夏の日本の伝統行事は何かと言われれば 七夕を思い浮かべる方が多いのではと思います。

七夕の夜に天の川を綺麗に見ることができたら素敵な想い出になりそうですよね。

デートや家族の思い出つくりに、天の川を観測する計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方は、天の川を見に出掛ける前に、綺麗に見ることが出来る条件を知っておくと安心でしょう。

せっかく出掛けるなら、くっきりとした天の川を目に焼き付けて帰りませんか?

この記事では、天の川がよく見える条件をはじめ、観測する時にあったら 便利なグッズを紹介していきたいと思います。

スポンサードリンク

天の川がよく見える時期や季節はいつ?

天の川 時期 よく見える

天の川といえば七夕のイメージが強いので、普段見ることができない気がしますが、実は1年中見ることができます。

ですが、見やすい時期というのはあり、それが七夕の時期に当たる頃になるのですが、さらに綺麗に見たい場合は 旧暦の7月7日をおすすめします。

現在七夕は新暦の7月7日と認識されていますが、今の暦に旧暦の七夕の日を当てはめると、2018年の場合は8月17日になります。

毎年新暦の七夕よりも、旧暦の七夕が1ヶ月程度後になるのです。

今後、5年間の旧暦の七夕をまとめると以下の通りになります。

2019年 8月 7日
2020年 8月25日
2021年 8月14日
2022年 8月 4日
2023年 8月22日

この日前後は、7月7日よりも晴れていることが多く、くっきりとした天の川を見ることができるベストな時期なのです。

笹の葉に願い事をするなどの七夕のイベントは新暦の7月7日に楽しんで、天の川は旧暦の七夕に観測しに出掛けるというのも素敵だと思います。

スポンサードリンク

天の川がよく見える条件

天の川 時期 よく見える

旧暦の七夕に当たる日に天の川が綺麗に見えると先程述べましたが、この時期になると梅雨も終わっているので7月よりも綺麗に星が見ることができます。

せっかく天の川が綺麗に見える日を狙って出掛けるなら、よく見るための条件を抑えておくといいですよ。

天の川を綺麗に見るためには、ただ夜空を見ればいいわけではありません。

いくつかの事を意識すれば、くっきりとした天の川を見れる可能性が上がりますので、チェックしていきましょう。

時間帯・天の川がよく見える条件

まず抑えておきたい天の川をよく見る条件は、 時間帯です。

8月旧暦の七夕の日に見に行くなら、20時頃が天の川がよく見える時間帯となります。

旧暦が新暦の七夕よりもよく見えるのでおすすめですが、7月7日しか見に行くことが出来ない場合は、21時以降が比較的よく見える時間帯になります。

方角・天の川がよく見える条件

天の川をよく見るためには、方角がとても重要となってきます。

その肝心な方角というのは、南から東になります。

見方としては、まず南の方角を向いて立つと、少しだけ左(東)を見ると一際明るく光る「こと座のベガ(織姫の星)」を見ることができます。

この星より左下あたりにある明るい星は「わし座のアルタイル(彦星)」になります。

織姫と彦星の間に流れている星の大群が 「天の川」

織姫の星は他の星と比べて明るいのわかりやすいと思いますし、天の川もすぐに見つけることができると思います。

ちなみに、こと座のベガ(織姫の星)よりも左側の高い場所に位置する星が「白鳥座(デネブ)」なのですが、この星と「こと座のベガ(織姫の星)」と「わし座のアルタイル(彦星)」の3つを繋げると、「夏の大三角」を確認することができますよ。

夏の大三角は大変有名な星座なので、星に詳しくない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

方角を簡単に調べたいという方は「天の川がある方角がわかるアプリ」という便利なものがありますので、利用するのもいいですね。

スポンサードリンク

視界がひらけた場所・天の川がよく見える条件

次に紹介する天の川をよく見るための条件は、視界がひらけた場所に行くということです。

高いビルや電柱など、星を阻むようなものがある場所は避けたほうがいいと思います。

また、天の川鑑賞は夜間になるので、他にも天体観測している人がいたり、夜間使用できるお手洗いがあると 安心ですね。

光が少ない場所・天の川がよく見える条件

綺麗に天の川がよく見える条件として外せないのは、光が少ない場所を選ぶということです。

天の川は「夏の大三角」のように明るく輝いているわけではないので、電灯や家の灯りなどの人工的な光があるような明るい場所で観測すると、薄~くぼやけた感じになってしまうかもしれません。

くっきりとした綺麗な天の川を見たい方は、必ず人工的な光がある場所は避けるのがベターです。

周りに何もさえぎるものがなく、余計な光が少ないと思われる海や山などの自然が多い場所をおすすめします。

満月ではない日・天の川がよく見える条件

ここめで様々な天の川が良く見える条件を紹介してきましたが、 満月ではない日に観測しに行くことも大事です。

満月と天の川が同時に見れるなんて、とてもロマンチックな気がしますが、あまりおすすめしません。

満月の日は月の光が強いため、せっかくの天の川がぼやけてしまうのです。

天の川を綺麗に見ることが出来るのは、満月の時ではなく「新月」がベストなんですよ。

特に8月の新月の日を狙って天の川観測に行くと綺麗に見える可能性が格段にアップするのでおすすめです!

