天皇陛下の代替わりにより平成は31年で終わりますが、平成といえば一体どんな時代だったのでしょう。

ヒット曲や食べ物のブーム、流行した物や有名人、そして社会を揺るがした 重大事件が平成の30年間には沢山ありました。

今回は、 「平成といえば」をテーマに、平成という時代を5年ごとに区切って、詳細を振り返っていきたいと思います。

スポンサードリンク

平成といえば?元年(1989年)~5年(1993年)のヒット曲・食べ物・重大事件・流行

平成元年~5年の重大事件

1989年1月7日、昭和天皇の崩御により、平成という新しい時代が幕を開けます。

平成といえば、当時官房長官だった小渕恵三氏が、平成と書かれた額を手に新元号を発表する様子が非常に印象的でした。

日本国内は バブル景気に湧き、海外ではベルリンの壁の崩壊に続いて東西冷戦が終結。

5年には皇太子殿下と雅子様のご成婚に日本中が注目し、ヨーロッパからはEU発足のニュースが飛び込んできました。

平成元年~5年のヒット曲

参照元URL:https://youtu.be/4g9ZlGhN7oU

平成といえば、元年はThe Blue Hearts やユニコーン、ジュンスカなどが バンドゲームをけん引していました。

 プリンセスプリンセスの「Diamonds」がヒット、X Japanが「紅」でメジャーデビューしたのも元年です。

2年には 「ちびまる子ちゃん」の主題歌「おどるポンポコリン」が大ヒットしました。

平成といえば、序盤は トレンディドラマ全盛期で「東京ラブストーリー」の主題歌、小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」が3年にヒット。

