学校生活には文化祭や体育祭、修学旅行など色々な楽しい行事がたくさんありますよね。
それらの行事を取り仕切る大事な役割となるのが生徒会です。
映画「帝一の國」でも話題になった生徒会選挙ですが、実際に高校生活を送る学生さんの中には、生徒会選挙に立候補しようと考えている人もいるでしょう。
生徒会選挙にはポスター作りがとても重要になってきます。
ぜひ生徒会選挙ポスター作りの参考にしてみてくださいね。
目次
生徒会選挙ポスターの基本的な作り方
1.テーマを決める
生徒会選挙ポスターを作り始めるにあたり、まず最初に考えるのが、生徒会選挙のテーマです。
面白さや奇抜さを重視したり、成績や部活動の成果など自分の何を1番アピールしたいかということを決めていきます。
これは、学校の特色によってアピールポイントを変えていく必要があります。
例えば、有名大学に進学する生徒が多い場合は、成績の良さを重視。
全国大会常連の部活動が多い場合は、部活動の成績を重視。
文化祭や体育祭などの学校行事に力を入れている場合は、カリスマ性をアピールしていくといいですよ。
2.メイン写真・イラストを選ぶ
生徒会選挙ポスターのテーマが決まったら、ポスターに使う写真を選んでいきます。
この写真は、最初に決めたテーマに沿って選んでいくようにしましょう。
勤勉さや真面目さをアピールする場合は、政治家のように正面や斜め45度の角度で写真を撮るのがおすすめ。
部活動をアピールする場合は、部活動のユニホームを着たり、試合や練習の様子を写真にするのも有りですよ。
カリスマ性をアピールするには、個性に溢れる写真にする必要があります。
名物先生のモノマネをしたり、コスプレをしてみるなど、校則で許される範囲で個性を演出してみましょう。
3.キャッチフレーズを考える
テーマと写真が決まったら、生徒会選挙の内容が一言でわかるようなキャッチフレーズを考えていきます。
最初に決めたテーマを一言で伝えられる言葉を選ぶことが重要になります。
・文武両道〇〇学校
・鳴かぬなら 笑わせ鳴かそう ホトトギス
・everyday enjoy!
・カモンHAPPY 〇〇学校♪(DA PUMPのU.S.A風に)
など、四字熟語やことわざ、授業に出てくるワードを改良すると目を引くポスターになりますよ。
個性を出したい場合には、簡単な英語を並べたり、流行語や芸人のギャグなどをもじったキャッチフレーズがおすすめです。
4.構成を考える
生徒会選挙ポスターのテーマ・写真・キャッチフレーズが決まったら、これらをどのように配置していくか構成を考えます。
まずは、メインとなる写真をポスターいっぱいに配置し、余白部分にキャッチフレーズや名前などの情報も加えていきます。
政治家の選挙ポスターやアイドルグループの選挙ポスターの構成は、みやすいものが多いので参考にとても参考になりますよ。
注目を浴びる生徒会選挙ポスターのポイント
テーマに合わせた写真・イラスト選び
特にメインに使う写真は、自分をアピールするワンポイントを加えるとさらに印象のある生徒会選挙ポスターになりますよ。
例えば、部活動や資格の賞状やトロフィーがあれば、ポイントで加えてみるのもいいですね。
自分の個性を誇張したイラストにするのも、目を引く生徒会選挙ポスターになるのでおすすめですよ。
例えば身長の高い人であれば、となりに小人サイズの友達を書いて高身長をアピールしてみましょう。
ロングヘアや坊主など特徴的な髪型やぱっちり大きな目、大きな鼻や厚い唇などチャームポイントも主張してみるのもいいですね。
たとえコンプレックスに思っている部分であっても、「コンプレックスさえもポジティブに捉える人なんだ」とプラスに捉えられることもあります。
インパクトのあるキャッチフレーズ
生徒会選挙ポスターに使うキャッチフレーズは、一目で内容が伝わる言葉にすることが重要です。
生徒会になるということは、この学校を変える中心に立つということなので、ああしたいこうしたいと欲はどんどん溢れてきます。
でも、その欲を長々と生徒会選挙ポスターに書いたとしても全部に読んでくれる生徒はごくわずかです。
最高・楽しい・1番・新しい・歴史など1ワードでもインパクトがあり、読んだ人の想像を膨らますような単語を入れたキャッチフレーズにするのがベストですよ。
配色
目を引く生徒会選挙ポスターにするためには、ポスターの配色も重要な要素になってきます。
