カレーには欠かせないという方が多い「らっきょう」。
カレーのお供だけじゃなくお酒のおつまみや、刻んでドレッシングにするなどの使い方もでき、家にあれば何かと使える食材ですよね!
そんならっきょうをお手製で漬けてみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
難しそうに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
自宅で簡単に漬ける方法をマスターすれば、買ってくる必要も無くなりますし、お手製のほうがより美味しいと思いますよ。
この記事では、らっきょうを漬けるのに最適な時期や簡単な作り方や保存法、他にも賞味期限などを詳しく紹介していきたいと思います!
目次
らっきょうが旬で漬ける時期はいつ?
せっかく漬けるなら、らっきょうの旬の時期に漬けるとより美味しく仕上がると思いますよ。
らっきょうの旬の時期は5月~7月頃までなのですが、最も出荷が多い時期は、 6月となっています。
中でも1番多いのは鳥取県産で、なんと45%の割合を占めており、その次が鹿児島県産、そして茨城県産が続きます。
旬の時期になるとらっきょうがスーパーなどで出回りますので、美味しそうなものをチェックしてみてくださいね。
らっきょうの選び方のコツ
美味しいらっきょう漬けを作るには、らっきょう選びが大事なポイントとなります。
美味しいらっきょうといえば、ポリポリとした歯ごたえがあるものではないでしょうか。
そんな美味しいらっきょう漬けを作るには、できれば土が付いていて芽先が伸びていないものを選ぶといいでしょう。
ですが、初心者の方は、土付きのらっきょうだと塩漬けしたり薄皮をむいたり本漬けする際塩抜きにしたり手間がかかると思いますので、下処理された洗いらっきょうでもOKです。
らっきょうの粒が揃っていて、傷が表面に無いものだと ベストです。
大きすぎず小さすぎないものが食べやすいと思いますよ。
また、良いらっきょうを手に入れたら、その日のうちに漬け込んでしまうことがとても大切です。
鮮度が良いうちに少しでも早くらっきょうを漬け込みましょう。
らっきょう漬けに必要な他の材料も、あらかじめ揃えておくとすぐに取り掛かれますね。
次に、らっきょう漬けに必要なものを紹介していきたいと思います。
らっきょう漬けに必要なもの
良いらっきょうが手に入ったら、さっそくらっきょう漬けに取り掛かりましょう。
必要なものをまとめていきますので、らっきょうを入手した日に作ることができるように、準備しておいてくださいね。
らっきょう漬けの容器
らっきょうを漬けるのに必要なものとして、まずは容器を用意しましょう。
らっきょう漬けの容器は、こちらのようなホーローか、ガラス製か、陶製のものがベストです。
大きさは、漬ける量に合わせて選んでくださいね。
米酢
らっきょう漬けの容器を用意したら、次は米酢です。
スーパーで売っている普通の米酢でOKなのですが、こちらはすっきりした味わいが特徴です。
あっさりとしたらっきょう漬けを作りたい方におすすめしたい米酢です。
泥つきらっきょう
泥つきのらっきょうをお探しの方におすすめなのが、こちらの鳥取県産の根付きらっきょうです。
近くのスーパーに良いらっきょうが無いという方は、チェックしてみてくださいね。
せっかく作るなら、材料からこだわってみてはいかがでしょうか。
こちらのらっきょうは大きめなので、食べ応えがあるらっきょう漬けを作りたい方に最適です。
洗いらっきょう
「泥つきらっきょうは下処理が大変だからちょっと…」という方には、こちらの洗いらっきょうをおすすめします。
用意した材料に漬けるだけなので、忙しい方にも ベストだと思います。
こちらの洗いらっきょうは、本場の鳥取県で作られたもので、繊維がとても細かく繊維がシャキシャキしていると評判なんですよ!
味わい深さと軽やかな食感がクセになるという方が多く、毎年10キロ20キロと大量買いするリピーターも多いんです。
泥付きのらっきょうを買って、薄皮を剥いたり、根っこや芽を切ったりといった下ごしらえも楽しい方もいますが、時間が無かったり面倒だと感じる方には洗いらっきょうがおすすめです!