4年も月9の「素顔のままで」の主題歌、米米CLUBが歌う「君がいるだけで」が流行しました。

平成元年~5年の食べ物のブーム

平成といえば、食の多様化が進んだ時代でもあり、バブル期のイタメシブームの流れで 2年にはティラミスが大ブームに。

世間で不況が実感され始める4年は、従来のオシャレな食べ物とは一線を画す もつ鍋がブームになります。

5年にはナタデココが彗星のごとく登場し、人気を博しました。

平成元年~5年に流行した物

平成といえば、ゲーム機器が劇的に進化した時代で、2年には任天堂のスーパーファミコンが登場しスーパーマリオが大人気に。

3年には、ジュリアナ東京に代表される お立ち台ブームに湧き、ワンレン、ボディコンが女性ファッションのトレンドでした。

5年にはJリーグが発足し、サッカー人気に伴いミサンガを付けることが流行しました。

平成元年~5年に活躍した有名人

平成といえば、相撲界では 3年の若貴ブーム4年のバルセロナ五輪では水泳の岩崎恭子選手の金メダルに日本中が湧きました

同4年、 100歳の双子の姉妹、きんさんぎんさんがCMに登場し、お茶の間の人気者に。

5年には、Jリーグのスター選手であるキングカズこと三浦知良選手が時の人となりました。

平成といえば?6年(1994年)~10年(1998年)のヒット曲・食べ物・重大事件・流行

平成6年~10年の重大事件

参照元URL:https://youtu.be/Fza4gou5UFo

平成といえば、大災害や凄惨な事件が頻発した時代です。

7年は、 1月に阪神淡路大震災 3月に地下鉄サリン事件が発生し、社会に暗い影を落とします。

翌8年から被災地の神戸で始まったルミナリエ復興への希望を日本人の心に刻みました。

平成といえば、バブル崩壊による不況で日本経済の低迷が長く続いた時代でもあります。

9年には 山一證券をはじめ多くの株式会社が経営破綻し、消費税が5%に引き上げられ、国民が不安定な世相を実感しました。

平成6年~10年のヒット曲

参照元URL:https://youtu.be/BPrJu0Qx8k0

平成といえば、 0年代後半は小室ファミリーがヒットチャートを席巻する一方、ミスチル、ドリカム、B’zなどの実力派バンドも多くのヒット曲を送り出しました。

9年は 安室奈美恵さんの「Can you clebrate?」が220万枚超の大ヒットを記録してほどなく、結婚と妊娠を発表したのは衝撃的でしたね。

10年には SMAPの「夜空ノムコウ」がヒット、デビュー7年目にしてトップアイドルの座を手に入れました。

平成6年~10年の食べ物のブーム

平成といえば、6年にパンナコッタが人気となり、 9年にはベルギーワッフルも口コミで火が付きブームになります。

平成の終わりにブーム再来のタピオカティーも平成の序盤に1次ブームがあり、認知度が飛躍的にアップ。

他にも、ドやメキシコなどの本格的なエスニック料理も人気を博しました。

平成6年~10年に流行した物

平成6年はソニーのプレステーションの初代が日本で発売され、翌年には世界展開され大ヒットに。

平成といえば、通信機器が単なる連絡手段からエンタメのツールに劇的な進化をとげた時代でもあります。

7年には携帯電話より手ごろな PHSが若い世代で人気となり「ピッチ」とよばれました。

8年には茶髪にルーズソックスの コギャルや安室奈美恵さんを信奉する アムラーのファッションが大ブームとなり、女子高生が流行発信源に。

9年には、バンダイが発売したゲーム「たまごっち」が女子高生を中心に大人気となりました。

平成6年~10年に活躍した有名人

平成といえば、多くのプロスポーツ選手が世界的に活躍した時代でもあります。

6年のイチロー選手の年間200本安打達成や7年の 野茂英雄選手の大リーグ新人王獲得があり野球界が大いに活気づきました。

一方、サッカー日本代表も10年に、ワールドカップに初出場、中田英寿選手が大会後イタリアセリエAのペルージャに移籍しました。

文化面での日本人の活躍も顕著で、6年には大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞。

10年にはベネチア国際映画祭で 北野武監督が金獅子賞を受賞し、世界のキタノと称賛されました。

スポンサードリンク

平成といえば?11年(1999年)~15年(2003年)のヒット曲・食べ物・重大事件・流行

平成11年~15年の重大事件

平成といえば、12年に21世紀を迎えるにあたり、コンピューターの誤作動を心配する 2000年問題が人々の不安をあおりました。

13年に起こった アメリカで同時多発テロに世界が震撼し、対テロの新しい紛争の形がスタート。

14年のサッカーワールドカップの日韓共同開催では、日本代表が初のベスト16に進出し日本中が盛り上がりました。

同14年には、小泉首相が北朝鮮を電撃訪問し 拉致害者5人が帰国を果たして大ニュースに。

学校が週5日制となり「ゆとり教育」がスタートしたのも14年です。

平成11年~15年のヒット曲

参照元URL:https://youtu.be/SRQbQ_nd4fc

平成といえば、10年代は女性ソロシンガーが台頭し、 宇多田ヒカルさんや浜崎あゆみさんに代表される歌姫の時代に。

ミスチル、GLAY、ラルクなど実力派バンド加え、大御所のサザンが「TSUNAMI」などヒット曲を送り出したのも10年代前半です。

