知らず知らずのうちに口ずさめる曲ってありますよね。

童謡や学校で習った曲や歌謡曲などもありますが、 CMが流れるタイミングで一緒に歌ってたりしませんか?

CMの時間は平均15〜30秒、せいぜい長くても1分で構成されているので、かなりのインパクトが必要ですよね。

そんなCM曲の中に何年も歌われているものがあります。

HITACHIの「この木なんの木」のCMは代表的なもの一つなのでは?と思います。

あの木、実際にハワイに存在しているんです。歌詞にもある様に気になりますよね。笑

そこで、今回は「この木なんの木」がなんの木なのか、他にもハワイに気になる木がないか調べてみました。

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ハワイの「この木なんの木」とは?

ハワイ 木 この木なんの木

日本の電化製品メーカーさん、HITACHIのCMで映されている大きな木。

ワイキキから車で20〜30分程度にある「モアナルナ・ガーデン」に実際に存在するんです。

「この木なんの木」の大きさは、

・高さ 約25m

・最大枝幅 約40m

・幹周り 約7m

CMの歌詞にもあるように、本当に大きな木なんですよ。

ハワイの「この木なんの木」の歌手は誰?

ハワイ 木 この木なんの木

「この木なんの木」の曲は1973年(昭和48年)にCM用に制作されました。

コンピューター技術が大樹のように大地に根を伸ばし、その技術がいろいろな花を咲かせ、実を結ぶというイメージで木になったんだそうです。

イメージに合う木を求めて、世界中を探したのですが背景までを考慮するとなかなか見つからなかった為、アニメーションとなりました。

最初、この木なんの木は実在しなかったんです。

そのアニメーションを元に作詞作曲を依頼しました。

作詞家さんは詞を作る際に「どんな木なのですか?」「どこにあるのですか?」と質問しましたが、実在していない為「わかりません」「知りません」の返事ばかり。

こんなやり取りから生まれたのがこの木なんの木の歌なんです。

もし最初から実在している木があったら、この木なんの木の歌詞は生まれてなかったかもしれませんね。

その後、ハワイの木がイメージにぴったり!ということで実写のこの木なんの木が生まれました

ずっと歌われているこの曲ですが、実は45年の間に8回もリニューアルされているんです。

歌手はもちろん、声優やナレーター、児童合唱団が起用されていた時がありました。

今は9代目、6人組のアカペラグループ「INSPi」が歌っています。

少しずつ変化をしながら、ずっと愛され続けているんですね。

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ハワイの「この木なんの木」の種類と名前は?

ハワイ 木 この木なんの木

この「この木なんの木」は歌詞では「名前も知らない木ですから」と歌っていますが、お名前を紹介しますね。笑

名前は「モンキーポッド」、日本名はアメリカネムノキと言います。

諸説ありますが、この木の実をお猿さんが好んで食べることから名付けられたと言われています。

熱帯アメリカ原産のマメ科ネムノキ亜科ネムノキ属の常緑高木です。

常緑樹ですが、 5月と11月の頃、開花します。

花の色は赤みがかったピンク色からクリーム色がかった黄色まで様々にあるようですよ。

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ハワイの「この木なんの木」へのアクセス方法

ハワイ 木 この木なんの木

ハワイに行ったらこの木なんの木を自分の目で確かめてみたいですよね。

この木なんの木はワイキキから北西の方向にある、「モアナルアガーデン」にあります。

モアナルアガーデンはワイキキから車で20〜30分とちょっと離れていますが、路線バスでも行けますし本当に一見の価値ありですよ。

レンタカーで行く方法

バスやトロリーバスの時刻に縛られることなくお出かけするときは、レンタカーが便利ですよ。

ハワイでは日本の免許証のみでレンタカーを借りて運転することができるんです。

では、ワイキキからレンタカーで向かう方法をお伝えしますね。

アラワイ運河の方からH1のフリーウェイに乗ります。

フリーウェイとは高速道路です。

ハワイのフリーウェイは文字の通り無料なんです。

フリーウェイを進むとEXIT3から一般道路に出る前にMoanalua Gardenへの道があります。
公園への道はEXIT3の分かれ道から30秒ほどのところにあるので、EXIT3に入る時はゆっくり目に走行していないと見落としますので気をつけてくださいね。

案内に従って進んで行くと到着です。

日本とは違い、左ハンドル右側通行で標識のほとんどが文字で表示されていたり、赤信号の時でも右折(日本で言う左折の状況)はできる箇所があるというルールがありますので、事前に頭にインプットしておく事をオススメします。

