次
2019年の春はいつから暖かくなる?
寒さが一番厳しい時期は1月!
いつから暖かくなるかと、冬の間は春の到来を待ち遠しく感じるものですが、 寒さが一番厳しい月は通常1月中旬から2月初旬です。
例えば、東京の平均気温を例にとると、2月は1月よりも0.5度アップになります。
0.5度というとほとんど変わらない印象ですが、2月後半になるにつれ、寒さが少し和らぐ日は確実に増えていくことになりますよ。
なので、2019年も1月を乗り切れば、あとは少しずつ春に近づいているのは確実です。
つまり、いつから暖かくなるのだろうと寒さにうんざりしている時期は、丁度寒さのピーク、あるいは既に少しずつ暖かくなってきている時期な訳ですね。
近年の暖冬傾向はそこまで顕著ではない!
「地球温暖化」や「暖冬の年の増加」といった話題は近年、メディアでもよく取り上げられるので、何となく最近の冬は暖かくなったと思っている方も多いのでは?
ですが、2008年以降で全国的に暖冬だったのは、2008~09年、2015~16年、2016~17年のみで、そこまで暖冬傾向が顕著とも言えないのが実情です。
なので、 最近の冬は暖かいはずだと思っていると、実際はそうでもなく一体いつから暖かくなるのだろうと感じる事も多くなってしまいます。
という事で、実際、平年より寒い冬も定期的にある事を踏まえ、2019年も 暖冬を期待しすぎない事も、冬を上手に乗り切る大切な心構えですね。
2019年はいつから暖かくなるかで注目すべき要素とは?
エルニーニョ・ラニーニャ現象は冬の寒さを図る一つの目安!
ところで、暖冬の条件で、 エルニーニョやラニーニャという現象をよく耳にしますが、どちらも日本の気候に影響を与える要素ですね。
エルニーニョは、南米海域の海面温度が平年より高い状態、逆にラニーニャは海面温度が低い状態にある現象を指しています。
因みに、冬にエルニーニョ現象が続くと日本は暖冬になり、逆にラニーニャ現象が起こると冬が厳しくなる傾向がある事が知られています。
なので、2019年にエルニーニョ現象が続いた場合は、穏やかで過ごしやすい冬になる可能性が高く、いつから暖かくなるかの目安も例年より早まるでしょう。
冬の寒さや積雪は北極振動や太陽活動なども影響!
ところで、日本の冬の気温や積雪量は、エルニーニョやラニーニャ現象だけではなく、 北極振動や太陽活動なども影響を与える要素になります。
また、 南岸低気圧も晩冬から早春にかけての大寒波と大雪をもたらす気象条件なので、気温や積雪は色々な自然界の要素が複雑に絡み合っているわけです。
なので、気象状況の早期予想は困難な点も多く、長期予報に一喜一憂するより、ある程度の目安の時期を知っておくのがおすすめですよ。
いつから暖かくなるかで2019年に目安となる時期は?
「節分・立春」は暦の上だけの春で暖かくなる目安ではない!
2019年は、いつから暖かくなるかの目安を知る上で大切になるのは、昔ながらの季節のイベントです。
先ず、早春を代表するイベントでは 節分と翌日の立春がありますよね。
立春は「冬が極まり春の気配が立ち始める日」と定義されていますが、残念ながら暖かくなる目安にはなりません。
それどころか、立春頃に大寒波が訪れる年も少なくなく、立春を過ぎてから大雪となる年もたびたびあるので2019年も油断は禁物です。
というのも、立春後には太平洋沖を東北東方向に進む南岸低気圧が発生しやすくなるためで、普段雪の少ない太平洋側が大雪になる事もあり要注意ですよ。
「三寒四温」は春の訪れの第一歩!
手紙の書き出し等でもよく目にする 「三寒四温」は、寒さと温かさが交互に訪れる時期を意味する表現で、日本の冬から春への過渡期の気候を指しています。
因みに「三寒四温」は、元々は中国や朝鮮の冬の時期にみられる典型的な気候の事でしたが、日本では2月から3月上旬頃が使われる時期になります。
という事で、三寒四温=いつから暖かくなるかの目安にはなりませんが、 春の気配がちらほら感じられるようになる、という目安にできますね。
なので、2019年も三寒四温という言葉を見聞きしたら、そろそろ暖かくなり始める時期と認識するといいでしょう。
「暑さ寒さも彼岸まで」は本格的な春の目安に有効!