15年には SMAPの「世界に一つだけの花」が200万枚越えの大ヒットとなり、社会現象にもなりました。

平成11年~15年の食べ物のブーム

平成10年代に入ると、食べ物では定番スイーツを進化させた 生キャラメルや生チョコがブームとなりました。

13年には抹茶スイーツが全国区となり、スタバの抹茶フラペチーノが発売され人気に。

14年には食肉偽装事件、15年には狂牛病が発生し、平成といえば食の安全性が問われるようになった時代でもあります。

平成11年~15年に流行した物

平成といえば、ギャル文化が定着した時代で、 11年にはガングロ・金髪のヤマンバギャルが話題となりました。

同11年には、携帯でネットサービスが受けられる「iモード」が開始され、どこでも情報をリアルタイムで得ることが可能に

12年にはプレステ2が発売され、DVDプレーヤー付きゲーム機は初代以上の人気となりました。

13年はジブリアニメ「千と千尋の神隠し」が興行収入300億円を超える大ヒット。

14年には多摩川に迷い込んだアゴヒゲアザラシの「たまちゃん」が話題を集めました。

平成11~15年に活躍した有名人

平成といえば、 12年白川秀樹氏、13年野依良治氏、14年田中耕一氏・小柴昌俊氏のダブル受賞と、連続して日本人のノーベル賞受賞者が誕生し時の人に。

スポーツ界でも13年にはイチロー選手、15年には松井秀喜選手が大リーグに移籍し活躍。

12年に行われたシドニーオリンピックでは 高橋尚子選手がマラソンで金メダルを獲得し日本中を歓喜させました。

スポンサードリンク

平成といえば?16年(2004年)~20年(2008年)のヒット曲・食べ物・重大事件・流行

平成16~20年の重大事件

平成といえば、日本各地が大地震に見舞われた時代で、16年に新潟県中越地震、20年に新潟県中越沖地震が発生しました。

17年には小泉純一郎首相が掲げる構造改革の一環で郵政民営化が決定

19年に発覚した 国民年金保険料の記載もれでは、多くの国民が国に対し不信感を抱くことに。

金融不安が続く20年にはリーマンショックで、世界同時不況が引き起こされました。

平成16~20年のヒット曲

参照元URL:https://youtu.be/DwTinTO0o9I

平成といえば、10年代後半はケツメイシやコブクロ、森山直太朗さん、川口恭吾さんなどの 桜ソングがヒット

16年は松平健さんの「マツケンサンバⅡ」が異色のロングヒットとなりました。

KAT-TUNが18年に「Real Face」「SIGNAL」19年に嵐の「Love so sweet」がヒットし、ジャニーズ人気も健在。

20年には 着うた人気を背景にGreeeeNの「キセキ」がヒットしました。

平成16~20年の食べ物のブーム

平成といえば、10年代後半は、マカロンやニューヨークチーズケーキなど新しいスイーツが人気となりました

18年にはパンケーキブームがあり、従来のホットケーキではなくパンケーキの呼び方が定着。

クックパッドや食べログなど、ネットの情報が食べ物のブームに大きな影響力を持つようになりました。

平成16~20年に流行した物

平成といえば、16年に「冬のソナタ」がNHKの地上波で放送され、韓流ブームの火付け役に

17年には温暖化対策と猛暑に配慮した、クールビズを政府が推進し流行語に選ばれました。

ゲーム機やインターネットのサービスも多様化が始まり、 16年にはニンテンドーDS、18年にはWiiが発売され共に人気に。

17年にはユーチューブ、18年にはニコニコ動画がサービスの提供を始め、 20年にはiPhoneが日本に初上陸して話題となりました。

平成16~20年に活躍した有名人

平成といえば、10年代後半は、国内外で多くのスポーツ選手が大活躍しました。

16年のアテネ五輪では水泳の北島康介選手が二冠を達成し「チョー気持ちいい」が流行語に

18年にはトリノ五輪のフィギアスケートで優勝した 荒川静香選手のイナバウアーもブームとなりました。

平成といえば、18年の甲子園を沸かせた斎藤佑樹投手の「ハンカチ王子」が元祖となり、「○○王子」が色々なジャンルで誕生

19年には史上最年少優勝を果たしたゴルフ石川遼選手が「ハニカミ王子」として注目を集めました。

スポンサードリンク

平成といえば?21年(2009年)~25年(2013年)のヒット曲・食べ物・重大事件・流行

平成21~25年の重大事件


平成20年代前半最大のニュースは、 23年3月11日に起こった東日本大震災です。

地震による原発事故から計画停電が始まり、被害の大きさに世界中が衝撃を受けました。

悲しみが日本中に広がる同23年、サッカーの女子W杯で 「ナデシコジャパン」が優勝

翌24年のロンドン五輪で日本勢は38個のメダルを獲得、25年には2020年の東京五輪が決定し、復興の気運が高まりました。

平成21~25年のヒット曲

参照元URL:https://youtu.be/lkHlnWFnA0c

平成といえば、モーニング娘やAKB48など女性アイドルグループがヒット曲を生み出しました。

22年発売の 「ヘビーローテーション」など AKB48がヒットチャートの常連となりました。

24年にはニコニコ動画出身のゴールデンボンバーの「女々しくて」、ユーチューブではきゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」が話題に。