白黒の参考書とカラーで印刷された参考書では、カラー印刷の参考書の方が見やすいと思いませんか。
白黒だとそれだけで情報量が多いと思ってしまい、読みにくいと無意識で拒否してしまうことがあります。
3色くらいを使った配色で構成すると見やすい生徒会選挙ポスターにすることができますよ。
情熱の赤や冷静の青、元気な黄色など色には個性があるので、最初に決めたテーマに沿ってテーマカラーを決めると、さらに統一感が出てきますよ。
シンプルさを重視した生徒会選挙ポスター例
再現度高めのイラスト
生徒会選挙ポスターに再現度高めのイラストを使うことで、真面目さや勤勉さをアピールすることができます。
イラストを描くことは、写真を撮るよりも手間がかかりますよね。
その手間をかけている分、手を抜かない・真面目という印象を相手に与えることができます。
頑張って必要以上に自画像のようなリアル性を追求したり、漫画のキャラクターのように美化させるのではなく、自然体で描くことがポイントですよ。
メッセージが少なくわかりやすいポスター
端的にまとめたキャッチフレーズが重要と説明したようにメッセージの少ない生徒会選挙ポスターは見る側が理解しやすくなります。
野球を小学校3年性から初めて、協力することの大切さを学びました。
辛いことも楽しいことも理解し合える友達がいるということは、かけがえのない宝物です。
2つの文章では、どちらが目を引きますか。
どちらも友達は宝物であることを伝える文章ですが、文章量は全く違いますよね。
友達は宝物と感じた経緯を説明したくなる気持ちもわかりますが、端的に「友達は宝物」と伝えた方が読んだ人の心に残ります。
キャッチフレーズは短く・わかりやすく・インパクト大が重要ですよ。
シンプルでも目を惹く横顔
生徒会選挙ポスターのメインに使う写真やイラストは、必ずしも正面のものを使う必要はありません。
横顔の写真やイラストを使うことで、他の人と差をつけて印象に残る生徒会選挙ポスターにすることができます。
朝の準備をするときには鏡を見て髪型を整えたりしますよね。
でも、人から見られているのは正面よりも横顔や後ろ姿が圧倒的に多いんですよ。
見られる機会の多い横顔にすると、生徒会選挙ポスターに乗っている人がどんな人かを正確に伝えることにつながるんです。
インパクト重視の面白い生徒会選挙のポスター例
個性を主張したイラスト
写真のように坊主頭や背景に炎を入れることでイラストからその人の性格や容姿の特徴を感じ取ることができます。
キャッチフレーズを短くまとめている分、自分のアピールが減ってしまいますよね。
でも、性格や人柄は言葉にしなくてもイラストだけで十分に伝えることができますよ。
文字数を減らす分、イラストや写真からいろいろな情報を発信できるように工夫してみましょう。
好きなキャラクターを入れる
好きなキャラクターを入れたり、キャラクターに扮した自分をイラストにすることで自分の好みをアピールすることができます。
ディズニーキャラクターや人気アニメキャラクターなどを使えば、同じように好きな生徒は親近感を抱きます。
同じものを好きというだけで仲間意識も芽生えるので、票の獲得にもつながりますよ。
キャラクター以外にも好きなスポーツチームのユニホームを着たり、食べ物を食べることで文字にしなくても自分の好みや趣味を相手に伝えることができます。
アプリを使ったPOPな生徒会選挙ポスター
最近ではスマホのアプリを使って、オリジナルキャラクターを作ることもできます。
簡単にできるので、LINEやSNSのアカウント画像にしている人も多いのではないでしょうか。
生徒会選挙ポスターには自分の個性をアピールしたイラストを載せたいけど、絵を描くのが苦手という人にアプリで作るオリジナルキャラクターがおすすめですよ。
個性を出した生徒会選挙ポスターを作ろう
生徒会選挙ポスターは、自分の紹介と学校の改革方針を短く正確に伝えるということが重要なポイントとなります。
これらのポイントを抑えれば、個性を出しつつも端的でわかりやすい生徒会選挙ポスターにすることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、「生徒会選挙のポスター!イラストのデザイン例やキャッチフレーズの画像まとめ」について紹介しました。