いつから涼しくなるか、いつから暖かくなるかの目安としては 「暑さ寒さも彼岸まで」というのもよく耳にするフレーズですよね。
文字通り春と秋の彼岸を過ぎれば、寒さ暑さも和らぐという意味ですが、こちらは実際に、2019年にいつから暖かくなるかの目安にできる表現です。
3月20日または21日の春の彼岸の中日は、春分の日でもあり、九州などの南国からは桜の便りも聞こえ始める時期ですね。
「花冷え」といった表現もあるように、大陸からの寒気が入り込み気温が低い日もあるものの、3月下旬に真冬レベルの寒さになる事は非常にまれです。
また、万一、季節外れの寒波に見舞われる事があっても一時的な物なので、 彼岸をいつから暖かくなるかの目安にするのは妥当といえますね。
2019年はいつから暖かくなるかの全国の時期の目安は?
九州・中国地方は2019年いつから暖かくなるか
他の地方に先駆けて春が訪れる九州地方は、2019年、いつから暖かくなるかですが、南北に長く、高い山も多い地形のため地域差も結構あります。
ですが、鹿児島や宮崎等の九州南部では暖冬の場合、3月の平均気温が14度を超える年もあり、既に春爛漫の気候になる事もしばしばです。
尚、九州南部の3月の気温の平均値は大体11~12度なので、いつから暖かくなるかは、 3月中旬以降が一つの目安になりますね。
一方、福岡や長崎など北部は南部と比べ春先の気温は2~3度程低めですが、それでも静岡、千葉、和歌山等、本州の温暖な地域とほぼ同じ気温になります。
なので、2019年も 3月下旬には、九州北部でも、既に暖かいと感じる日が多くなるでしょう。
関西・東海は2019年いつから暖かくなるか
参照元URL:http://kyoto-sakura.net/
大阪、神戸、京都を含む 関西地方と名古屋を中心にした 東海地方が、2019年、いつから暖かくなるかは、沿岸部と内陸部でかなりの際があります。
とはいえ、3月の平均気温が10度を上回る地域は太平洋沿岸の南部地域に限られるので、 本格的な春の到来は3月下旬から4月上旬頃となるのが通例ですね。
また、関西・東海地方でも、京都や兵庫北部、岐阜など内陸部は、3月中はまだ寒く、いつから暖かくなるかの目安は他の地域より半月ほど遅くなります。
とはいえ、内陸部も4月に入れば平均気温が10度を超える場所が大半なので、4月上旬から中旬が2019年も暖かくなる目安にできる時期ですね。
東京・関東は2019年いつから暖かくなるか
東京を含む関東地方が2019年、いつから暖かくなるかですが、西日本と比べて東日本は、2015年以降、暖冬傾向の年が多く見られます。
とはいえ、南岸低気圧の影響で大雪となる年もあるため、2019年も一概に穏やかな冬が期待できるわけではありません。
また、東京、神奈川などの関東南部と群馬、栃木などの北部では月の平均気温が2~3度程違うため、暖かさを感じる時期に2019年も半月位の違いがあるでしょう。
東京を含む関東南部では、早い年なら3月中、平均でも4月前半が、いつから暖かくなるかのおおよその目安になります。
一方、関東北部では半月ほど遅れ、例年4月中旬以降から暖かいと感じる日が増えていくでしょう。
東北・北海道は2019年いつから暖かくなるか
日本列島の中で最も春の訪れが遅い 北海道、東北地方が、2019年、いつから暖かくなるかについても、やはり地域差が大きいですね。
関東同様、東北、北海道地方も2015年以降、暖冬傾向がみられますが、東北地方の太平洋側でより顕著です。
また、東北・北海道地方では、太平洋側と積雪の多い日本海側及び内陸部では、春の訪れもかなり様相が異なるんです。
特に、暖冬傾向がより顕著な福島、岩手、宮城では3月の平均気温が5度を上回る地域が近年増えています。
とはいえ、やはり太平洋側でも、2019年、春の訪れが感じられるのは 4月中旬以降、日本海側ではおおよそ半月遅れというのがある程度の目安になります。
また北海道は、さらに遅れ、 GW頃が、いつから暖かくなるかのひとつの目安になりますね。
いつから暖かくなるか楽しみに2019年に春を先取る方法は?
2019年に春を先取る方法1:春色を服やインテリアに取り入れる!