泥付きのらっきょうだと、その日のうちに急いで処理しないと、芽が出てきてしまうので焦ることもあると思います。
ですが、こちらの鳥取県の福部産の洗いらっきょうは、丁寧にプロの手によって泥や薄皮を取り、根っこや芽が出てくる部分を切り落として、芽が出ないように塩水に漬けてあるので、焦る必要なありません。
泥付きのらっきょうは完全お手製にこだわる方に、洗いらっきょうは自分のペースで漬けたい方におすすめです。
キビ砂糖
らっきょう漬けを作るのに欠かせないものといえば、砂糖です。
白砂糖を使用するのもいいですが、キビ砂糖を使っても美味しくできますよ。
仕上がった時の色がお醤油を入れたような薄い茶色になります。
こちらのキビ砂糖は、さとうきびが持つミネラルや自然の風味を生かして作られていますので、白砂糖よりも栄養価が高いところもおすすめするポイントです。
粉末タイプなので、らっきょう漬けを作る際にスッと溶けやすい砂糖なんですよ。
らっきょう作りをして余ったとしても、紅茶やコーヒーに入れたりお菓子や料理にも使えるので、無駄になることもありません。
自然な甘さのまろやかな仕上がりになるので、らっきょう漬けを作る時に使ってみてはいかがでしょうか。
鷹のツメ
ぴりっとした仕上がりのらっきょう漬けが好みという方は、鷹のツメを入れてみてもいいですね。
あまり入れすぎると辛くなりすぎるので、らっきょう1キログラム漬けるのに対して、 2~3個くらいがいいと思います。
もちろん、ぴりっとさせたい方はもっと入れてもいいですので、調整してみてくださいね。
キビ砂糖を使ったり、鷹のツメを入れたり、自分好みの仕上がりにできるところも、らっきょう漬けを作る楽しみだと思います。
簡単ならっきょう漬けの作り方
■初心者でも簡単!らっきょうの漬け方
ここで、初めてらっきょう漬けにチャレンジする方におすすめのレシピを紹介します。
このレシピは、泥付きのらっきょうではなく、下処理された洗いらっきょうを使用するので、初心者の方や時間を掛けたくない方におすすめです!
まずは、材料を見ていきましょう。
洗いらっきょう・・・1キログラム
米酢・・・・400cc
水・・・100cc
キビ砂糖・・・300グラム
鷹のつめ(お好みで)・・・2コ
以上の材料が揃ったら、さっそく取り掛かりましょう!
①洗いらっきょうを、水を吸わせないように手早く洗い、水気をしっかりと切ります。
②お湯を沸騰させて10秒ゆでます。
③鍋に米酢と水とキビ砂糖を投入して溶かします。
④ ②のらっきょうと、③の調味料を冷まし、容器に鷹のつめと共に入れます。
1ヶ月経過したくらいから食べることができますが、できれば半年以上置いたほうが馴染んで美味しくいただけると思います。
そのまま食べてもいいですし、タルタルソースに刻んで混ぜるとアクセントになっていいですよ。
初めての方でも簡単に作ることができますので、挑戦してみてくださいね!
お手製らっきょう漬けの賞味期限
手作りのらっきょう漬けを作ったら、気になるのがどのくらいの時期まで食べられるのかということだと思います。
いつまでも食べられればいいのですが、手作りの場合は 1年以内に食べきるのがベターです。
お手製のらっきょう漬けは、空気に触れているのであまりに時が経つと、白く濁ったりしてしまう場合があります。
これは、カビが生えているということなので、処分するようにしてくださいね。
お手製らっきょう漬けの保存方法
お手製のらっきょう漬けを作ったら、できるだけ長い時期楽しみたいですよね。
らっきょう漬けは、1年分くらいまとめて作った時は、1ヶ月くらいで食べきることができる量を、日差しが直接当たらない冷暗所に保管します。
その他のらっきょう漬けは、別の容器に入れて冷蔵庫に保管してくださいね。
らっきょう漬けに限らず漬物は、空気に触れると雑菌が知らないうちについて、色が変わってしまったり、悪くなる原因となってしまいます。
この方法は、フタを開け閉めする回数を減らすことができ、らっきょう漬けを長持ちさせ、長い時期楽しむことができるのです。
冷暗所で保存しているらっきょう漬けを1ヶ月ほどで食べ終えたら、冷蔵庫のものを補充します。
こうすることで、お手製のらっきょう漬けを常時美味しく食べることができますよ。
お手製のらっきょう漬けを長く楽しみたい方は試してみてくださいね。
らっきょうの食べ過ぎには要注意
らっきょうは、1日5個程度食べれば血液がサラサラになって健康にとても良いと言われています。
非常に効果が高いので、ついつい食べ過ぎてしまいそうになりますが、あまり食べ過ぎると胃に負担がかかることがわかっています。
せっかく健康のためにらっきょうを食べても、食べ過ぎたことが原因で胃もたれしたり下痢になることも考えられますので、適量を守って食べることが大事です。
らっきょうを漬ける時期のまとめ
→島らっきょうの栄養や効能!人気の食べ方や食べ過ぎた時の臭い対策!
→梅シロップの時期は?おすすめの梅の種類や初心者でも簡単な作り方!
→梅シロップの効能!夏に美味しい食べ方や飲み方と残った梅の使い道!
らっきょうをこれまでお店で買っていた方も、簡単に作れる方法を知ればそんな必要はもう無くなりますね!
せっかく漬けたらっきょう漬けですから、食べ過ぎに気をつけながら賞味期限以内に美味しくいただきたいですし、長持ちさせるために 保存方法にも気をつけたいところです。
らっきょう漬けに限らず、なんでも手作りが一番美味しいですよね。
初めてのらっきょう漬けをする際に、この記事の内容が役立てば幸いです!
以上、「らっきょうを漬ける時期や旬は?選び方のコツや作り方と賞味期限も!」を紹介しました。