平成21~25年の食べ物のブーム

平成といえば、20年代前半はエスニックブームが再来し、スパイスがきいた東南アジア発の料理が人気に。

21年にはローソンがプレミアムロールケーキを発売し、本格派コンビニスイーツのマーケットが拡大。

平成24年には アサイーボウルやココナッツウォーターなどの健康志向の食べ物がブームとなりました。

平成21~25年に流行した物

平成といえば、20年代に入るとSNS利用者が大幅に増え、 ツイッター発の「~なう」が22年の流行語に。

スマホ利用者が拡大でLINEの登録者数が24年には5000万人を超え、手軽な通信手段として定着。

25年には東北を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のセリフ「じぇじぇじぇ」が人気となりました。

平成21~25年に活躍した有名人

平成といえば、20年代前半は、世界的に活躍するスポーツ選手が多く誕生。

フィギュアスケートの 浅田真央選手や羽生結弦選手、レスリングの 伊調馨選手、吉田沙保里選手、体操の内村航平選手など五輪メダリストが大人気に。

24年には京大の山中伸弥教授がiPS細胞の開発でノーベル賞を受賞し話題となりました。

スポンサードリンク

平成といえば?26年(2014年)~30年(2018年)のヒット曲・食べ物・重大事件・流行

平成26~30年の重大事件

平成といえば、20年代の後半も地震や洪水、火山の噴火など害に見舞われる年が続きました

26年は 御嶽山の噴火、広島集中豪雨による土砂災害、28年の 熊本地震、29年の 九州北部豪雨災害

30年には大阪地震、西日本豪雨、北海道地震と、立て続けに災害に見舞われる年に。

28年には 天皇陛下が「お気持ち」で生前退位の意向を表明されました。

平成26~30年のヒット曲

参照元URL:https://youtu.be/0E00Zuayv9Q

平成といえば、26年に 「アナと雪の女王」の主題歌「ありのままに」が世界的にヒット。

28年にはジャスティンビーバーのツイッターへのお気に入り投稿がきっかけで 、ピコ太郎の「PPAP」も世界中で話題に。

30年には、DA PUMPの「USA」がヒットしたほか、米津玄師さんの「Lemon」が息の長いヒットとなりました。

平成26~30年の食べ物のブーム

平成といえば、20年代後半に入ると インスタ映えを意識した食べ物のブームが多く誕生。

ジャーサラダや塩レモン、デコ弁など、外食ではなく自分で作る見栄えの良い料理がブームに。

また、20年代中盤からの 熟成肉ブームが継続して厚切りの赤身のステーキが人気となり「いきなりステーキ」がブレイクしました。

平成26~30年に流行した物

参照元URL:https://youtu.be/jhOVibLEDhA

平成といえば、訪日外国人観光客が飛躍的に増えた時代で、27年には「爆買い」が注目を集めました

28年にはドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディング 星野源さんの「恋」に合わせて踊る「恋ダンス」が流行。

政治では、29年に森友加計問題に関する安倍晋三首相への追及で「忖度(そんたく)」が流行語になりました。

平成26~30年に活躍した有名人

平成といえば、20年代後半は、卓球の張本智和選手や将棋の藤井聡太棋士など若い才能が注目されました。

平成30年にはテニスの全米オープンで大阪なおみ選手が優勝して時の人に。

若い世代が活躍する一方、 平成28年にはSMAPが解散、30年には安室奈美恵さんが引退し、多くの人が一つの時代の終わりを痛感しました。

平成といえば大きな変化があった激動の時代!

平成といえば、をテーマにヒット曲や重大事件、食べ物のブームから流行まで、かけ足で振り返ってきましたがいかがでしたか。

長いようで短かった平成という時代が終わる感慨を、この記事でシェアしていただければ幸いです。

以上、「平成といえば?ヒット曲や食べ物のブーム、重大事件から流行した物・人を振り返る!」を紹介しました。

スポンサードリンク