暖冬も度々ある近年ですが、冬の寒さが著しく和らいではいないので、2019年は、いつから暖かくなるかに期待しつつ季節を楽しむのがおすすめです。
2月、3月はまだまだ冬物が必需品の地域も少なくありませんが、お正月を過ぎれば 素材は冬物でも春色をした梅春物が店頭に登場しますよね。
梅春物は時期が限られるため、余り経済的ではないという見方もありますが、きれいな春色を日々のコーデに取り入れれば、きっと気持ちも華やぎますよ。
また、クッションやテーブルクロス等、インテリアに春を感じる淡い色を取り入れたりしても、春が先取りできおすすめです。
2019年に春を先取る方法2:春の花を部屋に飾ってみる!
いつから暖かくなるか、心待ちにする季節は、 春の花を飾って季節を先取りするのも、2019年、おすすめのアイデアです。
チューリップやフリージア等の定番の春の花束もいいですが、2月頃からヒヤシンスやスノードロップ等を水栽培しても楽しいですよ。
特に、ヒヤシンスやフリージアはとても良い香りがするので、部屋にあるだけで気分が春めいてきますよね。
また、春の花はパステルカラーのきれいな色合いが多いので、いつから暖かくなるだろうと、前向きに春を待つにはピッタリですよ。
2019年に春を先取る方法3:春が旬の食べ物を楽しむ!
2019年、春を先取りするなら、 春が旬の食べ物を積極的に日々のメニューに取り入れて、いつから暖かくなるだろうと楽しみに待つのもいいですね。
春が旬の食べ物というと、フキノトウやワラビ、ぜんまい、つくし、タケノコ等の山菜が定番ですが、魚や果物でも季節の移り変わりを感じる事ができますよ。
山菜は余り時期が早いと種類が限られてしまいますが、鯛や鰆(さわら)、ハマグリ等の海産物などもいち早く春が感じられおすすめです。
また、旬のイチゴやオレンジを使った和洋のスイーツなども、色合いも春らしく、2019年もおすすめのフルーツですね。
あるいは、節分やひな祭り、春分の日等、季節のイベントの行事食を上手く取り入れても、食卓が華やいでおすすめですよ。
2019年に春を先取る方法4:季節の行事やレジャーを楽しむ!
お正月が明けると、小正月、節分、立春、バレンタイン、ひな祭り、春分と様々なイベントが続き、少しずつ春に近づいていることが実感できますよね。
なので、2019年は、いつから暖かくなるかの目安として、季節の行事を、いつもより積極的に楽しんでみてはいかがでしょう。
また、春のお花見といえば、桜が王道ですが、桜に先立って花を咲かせる 梅は、爽やかな芳香があり早春に梅の名所を訪れるのも素敵ですよ。
その他、晩冬から早春にかけてのお花見では、ロウバイや水仙等も名所が日本各地にあるので、2019年の春の先取りレジャーとしてもおすすめです。
2019年におすすめの春の先取りアイテムは?
2019年の春先取りにおすすめのアイテム1
晩冬から早春にかけての、いつから暖かくなるのかと春を待つ時期には、きれいなトーンのストールで、春を先取りしてみてはいかがでしょう。
上記のユニセックスの大判ストールはカシミア100%の暖かくて軽い逸品で、ピンクやハニーイエロー、ペールブルー等、春色がそろっていておすすめですよ。
2019年の春先取りにおすすめのアイテム2
春待つ季節に春を先取りするなら、桜柄の春の風情溢れるクッションをインテリアにプラスしてみるのもおすすめですよ。
上記の水彩画風の桜柄のクッションは、繊細な雰囲気が早春にピッタリのアイテムで、お部屋に置くだけで気持ちも華やぐこと間違いなしです。
上のサイトでは、色々な水彩画風の桜のクッションがそろっているので、ぜひインテリアのクッションの項も併せてチェックしてみて下さいね。
2019年はいつから暖かくなるか季節の移ろいを楽しもう!
→春財布の購入時期は?2019年金運アップする色とラッキーカラーは?
→千葉で河津桜を楽しめるスポット3選!一足早い春を楽しもう!
→京都で早咲き桜の名所3選!見頃と開花時期やおすすめスポットを紹介
という事で、2019年はいつから暖かくなるかについて、春を先取りする方法も含め詳しくご案内いたしました。
お正月が過ぎれば、気温は低くても日脚は日一日と長くなり、少しずつ早春の風情が感じられるようになるので、ぜひ楽しみながら春を待つ手立てにしてくださいね。
以上、「いつから暖かくなる?2019年の全国の目安時期と春を先取る方法は?」を紹介しました。