オプショナルツアーで行く方法



レンタカーもバスも自信がない!という方はオプショナルツアーで行くのはどうでしょうか?
オプショナルツアーに参加すれば、この木なんの木だけではなく他の観光名所も一気に巡ることができますよ。

地図を片手に迷いながら目的地を目指すのも旅の良い思い出となりますが、効率よくいいとこ取りをするにはツアー参加がオススメです。

様々なオプショナルツアーがあるので、1日かけてハワイを満喫するもよし、午前や午後のみツアーに参加してあとは自分たちで楽しむもよしですよ。

「ベルトラ」にはハワイのアクティビティやレストランの有名店の予約など、様々なオプショナルツアーが揃っています。

日本から事前に予約して現地で効率よく周りたい方は、ぜひ「ベルトラ」をチェックしてみて下さいね。

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ハワイの「この木なんの木」の入園料と駐車料金

以前は、この公園の入園は、無料でしたが、数年前からは有料となっています。

そしてこの入園料が、膨大な公園を維持するのに役立っているようです。

入園料は、大人$3 子供$1 (12歳以下は無料)で 駐車場代は、$2.50です。

公園内にはギフトショップがあり、この木なんの木のロゴマーク入りのグッズを購入することができるのでお土産に喜ばれそうですね。

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ハワイの「この木なんの木」に行った体験談

ハワイ 木 この木なんの木

ハワイに行ったらこの木なんの木を実際に見てみたい!と思い、初ハワイの時に行きました。

運転が苦手な私はオプショナルツアーで参加してきました。

ドライバー兼案内役のビリーさんが流暢な日本語でモアナルアガーデンやこの木なんの木のことを説明してくれたので、車内も楽しく過ごせましたよ。

公園に到着するとすぐに目に入ってくるのが「この木なんの木」でした。

広大な公園を走って木に到着。

大きな幹に寄り添うと枝が風に揺れる音や鳥たちの鳴き声が聞こえてきて、本当に癒されますよ。

芝生も気持ちが良くて、裸足で歩いてリフレッシュできました。

観光客だけでなく、地元の人たちもピクニックを楽しんでいて、この木なんの木はみんなから愛されてるんだなぁって思いました。

ハワイ州の木はククイ

多くの人に愛されている、この木なんの木ですが実は ハワイ州の木ではないんです。

ハワイ州の木はククイという、トウダイグサ科の常緑の高木です。

1959年にハワイ州木に認定されました。

ハワイに移り住んだ先住ハワイアンにとって、最も重要な植物です。

種子から採ったオイルはロウソクやランプの燃料になったので、別名キャンドル・ナッツと呼ばれています。

油分が多く含まれているため、下剤にも使われていたようですよ。

さらに、薬用として日焼け後に塗ったり、やけどや切り傷、皮膚炎などの治療にも使われた植物です。

今でもロミロミというハワイのマッサージのオイルとして大活躍しています。

またフラを踊る際、曲に応じてこのククイを繋げて作られたレイを首や手首、足首につけることもあるんですよ。

本当にハワイの人たちは自然と密接なんですね。

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ハワイの大きな木は「この木なんの木」だけじゃない!

ハワイ 木 この木なんの木

ハワイの大きな木は他にもあります。

その一つはバニヤンツリーです。

日本では「ガジュマルの樹」と呼ばれており、沖縄でもよく見かけることがあります。

この木は 大きく広げた枝から気根という根が伸びるのが特徴で、土中に届いた気根はやがて新しい幹になって木の成長を助けます。

ワイキキの東側にあるカピオラニ公園にあるバニヤンツリーは大きいので、伸びた枝の下でのんびりした時間を過ごすのに最高です。

ちなみに、ワイキキの中心部にあるインターナショナルマーケットプレイスにもバニヤンツリーがありますよ。

インターナショナルマーケットプレイスが作られる前からあったバニヤンツリーは、工事中も傷つけられないように大事にされ、今では買い物をする人たちの休憩場所にもなっています。

また、老舗ホテルのモアナサーフライダーにもバニヤンツリーがあって、そこはお酒が飲めるバーがあります。

他のホテルに滞在の方でも気軽に利用することができるので、バニヤンツリーの下で海を見ながらお酒を飲むのも良いですよ。

この様にバニヤンツリーはワイキキのいろんなところにあって、お散歩がてら見ることができますよ。

ハワイの「この木なんの木」のまとめ

ハワイにはこの木なんの木のモンキーポッドやバニヤンツリー、ククイの様に自然の恩恵を受けてすくすくと育っている木がたくさんあります。

お気に入りの木を探してその下でリラックスしてパワーを吸収してみてくださいね。

今回は「ハワイの木で有名なこの木なんの木の種類や名前!大きな木を見た感想も」について紹介しました。

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