ここまで天の川がよく見える条件を紹介してきましたが、いかがでしたか?

都心では天の川を見れる場所が少ないと思われるかもしれませんが、東京近郊なら「奥多摩周遊道路」や「菜の花台展望台」や「夢の島公園」など意外とありますので、出掛けてみてくださいね!

せっかくなら、以上の天の川を綺麗に見ることができる条件を抑えていきましょう。

ここからは、天の川を観測する時にあったら便利なグッズを紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。

スポンサードリンク

天の川の観測におすすめな持ち物①

天の川を観測する時は夜間なので、足元や周りが暗くて動きが取りにくいことが考えられます。

そんな時に、ぱっと照らすことができるコンパクトなライトがあると助かりますよね。

こちらのグッズは、かなりコンパクトな割にはきちんとライトとしての役割を果たしてくれると話題のグッズなんですよ。

持ち歩きやすいコンパクトなライトというだけでも便利なのに、なんと1台でカイロとスマホのバッテリーも兼ねているんです!

天の川観測する時期は夏とはいえ、夜間で山や海がある場所となると温めてくれるカイロが重宝することでしょう。

また、スマホの充電が切れそうになっても、バッテリーとしての役割も果たしてくれますので、安心して写真を撮ったり通話したりできますよ。

天の川観測の時にはもちろん、 普段から役立ちそうなグッズですね。

天の川の観測におすすめな持ち物②

こちらのおしゃれなブレスレットはなんと、「虫除け効果」があるシリコンバンドです。

天の川が良く見える時期は、蚊などの虫から刺されることが考えられますよね。

特によく天の川が見えるであろう海や山などの場所はが多くいると思います。

蚊取り線香などは場所を取りますし、スプレーのタイプの虫除けはこまめに塗りなおす必要がありますので、手首に嵌めるだけでOKなこちらのシリコンブレスがおすすめです!

カラーも豊富に揃っていますので、気に入ったカラーが見つかるのではないでしょうか。

ちなみに、シリコンブレスには英語の文字が書かれているのですが、日本語に訳すとなんと「ちょっと~刺さないでよ」という意味になります。笑

おしゃれでユーモア溢れる虫除けシリコンブレスを天の川観測のお供として身につけて出掛けることをおすすめします!

虫刺されを気にすることなく天の川観測を楽しむことができると思いますよ。

スポンサードリンク

天の川の観測におすすめな持ち物③

次に、天の川の観測におすすめな持ち物として紹介するのは、レジャーシートです。

レジャーシートを持参しておけば、みんなで寝転びながら天の川観測を楽しむことができますよ!

一緒に美しい天の川を観測したことは、きっと素敵な夏の思い出になることでしょう。

こちらのおすすめのレジャーシートは折り畳みがとても簡単で、畳むと非常にコンパクトになるので、荷物が嵩張らなくて済むんです。

また、クッション性も抜群で長時間座ってもお尻が痛くなりにくいところもおすすめポイントです。

天の川観測のためのレジャーシートを探している方はチェックしてみてくださいね!

天の川の観測におすすめな持ち物④

天の川をよく見るためには双眼鏡の持参をおすすめします。

せっかく観測しに行くのなら肉眼で見ることができない、はっきりとした天の川を目に焼きつけませんか?

双眼鏡を使って見ると、肉眼で見た時とまた違った魅力の天の川を楽しむことが出来ると思いますよ。

こちらの双眼鏡は、 スマホにセットしてそのまま三脚に取り付け、思いのままに星を撮影することができるんですよ。

また、ストレッチポーチや基本の星座が載ったファイバークロスがセットになっているなど、充実した内容となっています。

おしゃれなパステルカラー4色が揃っていて、こんな双眼鏡があれば天の川観測に行くのが楽しみになりそうです!

天の川のよく見える時期のまとめ

天の川 時期 よく見える

綺麗な天の川観測を充分に楽しむための情報をまとめてみましたがいかがでしたか?

せっかく行くなら条件の良い日や場所や時間を選んで、はっきりとした天の川を楽しみたいですよね。

この記事が 天の川観測に行く時の参考になれば幸いです!

以上、「天の川の時期は?よく見える季節や条件、おすすめの方角や時間帯は?」を紹介しました。

スポンサードリンク